築30年以上経ってる家だからキリ良く「築30年」って書いていたんだけど、、、よく考えたらもう35年経ってた。ってことで35年モノのキッチンのリフォームをはじめました。
最初は書斎で壁紙と床のリフォームをやって、次にトイレのリフォームでちょっとだけ水回りをやって、と自分的には段階を踏んで、ついにキッチンのリフォームに取り掛かりました。
自宅のひとつしかないキッチンをDIYでリフォームするってのは、それだけで躊躇しちゃいますよね。もし、ちゃんと出来なかったらキッチンがなくなるまでいかなくても、リフォームしなきゃ良かったってなりかねません。ものすごーく長い時間キッチンが使えなかったり、リフォームに失敗してプロにお願いすることになって二重にお金かかっちゃったりしちゃうんじゃないか、、、と不安だらけです。
なので、ものすんごく調べて、調べて取り掛かっています。まーそれでも失敗もするんですけどね。
で、色々調べた上で、キッチンのリフォームをどこまでやるか、いや、どこまでなら自分でやれるのかを考えると、キッチンを全部1から作るのはちょっと荷が重い。でも、キッチンの天板を交換するだけなら自分ひとりでもできそーだなと。ちょっと見栄えも良くなりそうだし。
前置きが長くなりましたが、キッチンの天板とシンクを探しにIKEAに行ってきました。このブログでは動画では文字数の関係で書けなかったことを中心に解説しています。
目次
IKEAのワークトップに交換する動画
【キッチンリフォームはじめました!水道の蛇口、排水管、ビルトインコンロ、天板を外す!】
【IKEAのワークトップとシンクを紹介します!】
【総集編キッチンの天板をIKEAのワークトップに交換する】
IKEAでキッチンのワークトップ(天板)を選ぶ
動画でもこの記事のタイトルでも普通に「ワークトップ」って言っていますが、そもそも「キッチンの天板」を調べていて、「ワークトップ」という言葉を初めて知りました。
キッチンのシンクやコンロが付いている天板部分のことをワークトップと呼ぶらしいです。キッチンのカウンターテーブルに使ったり、デスクの天板にしたりと用途はいろいろです。
そのワークトップをたくさんの種類とサイズを取り扱っていて、僕のような素人でも気軽に買いに行けるのがIKEAです。IKEAのネットショップでも買えますし、ものによってはAmazonや楽天、ヤフーショッピングなどでも取り扱いがあります。
ネットでも買えるのですが、うちから車で1時間ちょっとの所に実店舗があるので、実物を見に店舗に行って来ました。リフォームするにあたって、IKEAにディスプレイしてある色々なキッチンを見られて参考になりました。
IKEAのキッチンワークトップには大きく分けて、「メラミンラミネート」、「厚突き板」、「人工大理石」の3種類があります。人工大理石はカットできないっぽいのでちょっと置いておいて、メラミンラミネートと厚突き板の違いはこんな感じです。
厚さ | カット | ヤスリ | お手入れ | |
メラミンラミネート | 2.8cm | ◯ | × | 水拭き、中性洗剤 |
厚突き板 | 3.8cm | ◯ | ◯ | オイルで定期的にお手入れ |
僕は元々の天板も厚さが3.8cmだと思っていた(実際は前面だけ厚くなっていて2cmでした)のと、見た目で厚突き板のワークトップの中からピンナルプのウォールナットを選びました。
お手入れ的にはメラミンラミネートのほうが楽そうですね。あと厚さが1cm違うので、サイズが大きくなればなるほど重さもかなり違うと思います。メラミンラミネートのほうが軽くて扱いやすそうです。
僕が最終的に購入したワークトップは、厚突き板のピンナルプ、ウォールナット(259×65×3.8cm)です。ちょっとお手入れに気を使わなくちゃいけなさそうではありますが、木の風合いがとてもいい感じで気に入っています。だんだん変化してくる(とIKEAのページに書いてあった)色合いも楽しめるみたいですし。
こんな感じの板が置いてあって選ぶのですが、IKEA内にディスプレイされているたくさんのキッチンに色々なワークトップ、シンクが使われているので、イメージしやすかったです。
うちのキッチンの元々の天板は262cmほどの長さがあるので、259cmではちょっと足りないのですが、現行ではこれが一番長いサイズでした。ネットの昔の記事とかではもっと大きなサイズのものも見かけたのですが、、、
でも多分、このサイズが嫁と二人で持ち上げられるギリギリの大きさだと思います。これ以上長いと、多分、嫁とでは持ち上がりません。このワークトップめちゃくちゃ重いんです。
このワークトップを購入するにあたって、事前に車に乗るかどうか車内のサイズを測ったところ、ギリギリ入るサイズだったはずなのですが、、、
カーナビがなくて、フロントガラスギリギリまでいければなんとか入ったかもしれません。が、カーナビは取り外せないし、思った以上重くてフロントガラスを突き破っちゃう可能性もなくはない、ってことで配送してもらうことになりました。配送費はまあまあかかりました。
玄関先でのお渡し | 4,500円 |
お部屋のへの搬入 | 5,500円 |
IKEAでシンクを選ぶ
IKEAでワークトップと一緒に選んできたのがシンクです。シンクもなかなか素人がものを見て選べる場所ってないですよね。ホームセンターなどでもキッチンリフォームに組み込まれていて、シンクだけを販売している感じではありませんでした。
その点、IKEAではいくつものシンクを見て触って選ぶことができました。僕が買ったのはこれです。ロングウッデンという名前のシンクです。
元々のシンクは2槽で結構広いものでしたが、ワークトップの作業場を広く取るために1槽のコンパクトなタイプを選びました。蛇口の取り付け穴も付いているので、シンクの穴さえ空ければ、蛇口の穴を空けなくて済むのも良かったです。
IKEAのショールームに並んでいるシンクには吸音シートが貼られていなかったので、音が気になるなーとボンボン叩いていたのですが、、、
吸音シートは付属で付いていました。危うく楽天で吸音シートを買っちゃうところでした。
IKEAのシンクの注意点
IKEAのシンクにはIKEAの排水トラップしか付きません。日本の排水トラップは取り付けられないので、専用の排水トラップを別に購入しなければいけません。
で、その排水トラップは、今まで僕が使っていたような大きな籠の入るタイプのものはありません。これはちょっと僕的には残念でした。が、付かないものは仕方ありません。。。
IKEAのキッチン用排水トラップはそんなに種類があるわけではなく、1槽用か2槽用かを選ぶだけです。
ワークトップもシンクもIKEAの倉庫から自分では持ってこれない
IKEAに行き慣れている人にはあたり前のことなのかもしれませんが、ワークトップやシンクのように黄色い札の付いている商品は、IKEAの倉庫から自分で探して会計するといったものではありません。
店員さんに欲しい商品を伝えると、その商品のバーコードの付いた紙を貰えるので、それを持ってレジでお会計をします。そうすると、レジの外の商品引き渡し口みたいな所で受け取れます。
店内の機械からでも商品の注文ができるみたいなのですが、何回かやってみたものの、うまくいかず、、、店員さんにお願いしました。
受け取って初めてワークトップの大きさと重さをちゃんと認識しました。シンクはともかく、ワークトップは、倉庫に置いてあって自分で取るスタイルでは無理なサイズでした。
IKEAの店舗が近くにある人は行くと色々見られてリフォームのイメージも湧いて楽しいですよ。でも、近くに店舗がない人はネットでも買えます。
キッチンリフォームのワークトップやシンク選びの何かしらの参考になれば幸いです。