自作ピザ窯もいよいよ佳境に入ってまいりました。

 ピザ窯のアーチ部分は男のロマンでもあるのですが、一番の不安でもあります。

 かまぼこ木型はちゃんとサイズあっているか。クサビでちゃんと角度調整できて予定通りのレンガがちゃんと入るか。上手くレンガを積めるか。最後、かまぼこ木型は抜けるか。などなど。

 ま、やったことないのだからいくら考えたってしょうがないのですが、少しでもうまくいくようになんかいい方法はないかなーとつい考えてしまします。

 さて、ピザ窯のアーチ部分に耐火レンガを積んでいきますよ。



ピザ窯、アーチに耐火レンガを積む

  まずはレンガをアーチに積むためのかまぼこ木型を置く高さを調整します。

ピザ窯アーチ03

 レンガをこんな風に置いて、その上にかまぼこ木型をのせました。

ピザ窯アーチ04

 横から見ると、こんな感じです。

ピザ窯アーチ05

 半円の一番下のところがレンガの積み始めのところにだいたいなっています。

 とりあえず試しに仮積みしてみます。

ピザ窯アーチ06

 計算して作っておいたクサビをかましながら積んでいきます。

 前面だけですが、ぐるっとアーチになりました。

ピザ窯アーチ07

 横から見るとこんな感じ。

ピザ窯アーチ08

 ただ積んだだけなんですが、ちゃんと予定通りレンガがアーチになって、テンション上がりました!




 アーチ積み本番の前に、かまぼこ木型にビニールを貼りました。

ピザ窯アーチ10

 ひらいた半透明のゴミ袋をタッカー(ホッチキスみたいな奴)でバチンバチンととめていきます。ビニールを貼ったのは後で木型を抜きやすくするためです。

 まあ、木なので外れなければ燃やせばいいのですが、スッと外れたほうが時間がかからなくていいし、完成前に汚れ無くていいし、ということでビニールをしました。

 ビニールで覆ったかまぼこ木型をのっけて、

ピザ窯アーチ11

 クサビがある分だけのレンガをぐるっと左右から積み上げました。

ピザ窯アーチ12

 ピザ窯の背面にはかまぼこ木型が無いので、レンガやら石やら、そのへんに落ちてる板なんかを詰め詰めしてアーチが歪まないようにしました。

ピザ窯アーチ13

 クサビを押しこんだり、引いたりすることで角度が調整できるので、それほど几帳面にクサビを作る必要ななかったのかもしれません。

ピザ窯アーチ14

 ここに目地バッグ(ホントはケーキ用の絞り袋だけど)でかなりゆるめに練ったアサヒキャスターを入れ込んでいきます。

ピザ窯アーチ15

 奥の方は狭いのでなかなかアサヒキャスターが入っていかないのですが、コテやヘラでつつきながら少しでも入れていきます。

 指でぐいぐい押し込みました。

ピザ窯アーチ16

 ある程度、固まってきたらクサビを下から抜いて、

ピザ窯アーチ17

 抜いた穴にアサヒキャスターを絞り入れていきます。抜けにくいクサビはペンチでグイグイやると抜けます。

 クサビを全部抜いて、穴もしっかり埋めたら、残りのブロックを積みました。

ピザ窯アーチ19

 上から見るとこんな感じです。

ピザ窯アーチ20

 煙突用の穴が開いています。

 この時、背面はこんな感じになっています。

ピザ窯アーチ18

 同じようにしてアサヒキャスターを絞って詰めて、ヘラでシャコシャコして、指でぐいぐいして、残りの目地をガンガン埋めていきました。

 アーチ部分、完成!

ピザ窯アーチ21

 斜めから見ると

ピザ窯アーチ22

 ちょっと凹んでいる目地もありますが、このアーチ部分の目地、めちゃくちゃアサヒキャスターを使ったので、なくなってしましました。

 アーチの目地にたくさんアサヒキャスターを使うというのは、いろんな人がブログで言っていて、一応知ってはいたのですが、、、

 ここまででアサヒキャスター6袋が終了です。1袋ネットで追加注文しました。



ピザ窯の背面のレンガ積み

 追加したアサヒキャスターが届いたので、ピザ窯作りを再開。

ピザ窯アーチ26

 がしかし、このネットで追加したアサヒキャスター、今までのアサヒキャスターと様子が違いました。

 粗い

 貝殻?の粒がデカイ。粒がデカイと目地バッグで絞りづらいし、細い目地には全然入って行きません。ここに来て作業の進みが格段に遅くなってしまいました。

 そんでもって、綺麗に仕上がらない。。。ま、腕のせいもありますが、、、仕方ない。そういうこともあるんだ、と割りきることにしました。

 まずはピザ窯の背面からレンガを積んでいきます。

ピザ窯アーチ23

 こんな感じに、目地代わりにクサビを入れて、見えにくいかもしれませんが、アーチと並行になるようにレンガに鉛筆で線を入れました。

 一番上の部分も、

ピザ窯アーチ24

 こんな感じに線を入れて、ディスクグラインダーで、えっちらおっちらカットしました。

 細くなるところは割れちゃったりするかな、と思ったのですが、意外とキレイにカットできました。

 カットしたレンガを仮置きしてみます。

ピザ窯アーチ25

 おお〜、いい感じ。一番上の両サイドは、切ったレンガの切り落としを入れることに。

 これをNEWアサヒキャスターを練って積んでいきました。一番上の部分はハンマーでゆっくり打ち込んでいくようにして入れ込みました。

ピザ窯アーチ27

 背面、完成しました!

 写真でNEWなアサヒキャスターの粗さが伝わりますかね?前のアサヒキャスターを使った一番下の目地と比べると、明らかにツブツブが多いです。

 見た目は、まあいいとして、ほんと絞りにくい、入れ込みにくいんです。。。

アサヒキャスター(送料込み)  4530円



ピザ窯の前面のレンガ積み

 今度は前面のレンガ積みです。の前にこれまでアーチ部分を支えてくれていたかまぼこ木型を外します。

ピザ窯アーチ28

 下の支えのレンガを抜き取って、グリグリを木型を揺すると

ピザ窯アーチ29

 簡単に抜けました!ビニール無しでやったことないから、分かりませんが、ビニールのおかげってことにしとこう。

 中を覗いてみると

ピザ窯アーチ30

 うーん、予想はしていましたが、やっぱり、目地に隙間があります。

 この目地の隙間に練ったアサヒキャスターを手でグリグリグリグリと押し込みました。ほっそい目地には入って行きませんが。。。

 とりあえず、これでよしとすることにしました。

ピザ窯アーチ33

 さて、前面と背面の大きな違いは下の支えがないことです。なので、支えを作ります。

 一個2380円の高級耐火レンガ、大判レンガです。

ピザ窯アーチ01

 これを縦にカットします。

ピザ窯アーチ02

 大判のレンガを縦にディスクグラインダーでカットした動画です。これは思っていた以上にキレイに切れました。一個が高いし、割れたらどうしよ~とビビリながら切りました。

4分30秒の動画です】

 無事、カットできた大判レンガを更に、長さを合わせてカットしました。

ピザ窯アーチ31

 かまぼこ木型を抜くために積んでいなかった前面の両サイドに半マスのレンガとカットした大判レンガを積みました。

ピザ窯アーチ34

 これで、下の支えができたので、あとは背面と同じようにしてカットしたレンガ、

ピザ窯アーチ32

を積んでいきます。

ピザ窯アーチ35

 目地バックでアサヒキャスターを絞り込んで、指でしっかり押さえて、スポジワークをして、前面完成!

ピザ窯アーチ36

 残すは煙突のみとなりました。

ピザ窯の煙突のレンガ積み

 煙突は「レンガ」にするか、薪ストーブに使うような「ステンレスの煙突パーツ」を使うか最後まで迷いましたが、レンガで短めの煙突をとりあえずつけることにしました。

 ピザ窯をつくっている場所は海から結構近く、風が強い日はものごっつう強いので、ステンレスの煙突を何の支えもなしに立てるだけというのはちょっと不安。ということで、短めのレンガの煙突をつけて、必要なら後でその上に煙突パーツを取り付けることにしました。

 それと、ダンパー(煙突の空気の通り道を遮断したり、量を調節したりするもの)を設置するのもレンガのほうが簡単そうだったので。

 煙突に使うレンガは耐熱レンガを縦に切って、

ピザ窯アーチ09

 焼床をのせるレンガの切り落としをちょっと切ったもの

ピザ窯アーチ38

を組み合わせて、

ピザ窯アーチ39

 こんな感じにして2段だけ積みました。

ピザ窯アーチ41

 難しいところは何も無いはずなんですが、いかんせん、アサヒキャスターが粗い。。。

ピザ窯アーチ40

 キレイに整えよう、整えようとスポンジワークを頑張れば頑張るほど、どんどん粗さが目立ってきてしましました。

 この前面に開いている細い穴に板状のものを差し込んで、ダンパーにします。一番温度の高いところについてる煙突が開きっぱなしだと、ピザ窯の温度が上がりにくいですもんね。

 正面からのピザ窯。

ピザ窯アーチ43

 斜めからのピザ窯。

ピザ窯アーチ42

 このあと、あーしたい、こーしたいという装飾的なこととか、もうちょっと手を加えたいコトもあるのですが、ここでひとまずピザ窯は完成ということにして、次回は火入れをして試運転します。

 よし!ピザ窯、完成!!とりあえず。

ナポリピッツァの生地の作り方もしくは自作ピザ窯でナポリピッツァを焼くへつづく。

しばらくしてから、ピザ窯にタイルを張りました。タイル張りの様子はこちらから。
自作ピザ窯 外用タイルの貼り方 準備編

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