築35年のキッチンをリフォームしています。キッチンをまるまる作り変えるのはDIY初心者の僕にはちょっと難易度が高い。ってことでキッチンの天板(ワークトップ)だけを交換することにしました。IKEAで買ってきたワークトップに交換します。

 元々のうちのキッチンの天板(ワークトップ)の厚さは3.8cmだと思っていたんです。

補修と補強6

 でもね、コンロを外してみたら、実際の厚さは2cmしかありませんでした。。。

補修と補強5

 前だけ垂れ下がって厚く見えていたんです。

補修と補強12
補修と補強

 ちゃんと横から見れば、分かったのかもしれません、、、でもね、冷蔵庫がぴったりくっ付いていて気が付かなかったんです。

 そんで、この時すでにIKEAの厚さ3.8cmのワークトップを購入していました。元々のワークトップと比べてIKEAのワークトップの方がめちゃくちゃ重かったので、本体部分(下の箱、キャビネット?なんて呼ぶんだろ?)にワークトップを支える板を入れることにしました。

 あと、水道管周りの底板が、バリバリになっていたので、それも貼り替えることにしました。

補修と補強8

ワークトップだけサクッと交換するつもりだったのですが、なかなか思った通りには行きません。。。

キッチンの土台の補強と弱った底板の補修の動画

 【キッチンの土台の補強と弱った底板の補修】

キッチンの箱(キャビネット)を取り外す

 重さに耐えうる補強をするにしても、底板の補修をするにしても、箱の下、床との間がどうなっているのかが分からないとできないので、箱の部分を外すことにしました。コンロ部分とシンクの部分とで別れていたので、シンクの方の箱だけ外しました。

補修と補強10

 下から覗いてみると、こんな感じになっていました。

補修と補強4

 新しく入れるシンクの場所も考えて、水道管の左辺りに支えの板を入れることにしました。

支え板入れる場所


キッチンの土台の補強

 キッチンの土台というか、箱というか、キャビネットというか、、、ここの部分です。

補修と補強9

 写真で見ても分かるように、箱の左側はわりと何枚も板が入っていて頑丈そうなのですが、シンクが入っていた右側はちょっと支えが少ない。ので、そこに1枚支えになる板を入れることにしました。

 で、この箱部分は、床に作られた土台の枠の上に乗っています。

補修と補強3

 なので、同じように床に角材を入れて、その角材の土台の上に支えの板が乗るように作っていきます。

 土台部分は高さが5cmなので、5cmの角材を探しに行ったのですが、2軒のホームセンターになく、仕方なく端材を買って、5cmにカットすることにしました。いざカットする段になって気がついたのですが、木材を縦にカットするのってけっこう難しいです。木材を縦にカットするって動画がたくさん上がっているくらいですから。ホームセンターでカットしてもらえば良かった。。。

 いろんな方の動画を参考に、木材をビス打ちして固定して、丸ノコ定規に角材を取り付けたものを使ってカットしました。

土台縦斬り

 土台部分を作ったら、今度は箱にきっちり入るように板をカットしていきます。僕が買ってきたのは厚さ21㎜のラワンランバーコア合板です。

補修と補強2

 この板を測った寸法通りにカットしていきます。

補修と補強1

 丸ノコとノコギリを使って、細かいところはドリルとジグソーを使ってカットしました。

支え板カット

 カットしたら、ヤスリを掛けて、色を塗ります。塗料はウレタンカラーニスを使いました。

補強の支え板

 最初に選んだ色が薄かったので、上から濃い色を重ね塗りしました。まあ、見えない部分だから何だっていいっちゃいいんですけどね。

 いよいよ取り付けです。まずは土台部分を採寸した時につけておいた印に合わせて、ビス止めします。

土台固定

 支えの板を先に箱の中に入れてから、上からかぶせるようにしました。

支え板乗せる

 多少の微調整をしましたが、概ねいい感じです。

支え板ぴったり

 ちゃんと土台の上に乗っかってますし、

支え板ぴったり2

 箱内の凸凹にもそれなりに入っています。

支え板ぴったり3
支え板ぴったり4

 一番上の部分も、周りの高さとだいたい同じ高さに仕上がりました。初心者DIYにしては上出来です。ちゃんと支えになりそうでホッとしました。

底板の補修

 底板はカッターを使って一面を四角くカットして剥ぎ取りました。

補修と補強11

 用意したのはカット合板です。そこに上で作った補強の板を入れた左右のサイズに合わせた板を作ります。

底板

 右側の底板は、水道管は奥から細くU字にカットして通して、排水管の真上に丸く穴を空けるようにします。底板用の雑なメモです。

底板の図

 で、この丸い穴を空けるのにホールソーを買おうと思ったのですが、何を基準に選べばいいのかがイマイチよく分からず、、、刃の部分だけを付け替えるタイプのホールソーは薄くて丈夫そうじゃないなーと、かと言ってネットで一個ずつ売られているホールソーはなかなかのお値段がするし、、、ホームセンターでウロウロしていたらBOSCHのホールソーのセットを発見したので、それを買いました。

BOSCHホールソー
BOSCH(ボッシュ) 木工ホールソーセット PR-HS11

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ホールソー

結論から言いますと、BOSCHのホールソーのセットは、厚い刃で頑丈である代わりに?、それほど切れ味がいいという感じではありませんでした(動画を見てね)。ですが、時間をかければそれなりにキレイな穴が空くし、いくつものサイズがセットになっているので、初心者がDIYで使うには十分かと。ホールソーを使って穴を空ける作業がたくさんあるのであれば、もっと切れ味を重視した方がいいかもしれません。

底板切り過ぎ

 ちょっと油断して、丸ノコで切りすぎてしまいましたが、、、まあ色を塗れば全然目立たなくなりました。支えの板に塗ったのと同じウレタンカラーニスを塗りました。

 完成した底板をはめてみます。

底板完成

 こちらも、それなりにきっちり入りました〜!良かった^_^

底板排水管

 穴の真下に排水管も来ています。

 底板の補修は、それほどきっちりでなくても問題ないのですが、ワークトップを支えるための補強はピッタリ作らないと、補強(下からの支え)にならないので、ちょっぴり緊張しました。が、自分で思っていた以上にきっちりのサイズでできたので、本当に良かったです。これで安心して先に進めます。

 さてさて、次はいよいよIKEAのワークトップの穴あけ加工をしていきますよ!