そーは、築30年のおうちに住んでいます。そんでそのおうちの4畳の書斎を絶賛リフォームしています。
今回は、壁紙を貼る前の壁の下地の凸凹をパテで埋めてキレイにするって回です。この一つ前は、壁紙を剥がして、パテを塗る前にヤスリがけをしたりして凸凹を減らす作業をしました。
僕は塗壁りとか、ピザ窯作りで、なんとなく塗ったくったりしたことはあるんですけど、段差をなくすためのパテ塗りはまた全然違うものですねー。薄くきれいに塗るってムズカシー。
そんなパテ塗りに使ったパテやパテ塗りに使っった道具の話とか、全然うまくパテが塗れなかったから、その後のヤスリがけが大変だったよって記事です。
読むのめんどいって方は動画もあるので、そちらでぜひ。
【書斎 6】パテを塗る道具とパテの種類の動画
【書斎 7】壁の下処理・パテ塗りの動画
【書斎 8】パテ塗り後のヤスリがけの動画
目次
パテを塗る道具
パテを塗るヘラを2種類用意しました。
1つ目は100円ショップで買ったヘラです。パテ用ってゆー名前の丁度いいのがありました。細かい作業ように買いました。
もう一つは、広い面をザバッと塗れるように大きめのパテを塗る用のヘラを買いました。
パテ塗り用のヘラには、いろんなサイズのものがあって、僕が買ったのは180mm(18cm)ですが、もっと小さいものや、これより幅の広いものもあります。どのくらいが使いやすいのかさっぱり分からなかったので、ホームセンターに売っていたパテ用のヘラの中から真ん中くらいのサイズを選びました。
実際に使ってみて、使いにくくはないし、そこそこ広い面も塗りやすいので悪くはないサイズだったと思います。けれども、もうちょっと小さい12cm〜15cmくらいのヘラのほうが僕のような素人には扱いやすかったかなーとも思いました。
このくらいのサイズ。
このパテ塗り用のヘラと壁紙をカットする時に使う「地ベラ」は形が似ていますが、別の道具です。
これが地ベラです。先の金属の部分は硬く、ガッチリしています。カッターをあてて真っ直ぐに切る持ちやすい定規みたいな道具です。
それに対して、パテ塗り用のヘラは、
こんな感じに、押し当てると金属部分がしなる作りになっていて、パテが塗りやすいです。
あともう一つ、パテを載せておく「コテ板」とか「盛り板」と呼ばれるものがあります。
ここにパテを乗っけて、
持って、パテを塗り塗りします。よく左官屋さんが使っていますよね。
これはもう10年くらい前に買ったものですが、わりと長く使えるので1つあってもいいかもしれません。
パテの種類
たいていプロの方の動画を見ていると粉状のパテを水で練って使っています。が、もうすでに練ってある状態のパテがホームセンターに売っていました。
これです。
水性のペースト状になっている壁紙用のパテです。僕が買ったのは1.5kg入のものです。
この袋から絞り出したら、すぐに使えます。
めっちゃ滑らかです。
そして、もう一つ粉状のパテも買ってみました。
粉状のパテは、きな粉みたいに細かくサラサラというかフワフワした手触りでした。
このパテは粉2に対して1の水を入れて練ると袋に書いてあったので、真ん中にくぼみを作って、そこに水を入れて、
練っていきます。
かなり、頑張って練ったのですが、こんな感じです。
最初からペースト状になっているパテのように滑らかにはなりませんでしたが、塗ってみた感じは、ザラザラしているって感じでもありません。
あと、ここでは少量で試しているのでコテ板の上でやっていますが、たくさん練るときはバケツや余っている壁紙の上とかで練るみたいです。
ペースト状のパテはホームセンターで1.5Kg、約900円でした。それに対して粉状のパテは3kgに水を1.5kg入れて、でできあがり4.5kgで、500円ちょっと。
かなりお値段が違います。たくさん使う人は粉状のほうが安く済んでいいですね。僕は長い時間をかけておうちリフォームをするつもりなので、その都度必要無分だけ練ればいい粉状のパテも使っていきたいと思っています。
今回、4畳の書斎のパテ塗りでは、1.5kgのペースト状になっているパテまるまる1本でちょうどくらいでした。もっと薄く上手に塗れれば、余ったかもしれません。ペースト状のパテも中に空気を入れなければ、長期間使用できるみたいですので、1部屋だけリフォームするとか、練るのがめんどくさいって人は、ペースト状のパテを選ぶのがいいかもしれません。練らなくていいのはやっぱり楽です。
余ったパテをラップに包んでおいたら、しばらく使えるかなーと思って実験してみたのですが、、、
全然ダメでした。3日後でガッチガチに固まっていました。
パテを塗る道具とパテの種類の動画
パテ塗り
これらのパテと道具を使ってパテ塗りをしていきました。プロのパテ塗りを動画で見ると、サッと1回でパテを塗りつけて、シャーっとこれまた1回でこそぎとって、かっちょいいんですけど、全然そんなふうにはいきません。
素人がペタペタとパテを塗っている様子は動画でご覧ください^_^
まずはネジ穴とか小さいところから。小さい箇所は小さいヘラでパテを塗っています。
パテを塗りつけて、
こそぎ取る。
釘が打ってある凸凹も、パテをその箇所に塗って、こそぎ取りました。
壁紙をはぐ時にガッツリ剥いじゃってできた段差には、大きなヘラを使って、パテを塗って、こそぎ取りました。
薄い裏紙の残っているところと、剥いじゃったところの境目にも塗りました。
窓枠や窓のサッシにはパテが付いてほしくないので、養生テープを貼ってからパテを塗りました。
窓枠の右側は、右利きの僕にとってはちょっと塗りにくかったです。
塗り終わって、パテが乾く前に養生テープをはがすと、窓枠、サッシを汚さずにきれいに塗れました。
この他にも、ドア枠周りも養生してパテを塗りました。養生するのは面倒ですが、やると素人でもキレイに線がでるみたいです。
そして、パテ塗り一番のメインイベントの大きな亀裂です。
しっかりと亀裂の中に入れ込んでいくように塗って、
しっかりこそぎました。
しばらく経ってパテが乾いてきた頃に見てみると、こんな感じにパテを塗ったところが凹んでいました。
ので2度目のパテ塗り。
そして、翌日、見てみると、まだ少し凹んでいたので、さらにもう1回、合計3回塗って、ようやく手で触って凹みを感じないようになりました。
この大きな亀裂の箇所以外は、1回塗りでだいたい大丈夫な感じだったので、1回塗りで終わりにしました。
パテ塗り自体は、けっこう楽しかったです。でもね、もうちょっと塗る時に頑張って薄く塗ることを意識しとけばよかったなーと、このあとのヤスリがけの時に思うのでした。。。
パテ塗りの動画
パテ塗り後のヤスリがけ
パテを塗ったあとののヤスリがけです。パテを上手に薄くきれいに濡れていれば、ヤスリがけも大変じゃないのかもしれません。
壁紙を貼る下地の凸凹をなくすためにパテを塗ったのに、返って凸凹がひどくなってしまいました。もちろん穴とか亀裂とかは埋められたんですけどね。
仕方ないので、ひたすらヤスリました。
パテの水分を吸って残した裏紙が波々になっているところもたくさんありました。
こういったところをはじめ、パテを塗ったところ全てを手で触って、ザラザラしている所をひたすらヤスリでスリスリします。
使ったヤスリはパテを塗る前と同様180番で、2×4の木片にかぶせてスリスリ。
手で触りながらザラザラしているところ、段差がある所を削っていきます。
言葉にするとたったこれだけなんですが、これがなかなかに大変でした。何枚も何枚もヤスリを替えながら長いことヤスリました。
あ、そうそう、僕はマスク無しでヤスっちゃったんですけど、マスクはしたほうがいいです。細かーい削りカスがものすごい飛びます。
ヤスリ終わったら、壁をホウキではたいて、
掃除機をかけて、
窓枠とかドアとかふけるところは雑巾で水拭きをして、
やっと、やっと、やっと壁紙を貼る下地ができました!
パテ塗り後のヤスリがけの動画
壁紙を選ぶ、壁紙貼りの準備に続く
僕的には、壁紙はいで、ちょいちょい下地の調整したらすぐに壁紙を貼れるかと思っていたのですが、この下地の調整に思っていた以上に労力、時間がかかりました。
さて、いよいよ壁紙を貼っていきます。動画では触れていない壁紙選びから、壁紙貼りの準備へと続きます。