自作ピザ窯でナポリピッツァを焼くの第一日目は、ピザ窯ちょっと壊れちゃったし、ピザもイメージしていたものとは程遠いものだったし、、、がっくり落ち込みました。
ピザ窯作りがわりと順調だっただけに、ちょっとショックでしたが、落ち込んでいても仕方ないので二日目も張り切ってピザを焼いていくことに。
ピザ窯の灰の整理
まずは昨日の灰の整理と破損部分の確認をしとこうかと。
灰です。
灰掻きで灰を取り除いてキレイにします。
焼床のチェック。
特に問題なし。手前のヒビが気になっていたけど、コンコン叩いてみた感じは問題なさそう。
焼床の下の剥がれたところはこんな感じ。
奥をよく見てみると、一番奥の角はごっそり落ちちゃった感じです。
焼床支えている耐火レンガとの接続部分は
こんな感じにヒビが入っている。
それから、焼床の前面の接続部分にもヒビ。
まあ、このくらいのヒビは問題ないといいますか、仕方ない。
焼床が崩れたら、崩れたで、また直すのがネタになるからいいか、と思うことにしました^_^
自作ピザ窯でピザを焼く二日目
二日目も一日目と同様、あ、一日目と違うのは煙突を塞がないところ。
焼床の穴をレンガで塞いで、
小枝で組んだ中に着火剤を入れて、火をつけます。
だんだん燃え始めました。
ゆっくり、薪をくべながら、200℃を超えたのは1時間を過ぎたころ。
今日は昨日より高い温度で焼きたいので、もうしばらく薪をくべながら温度を上げていきました。
着火してから1時間40分を過ぎたころ、温度計が300℃近くになりました。
このくらいで今日は、焼いてみることに。
耐火レンガを外して、ガンガン炎の上がる奥の方に一枚目のピザを投入。
おっ、いい感じにフチが上がってきています。
この日の一枚目のピザが焼き上がり。時間は3分。
全然スス感はないし、フチも、底もパリッとしてて昨日とは全然違うっ!いい感じ!
2枚目は一枚目と同じような焼き上がりでした。
ので、薪を投入して、火力を上げてからの三枚目投入。
おおっ!今までで一番いい感じに上がっています!
三枚目も焼き上がりには3分程かかりましたが、
今まででフチの感じが一番いい感じです。ココの感じが全体に出て、
もっと焼色が付けば完璧!
あとはもうちょっと温度を上げればイメージのナポリピッツァになりそう!
食べても、サクサク、カリカリ感がいい感じ!
”薄くてカリッとしたピザが好きなんよ”と言っていた母は昨日のはフチを残していたけど、今回のは美味しいと言ってフチまで食べていました。
一日目は温度が250℃で焼き時間が5分。二日目は300℃で3分でした。
ナポリピッツァは1分30秒で焼きあがるのが良いとされているので、次回は覚悟を決めて、温度を上げてみよっと。
自作ピザ窯でピッツァを焼いてみた感想
そもそも、自分でピザ窯を作ろうと思ったのは、家庭のオーブンじゃ到達できない温度でピザを焼きたかったから。
今回は二日目は温度計で300℃まで上げたので、奥の方ははもうちょっとあったと思うけど、奥を400℃くらいまであげたい。
薪を燃やし始めて最初の温度が低いうちは、
こんな感じにススが出て真っ黒になります。
でも、燃やし続けていって温度が徐々に高くなって300℃になる頃には、
こんな感じに、真っ白になっています。これを「スス切れ」と言うそう。そうなったらピザの入れ頃なんだそう。温度計がない場合は目安にしてみてください。
一日目には、どうなるかと思ったけれど、なんとか二日目に思っていたくらいのピザが焼けたので、良かったです。
普通の電気やガスのオーブンでも、使いこなすのに時間がかかるものなので、石窯ピザ窯とは、じっくりと付き合って仲良くなっていけたらいいなー、などと思いながら後片付けをして今回のピザ焼きは終了。
”ブルーシートは外さないでね”と母に釘を差して、おうちに帰りました。
まだ、そーのピザは森山ナポリに全然達していない。。。
ピザ窯作りにコメントや質問をちょこちょこ頂いていて、嬉しい限りです。もし良かったら、このブログを参考に作られたピザ窯の完成写真などもコメント欄から送って頂けると、このブログに掲載させていただきます。ピザ窯ライフを分かち合えたら嬉しいです!(^o^)!
つく◯ぽ!自作ピザ窯、自作石窯レポート
大変楽しく、興味深く拝見しました。質問ですが、焼床には、土台の天板に使ったような「ワイヤーメッシュ」は使わなかったのでしょうか?使ってないとしたら強度は大丈夫なのでしょうか?
また、この続きは連載されないのでしょうか?
教えていただければ幸いです。
HEBOさん、こんにちは。はじめまして。
「ピザ窯の作り方」をご覧頂きありがとうございます。
>焼床には、土台の天板に使ったような「ワイヤーメッシュ」は使わなかったのでしょうか?
はい、焼き床にはワイヤーメッシュはあえて入れませんでした。素人考えなのですが、ピザ窯は300℃〜400℃になるので、多少なりとも鉄(?)というか金属のワイヤーメッシュは膨張するんじゃないかと思いまして。
火を落としてピザ窯の温度が下がると、今度は縮む、というのを繰り返すと、逆にワイヤーメッシュ回りの強度が弱くなっちゃうんじゃないかと思いまして、、、あくまで、僕がそう思う、というだけで根拠はありません^_^
この続きも書きたいと言いますか、やりたいのですが、まだいじれていません。気長にお待ち下さい〜
コメントありがとうございます。
むちゃくちゃ面白かったです。
写真が綺麗で、細かい質感までよく伝わってきます。
まるで自分が窯の前に立っているかのような臨場感を味わいながら読み進めました。
その後、400℃で焼き続けることができているのか気になっています。
kenji maekawaさん、こんにちは。返信遅くなってすいません。。。
>むちゃくちゃ面白かったです。
ありがとうございます。その後、、、、全然ピザ窯に火を入れられていません。
タイル貼りたんだけどな〜コメントありがとうございます。
ヤフーブログ「さすらいの武士」のモノノフと申します ^w^
ピザ窯にかける主様の並々ならぬ情熱に感動致しました!
私も以前から自宅の庭にピザ窯を作りたいと思ってましたが、
御貴殿の記事を読んで自分の考えの甘さを痛感致しました^^;
でもやっぱりいつかは自分の窯を作ってみたいと思ってますw
モノノフさん、こんにちは。そーと申します。
情熱なのか、成り行きなのかは謎ですが、、、ありがとうございます^_^
僕も作り始めた時は、完成するんだろうか、、、と思っていましたが、やってしまうと結構できるもんだな〜という感じです。
ぜひご自宅の庭にこしらえてください〜手伝いに、、、和歌山か、、、気持ちだけ、、、行きます\(^o^)/
コメントありがとうございました。
はじめまして!
面白く拝見させていただきました!
私もナポリピザに憧れて自作しまして、とても楽しいピザライフを過ごせています!
現在、釜は丸2年を経過していますが、特に損傷はありませんし、トラブルにも見舞われていませんが、トラブルもまたネタのひとつなのでとことん楽しみたいと思っています!
これからもピザ楽しんでください!
ほーりーさん、こんにちは、はじめまして!
ピザ窯の先輩に見られますと恥ずかしいですが、読んで頂きありがとうございます。
>トラブルもまたネタのひとつなのでとことん楽しみたいと思っています!
ほんとにトラブルはネタですよね^_^
はい、もっとピザ窯を楽しもうと思います!
コメントありがとうございます。