トイレフォームビフォー

 築30年のおうちの30年もののトイレをリフォームしました。

 トイレは何でも付くわけじゃないみたいなので、トイレ選びがなかなか大変でした。今回リフォームする1階のトイレは、「組み合わせトイレ」「床排水」「リモデル」です。何じゃそりゃー!という方は、「トイレを選ぶ」の記事を読んでみてください。DIY初心者のそーが迷ったトイレ選びのポイントなどをまとめました。

  トイレを選んだら、いよいよリフォームをはじめます〜!今回はトイレ(便器)の交換以外にも、床、壁の張替え、トイレットペーパーホルダー、タオル掛けの交換もしました。まずはトイレを外すところから。

トイレの便器を外す動画

 ブログ記事と連動した動画です。やっている作業などは動画のほうが分かりやすいと思います。早送りを多用しているのでわりとサッと見られます。

止水栓を閉める

 まずはトイレの水を止めます。止水栓をマイナスドライバーで時計回りにしっかりと閉めれば、水が止まります。

 トイレを流して見て、水がちゃんと止まったかをチェックします。トイレがジャーっと流れて、

 タンクの方の水が出ていなければ、水が止まっています。

ウォシュレットを取り外す

 まずは、ウォシュレットを取り外します。ウォシュレットは、2階のトイレに移動させるので丁寧に取り外しました。まずはウオシュレットのコンセント、アースを外します。

 電源を外したら、ウォシュレットの水を抜きます。このウォシュレットは左奥のキャップを外すと水が抜けました。

 ウォシュレットって、結構な量の水入ってるんですねー。バケツにかなり貯まりました。

 今度はウォシュレットから給水管に繋がっているホースを外します。

 白いキャップみたいなのをスライドさせると外れました。中に水が残っているかもしれないので、一応バケツを用意しておきました。ちょろちょろの水が残ってました。

 これでウォシュレットを外す準備ができました。ウォシュレットは手前に引っ張ると外れます。

トイレの便器を外す 10
トイレの便器を外す11

 ウォシュレットの取り外し完了〜!あ、今更ですが、ウォシュレットはあTOTOの商品名です。取り外したのはINAXのものなのでホントはシャワートイレって名前なんですけど、めんどくさいのでみんなウォシュレットと呼んでいます。

タンクを外す

 今度はタンクを外していきます。

 まずは、タンクの蓋を外します。中で給水のホースとつながっているところをクルクルと回して外しました。

 うわっ!タンクの後ろの壁がカビてるっ!ので、壁紙を貼る時にカビ対策しました〜!(★カビ対策)

 タンクと繋がっている給水管を外します。スパナでクルクル。

 タンクと便器はこんな感じにナットで固定されています。これを左右の2箇所外します。

トイレのタンクを外す

 ナットを外したら、タンクの下からネジが伸びているので、まっすぐ上に持ち上げるようにして外します。

 タンクの中に残っている水は便器に流しました。

 これでタンクを取り外せました〜!

便器の水を抜く

 便器を取り外す前に、便器の中に溜まっている水を抜いておきます。100円ショップで買ってきたシュコシュコ(しゅぽしゅぽ?)を使いました。

 便器の上のところにも水が溜まっていたので合わせて抜きました。

便器を外す

 便器は左右2箇所ずつのネジで床に固定されています。

 キャップを外して、ナットとネジを回していきます。

 左右で4箇所を外したら、これでようやく便器を外す準備が整いました。

 便器をガッチリと掴んでグリグリ左右に振りながら、外していきます。ネチッとしたガスケットってゆー粘土みたいなやつでくっついています。ってことが、便器の取り付けまでした今は分かるけど、外す時はよく分かってなかったので、けっこう苦戦しました。力任せでやって良いのかわからないし。

 でも、なんとか外せました。

 たくさんの動画とか、ブログで見てはいたけど、実際に便器を外してみるまでは、下がどうなっているのか分からないので、ドキドキでした〜。

 これがかの有名な「フランジ」かー。

  取り外した便器、タンクは処分するまで、しばらく待機なのででっかいビニール袋に入れておきました。

便器処分

フランジを外す、切る?!

 トイレを自分でリフォームしようといろいろ調べている僕のようなDIY初心者が、最も気になっているであろうことが、おそらく、このフランジのカット&残りを剥ぐって作業なんじゃないかと思います。

 あ、そーそー便器を外したら、匂いはどうなのかな?と他の人の動画を見ている時にとっても気になっていたのですが、便器を外したからと言って特に強烈なニオイがするって感じではなかったです。でも、ちょっとは臭うかなーってくらいでした。ちなみにうちは浄化槽です。

 フランジ周りをふきふきしてちょっときれいにしました。排水管とトイレとをつなぐこのパーツは、排水管に接着剤でガッチリと接着されています。ので、ネジを外した後に、床とフランジの間にノコギリを入れてカットし、排水管に張り付いた残り(幅5cmくらいのリング状のやつ)をヒートガンやバーナーの熱で柔らかくして、剥ぎ取ります。

 そのための道具の1つ目。塩ビパイプなどを切る用のノコギリ。普通のノコギリでも良いのかもしれません。でもね、、、トイレの排水管切るんだよね、、、専用に買っちゃいました。。。

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 フランジのカットをしている動画を見て、このノコギリが刃が柔らかくしなって使いやすそうだったのでこれを選びました。そんなに高いものじゃないし、刃の交換もできるし。

 そしてもう一つ買ったのは、ヒートガンです。ドライヤーでも良いのかもしれません。でもね、これもね、、、嫁に嫌がられ、、、専用の道具を買うことにしました。

ヒートガン

 マキタとかハイコーキのヒートガンは6〜7000円くらいしますが、それほど使用頻度は高くないのかなと思い、ヒートガンは2000円ちょっとのやつを楽天で買いました。

 さて、道具は揃ったし、いよいよフランジの取り外しに取り掛かります。まずは左右に付いているネジを取り外して、

 4本のネジをドライバードリルで外します。

 外せました。

 さて、のこぎりでフランジを水平にカットしていきます。が、その前に、どのくらい頑丈に付いているのかの確認。。。

と引っ張ったら、フランジが外れてしまいました!

 いや、外れてもいいのか。こーゆーパターンもあるのね。。。

 カットする手間も省けたし、ヒートガンで熱して外す大変な作業もしなくて済んだし、良かった、良かった。ってことにしよー。道具買っちゃったけど。

 ノコギリは、トイレのリフォームの最後まで登場することもなく、道具入れにしまわれています。が、ヒートガンは、カビ対策や壁紙貼りのときに乾かすのに使って、けっこう便利でした。まーなくてもいいんだけど。

 僕が買った便器とタンクのセットにはフランジがついていなかったので、もしフランジをカットしていたら、新しいフランジを買う必要があったのですが、きれいに取れたので再利用することにしました。ちょっと調べたところ、塩ビのパイプの耐用年数は50年以上あるようなので。

ってことで、無事に?トイレを取り外し、フランジまで外せました。1階のトイレの続きは、ペーパホルダーとタオル掛け、巾木、廻り縁、床のクッションフロアー、壁紙まで全部剥いだり、外したり。

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 僕は、その前に取り外したウォシュレットを2階のトイレに移動させました。さらっと移動できるはずだったんですが、、、思いのほか手こずりました。。。