いよいよIKEAのワークトップにシンクとビルトインコンロの穴を空けていきます。今まで僕がやってきたDIYの中で(たいしてやってないけど)最も大きな板の加工です。

 IKEAのワークトップはお求めやすいお値段ではあるのですが、それでもうん万円はします。大きな失敗をしたらかなり痛いです。なので、たくさん調べて、慎重にというかビビりながら作業をしました。

 動画を見て頂けると分かりますが、あんまりキレイにカットできなかった所もあります。それでも最終的な仕上がりに影響するほどの大失敗はなく、なんとか設置するところまでこぎつけました。

 これからIKEAのワークトップをカット、穴あけをしようという方の参考になれば嬉しいです。

IKEAのワークトップをカットする動画

IKEAのワークトップのカットに使った道具

 IKEAのワークトップにシンクとコンロの穴を空けるには、まず四隅に穴を空けて、その穴からジグソーでカットしていきます。

木工用ドリル24㎜ 下穴用ドリル3㎜

 最初の穴を何(道具)を使って穴をあけるのがいいのかをけっこう悩みました。

 底板の補修の時に排水管への穴を空けるのにBOSCHのホールソーを買ったのですが、今回カットするIKEAのワークトップの厚さは3.8cmなので、このホールソーは高さ?深さ?が足りず使えません。

 別のホールソーがいいのか、座ぐりビットは貫通させることができるのか、木工用のドリルがいいのか、色々調べたのですが、、、イマイチよく分からず。。。どれでもいいっちゃいいのかもしれません。

 僕が最終的に選んだのは、24㎜の木工用のドリルです。

先三角ショートビット24㎜
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 先が三角になってるやつです。ホームセンターには置いてなかったのでネットで購入しました。

 僕が持っている木工用のドリルの先はみんなネジ状になっています。ネジ状になっているのでどんどん勝手に掘って進んでいきます。それに対して先が三角になっているドリルは、押し込んだ分しか掘っていかないという違いがあります。

先三角とドリルの違い


 ネジでどんどん進んでいくということは、けっこう強引に進んでいくってことですよね、たぶん。そうなるとバキバキと周りも傷つけてしまうこともあるみたいで、他の方の動画でも多くの人が先が三角のドリルをおすすめしていました。なので、先が三角のドリルを買いました。

 24㎜のサイズを購入したのは、ガスコンロの取付説明書がこうなっていたからです。

ビルトインコンロの穴のサイズ

 色々書いてありますが、空ける穴のサイズの部分だけを引っ張り出すと、こんな感じになります。

ビルトインコンロの穴のサイズ2

 前面から、59㎜のところに縦46cm横56cmの穴を空ける。で、角のところは、、、

ビルトインコンロの穴のサイズ3

 4-R10〜25の4は、「4つの角」R10〜25は「半径が10㎜〜25㎜の円」という意味です。つまり、ドリルで穴を空けるなら、直径が20㎜〜50㎜のドリルを使うってことです。

 ドリルの径が小さい方が負荷も小さいと思ったので、最も小さい20㎜からちょっとだけ大きい24㎜のRが12になるドリルを選びました。

 それから、細いドリルも短いのしか持っていなかったので、下穴用に3㎜のドリルも購入しました。鉄工用となっていますが、もちろん木材にも使えます。細いドリルには先が細くなっているタイプと、ずっと同じ径のタイプのものがあるみたいで、僕が買ったのはずっと3㎜の径のものです。

TOP 六角シャンク鉄鋼ロングドリル 3mm

 ちょこちょこ色んなものを買ってて、、、意外と出費がかさんでいるような気がしないでもない。。。

 あと、ドリルの穴をまっすぐに開けるための治具?っていうんですかね、を作りました。角材を下から垂直になるようにボンドで貼り合わせたものです。

垂直治具

 この治具を作るのに、シンワの完全スコヤってゆーちゃんと垂直が測れるヤツを買いました。これ、色んな方の動画で登場していて、使う機会も多そうだし、そんなに高いものでもないし(って言いながらちょこちょこ買うと結構な金額になるんですけどね)。

シンワ 完全スコヤ
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 下穴用の細いドリルの時は、治具はそれなりに役に立っているぽかったのですが、24㎜のドリルのときは、けっこう負荷がかかって手元もブレるので、あんまり意味をなしてなかった気がします。それでも、下穴をまっすぐ空けられていれば、その下穴に沿って太いドリルも入って行きやすいでしょうから、それなりに意味はあった、と思いたい。

マキタのバッテリー式ジグソー JV184DZK

 ワークトップを四角くくり抜くのに、丸ノコじゃダメなのかなーと調べたら、丸のこでカットするのは慣れてないと難しいと言っている人がいたり、実際に試していてキックバックしてる人がいたり、、、やっぱり初心者はジグソーでカットするのがいいみたい。

 こういった電動工具は、ホームセンターで数百円とかで借りられるんですけど、借りに行ったらDIYブームだからなのか「貸出中でいつ戻ってくるか分からない」と。なので、これはジグソーを買えってことだ、きっと。ということで購入しました。買ったのはマキタのJV184DZKってジグソーです。

マキタ ジグソーJV184DZK

 マキタのジグソーはコンセント式のなら1万円前後であるので、コードレスにするかどうかで迷いました。バッテリー式の方がサッと使えて、コードがないからその分危なくないし。。。最終的に、ジグソーは取り回しがいいほうがいいかなーってことでバッテリー式のものを選びました。

 うちで使っている掃除機やインパクトドライバーなどが18Vのバッテリーなので、ジグソーも18Vにしました。本体だけ買えばいいし。

マキタ ドライバードリル DF484DZ

マキタドリルドライバーDF484DZ

 ドリルで穴を空けるのはインパクトドライバーじゃなくて、ドライバードリルの方が打撃がないから適しているらしいです。名前にドリルって入ってるくらいですから。で、ドライバードリルは持ってはいるんですが、もうかれこれ17年以上使っているやつで、ちょっと大きめの負荷をかけると煙が出て嫌な匂いがするようになってしまいました(左のやつ)。

 ので、ドライバードリルはDIY必須アイテムなので、今回、分厚いワークトップに穴を空けるのを機に買い替えました。こちらも18Vのバッテリーのものを本体のみ購入(右のやつ)。

マキタ(Makita) DF484DZ 充電式ドライバドリル 青 本体のみ 18V

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 こういった電動工具ってけっこうお値段しますよね。なので、僕はいつも楽天のスーパーセールとかお買い物マラソンとかを利用して20%以上ポイントバックするタイミングで買っています。僕の場合ですが、たいていのものがAmazonより安く買えます。

ワークトップにドリルで穴を空ける

 まずはドリルでワークトップに穴を空けていきます。先の尖ったヤツで円の中心にグッと穴を空けて、

千枚通し

 そこに下穴用のドリルに治具をあてて垂直に貫通するまで穴を空けます。

下穴ドリル

 下穴に24㎜のドリルの先をあてて、治具を添えて穴を空けていきます。

ドリル

 のですが、やっぱりこのサイズの穴になるとけっこう負荷がかかるので、片手では全然入っていきません。治具をあてるのは最初だけにして、両手でしっかりと押し込みながら穴を空けていきました。

ドリル2

 ワークトップの最初(上の部分)と最後(下の部分)がかなり硬くて、特に下の部分は見えないので、貫通するまでにけっこうな時間とパワーが必要でした。

ドリルの穴


 最初の穴は、ビビりながらやっているので特に貫通するまでに時間がかかりました。力加減の感覚を掴むと、わりとスムーズに空けられるようになってきましたが。

ジグソーでカットする

 ドリルだ空けた穴からジグソーで線に沿ってカットしていきます。

ジグソーカット

 最初はジグソーに定規をあててカットしようとしてたのですが、ジグソーが左にずれていくクセ?(刃のせいかも)で、うまくいかず、フリーハンドで切って行きました。

ワークトップの穴

  ジグソーだけではキレイに切れないかもと、切った断面を加工するようにトリマーも買ったのですが、トリマーの出番はありませんでした。わりとキレイにカットできました(失敗したところ以外は、、、動画を見てね)。トリマーはこれのためだけに買ったんじゃないからいいんですけどね。

京セラ(リョービ) トリマ 青 MTR-42

シンクの穴をコーキング

 ワークトップと同じくIKEAで買ったシンクの穴は、ビルトインコンロとは違ってワークトップにシンクを充てて印をつけて、その印から1cm内側をカットしました。 ドリルでの穴あけ、ジグソーでのカットは同じです。

シンクの印付け


 シンクの穴の方は、カットしたところから水が染み込まないようにシリコンでコーキングします。使ったシリコンはセメダインのシリコーンシーラント8060のダークブラウンです。

セメダイン シリコーンシーラント8060 ダークブラウン
シンクの穴にシリコンを塗る
シンクの穴にシリコンを塗る2

 このシンクの穴のコーキング自体は見えるわけじゃないので、何色でもいいのですが、ワークトップとキッチンの壁の間にコーキングをダークブラウンにしたかったので、この色を選びました。他のところでは白も使うので白も買っったんですけどね。なんとなく、ここはダークブラウンを使いました。

 がっつりべっとりコーキングしました。

シンクの穴にシリコンを塗る3

ワークトップを縦にカットする

 さてさて、加工したワークトップをキッチンに運び入れて初めて気がついたことがあります。

ワークトップ搬入


 僕はIKEAのワークトップの幅といいますか奥行きは60cmだとずっと思い込んでいました。なので、コンロとシンクの穴をカットすればOKだと思っていたのですが、、、、IKEAのシンクは幅が65cmでした。。。

ワークトップのサイズ勘違い

 シンクの穴は下の箱の中に収まらず、、、

ワークトップのサイズ勘違い

 コンロまわりのキッチンパネルからはみ出し、、、

 なので、僕が間違っていた5cm(実際にはキッチンパネル内にギリギリ収まる4.3cmにしました)分をカットすることにしました。

 細く縦にカットするのは、DIY初心者にとっては難易度が高く、キレイにカットできなかったらうまく壁際が収まらず、これまで苦労してカットしたシンクやコンロの穴、シンクの穴のコーキングといった作業が全部無駄になり、最悪ワークトップと買い直さなくちゃいけないかもしれません。

 そんなわけで、覚悟を決めるまで時間がかかりました。

 ワークトップをくり抜いた箇所で、いくつかの工夫をして丸のこでキレイにカットできるか練習してから挑みました。

ワークトップを縦にキレイにカットする工夫①

マスキングテープを貼る

 マスキングテープを貼る。マスキングテープをカットする箇所に貼ることで切り口がキレイになるらしい。ってことでマスキングテープを貼って、その上にカットする線を書きました。

ワークトップを縦にキレイにカットする工夫②

丸ノコガイド大

 丸ノコガイドのバージョンアップ。「補強と補修」の時に丸ノコガイドに取り付けた角材をより大きく長いものに付け替えて、安定してまっすぐ切れるようにしました。

ワークトップを縦にキレイにカットする工夫③

支えを動かす

 切った箇所を下から支える。これは切ってる途中で気がついたのですが、長ーくカットすると、カットした部分が重さで下がってきちゃいます。切っていくうちに変な方向にテンションが掛かったら危ないので、ワークトップを支えている箇所を過ぎたら、その支えを動かしてカットした下に噛ますようにしました。

 これらの工夫のおかげか、なんとかまっすぐキレイにカットできました!

ワークトップ縦カット

 切り口も、思っていた以上にきれいに仕上がりました!ほんとに良かった〜!

ワークトップカット断面

 カットできたワークトップはちゃんと収まりました。

ワークトップ収まる

ワークトップの足りない分を作成 

 僕が買ったIKEAのワークトップ、幅(奥行き)はオーバーしてたんですが、長さはちょっと足りないんです。約3cm。

ワークトップの長さが足りない

 これは買う前から分かっていました。もっと長いワークトップも過去にはあったようなのですが、僕が買いに行ったときには、店舗でもネットでも259cmが最も長かったです。

 足りない分は、2×4の木材を足します。以前、分解した作業台の2×4がワークトップの厚みと同じくらいだったので。

2×4縦カット

 縦カットは、長いのを経験したので、それほど恐れることはありません^_^

 必要な幅と長さにカットして、ヤスリを掛けたら、色を塗ります。使ったのはアイアンペイントです。動画では、アイロンペイントって書いてましたが、アイアンペイントが正しかった。。。IRONでアイアンって読むのね。

アイアンペイント

 アイアンペイントはドロっとした塗料で、乾くと鋳物の鉄のような仕上がりになります。

アイアンペイント塗り

 色を塗ったら、ワークトップに横からビス止めするのですが、そのビスを隠すために10㎜のダボ用のビットを買いました。ホームセンターで買った10㎜の丸棒と家にあったドリルビットのサイズが合うものがなく、、、

6角軸ダボ錐10㎜
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 10㎜のダボ用ビットは実寸で9.5㎜の穴を空けるので、10㎜の丸棒が絶妙に入ります。専用のビットは穴を深く彫りすぎることもないし、使いやすいですね。

6角軸ダボ錐
ダボ穴あけ

 ボンドで接着して、下穴を空けてからビス止めしました。

ビス打ち

 そこにボンドを少量入れて(入れるの忘れたけど)、10㎜の丸棒をしっかりと奥まで打ち込んで、

丸棒打ち込み

 ノコギリでギコギコ。

丸棒カット

 ヤスリを掛けて、また上からアイアンペイントを塗りました。

塗った鉄色

 初めてビスを隠す加工をしたのですが、思っていた以上に簡単でキレイにできました。(ボンド入れるの忘れたし。上からアイアンペイント塗ったからそんなに綺麗にできなくても問題ないんですけどね)

ワークトップを固定する

 ようやくワークトップの加工が終わったので、下の箱に固定します。元々のL字金具に追加でいくつか足して固定しました。

L字金具

 ドライバードリルで下穴を空けて、ビスで固定していたのですが、狭いし、変な体勢でドライバードリルを使わなくちゃいけないし、L字金具に合わせてドリルで穴を空ける、その穴に合わせてビスを入れるって所がドライバードリルだと腕がプルプルして結構大変でした。

 そこで、ベッセルの電動ドライバーを使うことを思い付きました!(ってゆーか遅い、、、もっと前に気がついていれば、もっと楽だったのに)

ベッセル 電動ドライバー

 ベッセルの電動ドライバーには、ハイスピードタイプのもの、3段変速できるものなどいくつかの種類がありますが、僕が使っているのはスタンダードなタイプです。一般的な6角のビットなら専用のものでなくても取り付けられます。

ワークトップ固定

 ベッセルのドライバードリルは、パワーはそれほど無いのですが、ドリルで穴を空けて、ビスをある程度までねじ込むことができました。パワーが無いので最終的にはドライバードリルでしっかり締めます。それでも、かなり作業が楽になりました。

 電気工事用に買ったのですが、もっと幅広くいろんな作業に使えるなーと思いました。シンクの取り付けの時にも活躍した便利なやつです。

ワークトップ設置完了

 なんとかワークトップを無駄にすることなく、取り付けまでこぎつけました!

 シリコンコーキングに続きます〜!