長いこと愛用してきた電子レンジが壊れました。解凍と温め専用の電子レンジでしたが、冷凍ご飯がチンできないし、お肉の解凍ができないし、コーヒーも温め直せない、、、。
そーは艸(そう)とゆー名前でレシピサイトなんかも運営しているなんちゃって料理人です。
いつかは使い慣れているガスオーブンがほしーなーと思っていたけれども、ガスオーブンとなると、それなりに大きいので場所を確保したり、ガスの管を引いたり、といくつか問題があって何年も買えずじまい。
そんなわけで、電子レンジが壊れたのをきっかけに、ガスオーブンは一旦置いておいて、オーブンレンジを買おー!とゆーことになり、東芝の石窯ドームER-TD3000を買いました。
僕が東芝の石窯ドームER-TD3000を選んだ理由と実際に使ってみた感想です。これからオーブンレンジを買おうと思っている方、石窯ドームってどうなの?って方の参考になるといいなー。
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目次
東芝の石窯ドームを選んだ理由
フードプロセッサーの選び方の記事でも言っていますが、こういった調理器具、調理家電を選ぶ時には「自分が必要な機能、一番使う機能はなにか」が大事だと個人的には思っています。
で、僕がオーブンレンジに求める機能は、「高温で安定して、ガスオーブンのようにパンとかお菓子とかがビシッとしっかり焼けるオーブン」です。
電子レンジは、普通に解凍と温めができれば全く問題なし。
なので、オーブンレンジに多機能で高性能な自動でアレコレできるメニューとかも求めていません。もちろん、そういった性能もいいに越したことはないのですが、あんまり重要視しません。
オーブンレンジの比較サイトを見てみると、
の4機種で比較されている事が多いです。
比較サイトでは、オーブンレンジの細かい機能について解説、説明がされていますが、大体どのサイトでも、「パンを焼くなら」とか「オーブンを重視するなら」とか「高火力で美味しく調理」とオーブン機能で選ぶなら、口を揃えて「東芝の石窯ドーム」がいい!となっていました。(まあ、比較サイトって実際に使って言ってるのかは疑問ですが、、、)
石窯ドームを実際に購入した人たちの口コミでも、
・「お菓子も料理もオーブンを使う方で、ムラなくきれいに仕上がって、オーブン機能に関しては満足です!」
・「焼きムラもなく、綺麗に出来上がるので今のところ満足です!」
・「パンづくりを主目的として購入。山食パンの上部が焦げないのに感動。」
・「パンやクッキーを焼いていますが、最高温度300度まで出せる製品なせいか、200度から250度で焼く場合のスピードと安定感は、凄くいいです。」
とオーブンの評判は上々です。
さらに、お菓子やパンを作る某クッキングスタジオでも、石窯ドームが導入されているらしく、僕のオーブンレンジに求める機能からすると、石窯ドーム以外にない。という結論になりました。
まあ、あとは実際に使ってみないとなんとも言えませんからね。ってことで東芝の石窯ドームER-TD3000を購入しました。
東芝の石窯ドームER-TD3000を選んだ理由
ここまでは東芝の石窯ドームを選んだ理由です。ここからはER-TD3000という機種を選んだ理由です。
その前に、石窯ドームを選んだ直接的な理由ではないのですが、せっかくオーブンレンジを買うなら、もう何年も眠っているル・クルーゼの32cmのテリーヌ型が使える庫内の広いオーブンレンジがいい!ってことで、30Lのサイズのオーブンレンジから選ぶことにしました。
庫内が広いと温度も安定するし、2段で一度にたくさんのお菓子やパンも焼けるし。
買う前に、テリーヌ型が入るかどうかの数値的な検証しましたが、実際に入ってひと安心。
テリーヌ型の選び方では僕が使っているテリーヌ型について書いています。
そんなわけで、庫内の広さが30Lの石窯ドームから選ぶことになりました。
石窯ドームの最高温度350℃ってどうなの?
そんなわけで、庫内が広い30Lの現行モデルの石窯ドームはこの4つです。
■ER-TD5000 最高温度350℃(230℃)
■ER-TD3000 最高温度300℃(230℃)←買ったのはこれ
■ER-TD100 最高温度250℃(200℃)
それぞれの細かいスペックの比較は東芝のサイトを見てもらうこととして、
4つの機種の違いはざっくり言って最高温度です。石窯ドームって最高温度が350℃が出る唯一?の機種だから、「最高温度350℃だぜっ!凄いぜっ!」って書いている比較サイトとか多いんですけど、実際に350℃が必要なのって、ピザを焼くときか、バゲットくらいです。なので、ピザやバゲットをフワッとあげてバリッと焼きたい!なら350℃の最高温度が出る上位機種を選ぶのもいいと思います。
300℃と350℃では、ピザとかの焼き上がりの生地の質感はぜんぜん違うことは僕も知っています。なぜって、僕は本物の石窯を作ってピザを焼いているから(*^。^*)
もちろん、値段が同じなら350℃まで上がる方を買うんですけど、僕が買ったER-TD3000の一個上のモデルのER-TD5000になるとお値段が2倍とか3倍になります。そこまで350℃は必要ないかなーと。
それともうひとつ、これけっこう大事なんですが、どの機種も最高温度で調理できるのは5分間です。350℃なら2,3分でピザは焼けるので5分で問題ないんですけどね。
そして5分経つとカッコで囲った温度に下がります。5分以上の通常のオーブンとして使用する時の最高温度はER-TD3000より上の機種は230℃でみんな同じです。
一番下のER-TD100では通常運転のマックスが200℃です。パイ生地とかパンとか物によっては220度くらいでは焼きたいので、ER-TD100は候補から外れました。
さらにER-TD3000より上の機種とER-TD100ではオーブンの加熱方式も違います。
●ER-TD100 上下ヒーター加熱
どーゆーことかといいますと、ER-TD3000以上の機種はコンベクションオーブンで、熱が対流していて庫内の温度がどこでも同じ、つまり焼きムラができないってことです。
それに対して、ER-TD100の上下ヒーター加熱はそのまんまですが、上下からの熱源で焼く加熱方式です。2段調理もできません。
僕の求めているオーブンは、加熱方式と通常使用のオーブンの通常運転の最高温度とお値段からER-TD3000一択になりました。
東芝 石窯ドームER-TD3000のデメリットとか不満な点
さて、ここからは買う前にあれこれ調べていた時に見かけた口コミで多く寄せられていたデメリットについて。それって本当なの?に実際に使ってみた僕なりの答えを。
- 13年使った以前の機種より音がすごくうるさい
確かに電子レンジを使っているときやオーブン調理が終わった後に庫内を冷ますための冷却ファンが稼働している時は、まあまあの音がします。これを”うるさい”と感じるかどうかは人それぞれですが、僕的には、こんなもんじゃね?という感じです。
- 温めと解凍などの通常機能がびっくりするほどちゃんと仕上がらない
他のメーカーの同等クラスのオーブンレンジと比べられないのでアレですが、僕がこれまで使っていた安物の電子レンジと同様に、自動ではちゃんと仕上がらないです。あ、冷凍ご飯はポチッとすだけの簡単メニュー1回でしっかり温まります。
僕は基本的には、解凍も温めも手動(〇〇Wで◯分)でやるので、何回かやってみた感じ、全く問題ないかなーと。
- 庫内のライトの色温度が高すぎて、焼け具合が確認しづらい
特に上段に入れたときとかは、確かに明るすぎて焼き加減が見づらい。そんで右側にライトが付いているのですが、左の方はほぼ光が当たらずまったく色の付き具合が分からない。最終チェックは扉を開けて見ることになるので、これは改善してほしー。
- トーストするときに途中で裏返えすのがめんどくさい
石窯ドームは、過熱水蒸気調理(スチームオーブンとかウォーターオーブンと呼ばれるやつ)ができて、バルミューダのスチームオーブントースターのようにサクッ!フワッ〜とトーストできる機能もついているんですけど、それを使うにしても使わないで普通にトーストするにしても、一回パンをひっくり返さねければいけません。めんどくさいので、パンはトースターでトーストします。
まあ、面倒でもひっくり返せば、サックサクでもっちりふわふわに美味しくトーストできるんですけどね。
石窯ドームを買う前によく見かけた不満の口コミで多かったのはこんな感じです。
加えて、僕が実際に僕が使ってみて、ちょっと不満に思ったこともついでに書いておきます。
- クルクルが回しにくい、薄い、滑る
もうおっさんになってくるとね、手がカサカサなんですよ。そんで石窯ドームのクルクルするところがちょっと薄くて、しかも引っ掛かりがないから滑る。最初のうちは回しにくかったです。でも、しばらく使っていたら、慣れたのか、それほど回しにくいと感じなくなりましたが。
- ドアが閉まった感がない
この石窯ドームのドアの開閉の感じが好きという口コミも見かけたのですが、僕的にはガチャンとしまって欲しい。ソフトな閉め心地で閉まった感がない。調理には全く関係ないんだけど。
- オーブンの予熱のときに最初にドアを開けないといけない
石窯ドームは、電源が入っていない時にはボタンを押しても反応しません。ドアを1回開けると電源が入ります。電子レンジの時にはドアを開けて中に何かを入れて、温めか解凍かするのでいいんですけど、中になんにも入れない”オーブンの予熱”の時にも、一度ドアを開けてからオーブンのボタンを押すことになります。ちょっとめんどくさい。けど、石窯ドームの使っていない時は消費電力は0Wなんだそう。しかたなし。
- 付属の網がちょっと弱そう
石窯ドームの付属品の網が、ちょっとやわそう。僕が普段使っている調理器具は業務用のものが多いからか、頑丈でないものは心配になる。まあ十分といえば十分なんですけど。
その他の付属品はこんな感じです。鉄板2枚と説明書。
とここまで石窯ドームのデメリット、不満についてあげました。結構あるなー。
これだけのデメリットがあっても、僕は石窯ドームのER-TD3000を選んでよかった!と思っています。なぜって、、、次へ続く。
東芝 石窯ドームER-TD3000を実際に使ってみた感想とメリットとか買って良かった点
石窯ドームER-TD3000を実際に使ってみって良かったと思うところは、
- オーブンでしっかりパンやらお菓子やらが焼ける
そもそもオーブン機能が優秀って口コミを信じて石窯ドームを買ったので、これがダメなら完全にアウトなんですけど、いい感じに焼けます。僕の中にあるガスオーブンの感覚とそう遠くなく、だいたい同じか10℃くらい上げればイメージした感じにしっかりと火が入ります。
ふわっふわっのスフレオムレツとか。スフレオムレツの作り方
クッキーもきれいにサックサク。
プチパンもこんがりしっかり焼き上がるし。プチパンの作り方
スコーンもざっくり、いい感じ。
スポンジケーキもいい感じにしっかり上がります。スポンジケーキの焼き方
そして、焼いたスポンジケーキはイチゴショートに。
といった感じに、きれいにバッチリ火入れができています。
まあ、これも他のメーカーや、石窯ドームの上位機種と比べたりしているわけではないので、これが一番いいぜっ!とは言えないのですが、ER-TD3000のオーブンの焼き加減は相当満足しています。
- 同等クラス、サイズのオーブンレンジの中で奥行きが40cmを切るのは石窯ドームだけ
そんな庫内30Lの石窯ドームですが、同等クラスのオーブンレンジの中で取っ手を含まない奥行きが400mm(40cm)を切るのは石窯ドームだけです。奥行き399mm(39.9cm)。
石窯ドームの上側は10cm以上あける必要がありますが、左右と奥(背)はビタ付けでOKとなっています。まあ、そうは言っても、オーブンを使うと左側と奥はそれなりに熱くなるので、あけられればちょっとはあけたほうがいいと思いますが。
でも、メーカーが検証して大丈夫と言っているので、大丈夫なんだと思います。口コミを見ると設置場所の奥行きの都合で石窯ドームを選んでいる人も多いみたいでしたし。
ちなみに後ろはこんな感じ。
石窯ドームER-TD3000を選んだ理由まとめ
石窯ドームER-TD3000のデメリットと不満な点はたくさんあげたのですが、大きなメリットとしては、オーブンが素晴らしいの一点のみです。
電子レンジとしての温め解凍やパンのトーストが毎日のことだから大事!という人には向いていないオーブンレンジかもしれません。
けれども、最初にも言ったように僕が欲しかったのは「高温で安定して、ガスオーブンのようにパンとかお菓子とかがビシッとしっかり焼けるオーブン」なので、正直、たくさんあげたデメリットはちっぽけなデメリットでしかないのです。
そんなことより、口コミの前評判を裏切らないオーブンのパワーと安定感!
それが〜♪一番大事〜♪
どなたかの参考になったら嬉しいです。皆さんのオーブン活動の一助になれば〜
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