IKEAのワークトップに穴を空けて、カットして設置までこぎつけたので、壁際をシリコンでコーキングして水などが入らないようにします。

 正直、シリコンコーキングはそれほど難しくないだろー、普通にはできるだろー、と甘く見ていました。がしかし、このシリコンコーキングでIKEAのワークトップの交換の作業の中で最も大きな失敗をしました。

シリコンコーキングの失敗2

 コーキングは、失敗するとそれを落とすのが大変です。なので、コーキングは緊張感を持って心して挑んでください^_^

シリコンコーキングの動画

シリコンコーキングの失敗

 シリコンコーキングは、マスキングテープで余計な所に付かないようにシリコンをキレイに真っ直ぐに整えるのですが、、、

シリコンコーキングの失敗5

 これ、分かりますかね?シリコンがうまく押さえられてなくて、マスキキングテープを横に引っ張るように抜いちゃったから?シリコンの下に隙間ができちゃったんです。隙間を埋めるためのシリコンに隙間が、、、均すのに使うヘラのサイズ、力加減?がうまくいっていないから?

 でも、この隙間に汚れが溜まっていくのは明らかなので、やり直すことにしました。で、ここで更なる失敗を犯します。

 柔らかいうちなら拭き取れる(はぎ取れる)やろー!!と、

シリコンコーキングの失敗

シリコンコーキングの失敗3

 後で調べたら、やり直すなら固まってからカッターで削ぐのがいいみたいです。。。一番やっちゃいけないのをやってしまいました(T_T)

 この状態になったのが、深夜1時過ぎ。呆然として、、、とりあえず寝よー、と一旦現実逃避しました。

 翌朝、現実と向き合い、この広げてしまったシリコンをひたすら、カッターとヘラで削ぎました。結局、一度固定したワークトップを外さないと、シリコンを取り切れないと判断して、外しました。

シリコンコーキングの失敗2

 新しいシリコンは、35年モノのシリコンと比べ物にならないくらい落とすのが大変です。

コゲとりスポンジ

 そんな中で、このダイソーで売っている「コゲとりスポンジ」が大活躍!コゲ取りはもちろん、水垢取りにも優秀なスポンジは、シリコン取りにも威力を発揮してくれました。これに気が付かなかったら、もっともっと大変だったと思います。

シリコンコーキングの失敗6

 そして、ワークトップ側のシリコンは、ワークトップを傷つけないように気をつけながらカッターで剥ぎ取りました。

シリコンコーキングの失敗7

 丸一日かけて、シリコンを取り除きました。頑張った甲斐あって、なんとか失敗前の状態まで戻せまたと思います。

シリコンコーキング失敗8

コークスクエア 目地仕上げ用ヘラ

 もー失敗したくない。めちゃくちゃ大変だったシリコンを剥ぐ作業を二度としたくない、、、ので、コーキング素人の僕が同じ失敗をしないようにどーすればいいのかを考えました。

 考えた結果、このヘラを買いました。コークスクエア 目地仕上げ用ヘラって名前のヘラです。

コーキング用ヘラコークスクエア
コーキング用ヘラコークスクエア3

 このヘラは4つの角の丸みがそれぞれ違った丸みになっていて、マスキングテープを貼った後に、このヘラをあててどの角でシリコンをこそぐかを決められるんじゃないかなーと。

コーキング用ヘラコークスクエア6

 これはワークトップじゃないところのコーキングの写真ですが、こんな感じにそれぞれの角をあててみると、僕が失敗したようにシリコンの下にマスキングテープが入った状態にはならないんじゃないかと思うのです。

コーキング用ヘラコークスクエア比較

 この写真で伝わりますかね?スマホだと小さすぎるかもしれませんが、要するにこのヘラの角の丸みがマスキングテープの上から始まっていない角で撫でれば、マスキングテープがシリコンの下に入り込むといった失敗を犯さないということなんじゃないかと。

 「特大」は、マスキングテープの上からカーブが始まっています。「大」もちょこっとだけカーブがマステにかかっています。「中」は良さそうですね。「小」ももちろんOKですが、今回のマスキングテープの感じだと「中」がちょうど良さそうです。

  このヘラは近所のホームセンターで買ったのですが、ネットでは取り扱いがなく、、、まあ、マスキングテープを貼った幅にあったサイズの丸みのヘラを使うってことです。

 シリコンコーキングをやり慣れてる人からしたら、そんなことしなくても、、、と思われるかもしれませんが、もー1回同じ失敗をしないための素人なりの工夫です。

コーキングガンの使い方

 シリコンコーキングをコーキングガンってのにセットして塗りつけていきます。シリコンとコーキングガンです。

コーキングガン

シリコンはセメダインのシリコーンシーラント8060ダークブラウンです。

 コーキングガンはホームセンターで数百円で売っている、一番安いやつです。コーキングガンは数千円するものもあります。

パオック(PAOCK) Bcross(ビクロス) コーキングガン JM-100

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 シリコンの口を外して、

シリコンコーキングの使い方手順1

 口の先端をズボッと挿して、穴を空けます。

シリコンコーキングの使い方手順2

 口を元に戻して、付いたシリコンを雑巾などで拭き取ってから、先端をカッターで斜めにカットします。

シリコンコーキングの使い方手順3

 コーキングガンにセットします。

シリコンコーキングの使い方手順4

 棒のギザギザが下になるようにして、取手をガシガシ握ると、シリコンが先から出てきます。

シリコンコーキングの使い方手順5

 これで準備完了です。

シリコンコーキングの手順

 マスキングテープをそれぞれ2㎜くらいの幅を空けて、貼り付けます。端からシリコンが入ってこないようにしっかりと押さえました。

マスキングテープ

 マスキングテープを貼ったところで、ヘラ(コークスクエア)の角をあてて、どの角で行くかを決めます。

コーキング用ヘラコークスクエア7

 今回はマスキングテープの端までしっかり押さえてくれる3番の角を使うことにします。

 そこにコーキングガンでシリコンを多めに塗っていきます。

シリコンコーキングの使い方手順6

 上手に丁度良い量のシリコンを塗れれば、いきなり本番でもいいのですが、なかなかそーゆー風にはいかず、、、水で濡らした指やヘラで全体を均します。

シリコンを指で均す

 そして、ヘラを使って最後のならしです。

シリコンをヘラで均す

 で、本番でそれなりに上手く行ったら、その時点からはもういじりません。時間的に連続して何度か均すことはできるのですが、ちょっと時間を置くと、もう表面が固まり始めてうまく均せなくなるからです。

 そして、シリコンが固まる前にマスキングテープを剥がします。

マスキングテープを剥がす

 マスキングテープについているシリコンが他の所に付かないように、ヘラに巻きつけながらはがしていきました。

 これで完成です!

シリコンコーキング完成
シリコンコーキング完成2

 素人なりではありますが、それなりに上手くできました。ただ、シリコンをコーキングガンで塗りつけるのが、下手くそで、けっこうな量を削ぎ取ることになってしまいます。塗りつけたシリコンの7割か8割くらい取っちゃってるんじゃないかと。

 まあ、それでも、シリコンが水や汚れを隙間に入り込ませない、という役目をちゃんと果たせるようになったので良しとします。

 1回目の大失敗したときには心が折れそうになりましたが、気をしっかり持って^_^リカバリーできました。良かった!