IKEA(イケア)で買ってきたワークトップ(天板)に穴を空けて、キッチンに設置、コーキングまでできたので、今度は同じくイケアで買ってきたシンクと排水トラップを設置します。IKEAのシンクにはIKEAの排水トラップしか接続できません。日本の排水トラップは付かないので気をつけてください。
IKEAで買ったシンク、排水トラップはこれです。
これらシンク、排水トラップの詳細については、こちらの記事を参考にしてみてください。
目次
IKEA(イケア)のシンクと排水トラップを取り付ける動画
IKEAのシンクと排水トラップの取り付けは、この動画を見てもらえれば、そんなに迷うことなく取り付けができるかと思います。取り付け自体は難しくありませんが、説明書が日本的な丁寧な説明書ではないので、けっこう惑わされます^_^
IKEAのシンクロングウッッデンの設置
僕が買ったシンクはロングウッデンという名前のシンクで、一層で蛇口の穴が空いているタイプのシンクです。
まずは、付属の吸音シートをシンクの裏側に貼り付けます。この吸音シートがあるとないとではかなり水音の反響が違います。
全部で8枚付いているので、説明書の通り、左右に1枚づつ、前後と下面に2枚づつ貼り付けました。
IKEAのシンクは、この取付け金具でワークトップに固定します。
このままつけても、取り付けられないことはないとは思うのですが、金具が引っ掛かって、僕はうまくいきませんでした。
なので、ちょっと入りやすいように、金具のネジを少しゆるめて、
ネジの先が白いプラスチックパーツから、ギリギリ先がでないくらいまでゆるたら、
クイッと曲がるようになるので、曲げます。
こんな感じです。入っているときは右のような状態です。それを全部左のような状態にします。
全部の金具を角度をつけたら、シンクの周りの穴に引っ掛けていきます。
金具に角度をつけることで、金具が内側に入りやすくなります。
金具を全部引っ掛けたら、シンクをひっくり返して、表側にします。ひっくり返す時に金具が落ちたら、引っ掛けます。
このまま穴に入れていきます。
これでも、取付金具が引っ掛かるので、金具をちょいちょいと軽く内側に押し込んであげるとシンクが入っていきます。
シンクが入ったら、今度は下からの作業です。
IKEAの説明書だと、ワークトップをひっくり返した状態で取り付けていますが、僕はワークトップを固定、シリコンコーキングをしてからシンクを設置することにしたので、下からの作業になります。
そこで、活躍するのが、ベッセルの電動ドライバーです。
小さく、軽く、狭い場所での作業に最適です。IKEAの取付説明書には、電動工具は使っちゃダメ!と書いていますが、ベッセルの電動ドライバーはパワーがそれほど強くないですし、手動の普通のドライバーとしても使えるので、最後の締めは手動で加減しながらできます。
さっき入れやすくするために折り曲げた金具をワークトップに噛むように元に戻したら、ネジを締めていきます。
こんな感じにしっかりと全部のネジを締めれば固定完了です。
シンクまわりもコーキングしたほうがいいのかな?とも思ったのですが、シンクの裏には、水が入らないようにパッキンが付いているので、コーキングはしないことにしました。
蛇口の取り付け
蛇口はまだ比較的新しいので付いていたものを元に戻します。蛇口の交換はそれほど難しくもめんどくさくもないので、気に入ったのが見つかったら交換したい。
蛇口の固定金具を取り付けて、
蛇口を入れます。
蛇口を固定金具にネジで固定。
水道管と接続します。
蛇口の取り付けは、外したのをもとに戻すだけだし、取り付ける蛇口にもよるので、ここではざっくりにしました。蛇口の交換についてはこちらの記事で詳細に解説しているので、良かったら参考にしてみてください。
水道管、排水管周りのパテと排水用防臭キャップ
シンクの排水トラップを取り付ける前に、防虫対策として、水道管、排水管周りの隙間のパテ埋めと、排水管の臭いがもれないように防臭キャップ(防臭アダプター)の取り付けをします。
水道管、排水管周りのパテ
水道管と排水管周りに隙間があったので、一応パテで埋めておこうと思います。使ったパテはセメダイン すきまパテの200gの灰色です。
なんてことはありません。パテをちぎって、コロコロ棒状にして、それをクルッと隙間に巻きつけてしっかり押さえるだけです。
排水用防臭キャップ、アダプター
排水トラップと排水管とのつなぎ目に隙間ができないようにするのが、防臭キャップ、防臭アダプターと呼ばれるパーツです。
排水管と、排水トラップのサイズで選びます。あと、蛇腹にも使えるタイプとそうでないタイプがあるみたいです。僕は、IKEAの排水トラップのセットを見て、蛇腹のパイプが入っているから、蛇腹にも使えるタイプの防臭キャップを買いました。
が、IKEAの排水トラップは、蛇腹の先にこのパーツを付けて排水管と繋ぐので、蛇腹に対応してない防臭キャップでも良かったみたいです。
僕が買ったのは、これです。
この排水アダプターは、排水管側(下)は50VP、VU管に接続できます。VPとVUの違いは管の厚みでVPは厚く、VUは薄いもので排水管は薄いタイプのものみたいです。どちらも外径は6cmです。
排水トラップ側は32㎜、38㎜の管、もしくは蛇腹ホースに対応しています。排水ストラップ側のサイズは測らずに買ってしまったのですが、ちゃんと入りました。
どちらかと言うと、排水管側(下)に取り付けるより、排水トラップ側(上のパーツ)に取り付けるほうがきつかったので、排水トラップのパーツの方に差し込むことにします。
IKEAの排水トラップの取り付け
IKEAのリルヴィーケンという名前の排水トラップで1ボウル用です。
僕が取り付けたシンク、ロングウッデンはオーバーフローホール(溢れないようにするための穴)がないタイプなので、このパーツ一式を使いません。
あと、このジャバラホースに付いているこのパーツは、壁に固定するためのものですが、これも使いません。
排水アダプターをこのパーツの細い側に取り付けます。
けっこうキツキツで差し込むのに手こずりましたが、グリグリやってたら。入りました。
説明書を見ると、このパーツの丸い箇所をくり抜くように書いていますが、
これは先程のオーバーフローホールがあるタイプのときの話です。今回、僕が取り付けたシンクでは、穴を空けません。
あと、この部分もカットしません。
たぶん食器洗浄機?の排水を接続する時にカットするんだと思います。接続しないのでカットしません。
このメインの排水パイプに黄色のキャップをカチッとねじ込みます。
このパーツを外すことで、中に溜まったゴミを取り出せるみたいです。
で、この2つのパーツを組みます。パッキンが付いているので、グッとしっかりとはめ込みます。
蛇腹パイプが長過ぎる場合は、カットすると説明書には書いています。今回はカットせずそのまま使います。
で、蛇腹パイプの蛇腹がギリギリまである方(写真の下側)にパッキンを取り付けます。蛇腹の8個目の凹み部分にパッキンをセットします。
これで、パーツの準備ができたので、シンクに取り付けていきます。シンクに貼ってあるシールを剥がします。
そして、さっき組み合わせたこのパーツを取り付けたい排水トラップの向き、位置に調整してシンクの下からあてます。
最初は養生テープで固定しようとしたのですが、うまくいかず、娘に下から押さえてもらいました。
その状態で上からこのパーツを裏側の白い発泡のリングを着けたままセットして、
ネジパーツを中央に入れ、
付属している専用の黄色い工具でねじをしっかりと締めます。
ゴミ取りの部分を装着したら上は完了です。
蛇腹パイプのパッキンを取り付けたのと反対側を奥まで差し込みます。
排水アダプターを取り付けたパーツを排水管に差し込んで、
蛇腹パイプをそこへ差込ます。
これで接続は完了です。
水道の元栓を空けて、シンクに水を貯めて、流して、水漏れがないかをチェックします。
水道管の元栓部分が緩んでいて、そこから水漏れしてしまいましたが(しっかり締めたら大丈夫でした)、接続した蛇口、取り付けたシンク、排水トラップは問題ありませんでした〜
水漏れしなかったので、底板を取り付けて接続しました。
黄色い専用ねじ回しはなくさないように、排水トラップのねじ回し取り付け場所に差し込んでおきます。
これで、IKEAのシンクと排水アダプターの取り付けは完成です。排水アダプターとパテでしっかりと穴を塞いだので、リフォーム前はちょっと嫌な匂いがしたシンク下でしたが、まったく臭わなくなりました。
IKEAのシンク、排水トラップの取り付けは、動画とこのブログを見てもらうと、それほど難しくないと思います。最初にも言いましたが、説明書を見てやろうとすると、惑わされます^_^