築30年のお家をリフォーム中のそーです。今回は天井の貼り替えです。天井紙って言葉があるんですかね?それとも天井に壁紙を貼る、が正しいんですかね?

どちらが正しいのかはさておき、天井の紙を貼り替えます。本当なら壁や床より先に貼り替えたほうが、下が汚れなくていいんじゃないかと思うのですが、天井紙の張替えと一緒に天井の蛍光灯も取り替えようと思いまして。

で、その天井の蛍光灯の取替には電気工事士の免許がいるらしく、、、電気工事士の資格を取得する時間が必要だったので、天井は後回しになてしまいました。

これまで、この書斎の壁紙とトイレと壁紙を貼り替えてきたのですが、天井を貼り替えるのは初めてです。上に貼るってことがこんなに大変なのかっ!ってのが貼り終えた感想です。

実際に貼る様子は動画を参考にしていただいて、ブログでは動画の文字数では書ききれなかった天井紙貼りに使った道具や選んだ天井紙などについて触れていきたいと思います。

書斎の天井紙を貼る!の動画

天井紙を貼り替える手順

初めてこの書斎の壁紙を貼り替えた時に、「古い壁紙を剥がして、新しい壁紙を貼ればいい」だけでないことを知りました。

古い天井紙を剥がす

天井紙貼り7
下矢印

浮いてる裏紙を剥がす

天井紙貼り8
下矢印

ヤスリを掛けるその1

天井紙貼り9
下矢印

パテで段差を埋める

天井紙貼り4
下矢印

ヤスリを掛けるその2

天井紙貼り5
下矢印

天井紙をカットして折り畳む

天井紙貼り2
下矢印

天井紙を貼る

天井紙貼り3


といった感じの工程で貼り替えていきます。天井に新しい紙を貼る工程が、上手い下手が出る気になる所ではあるのですが、その間の地味な「下地の調整」がけっこう大変で時間がかかります。

下地の調整に必要な道具と材料

天井の上の貼り替えに必要な道具は壁紙の貼り替えのときに必要な道具と基本的に同じです。

天井紙を剥がすのに必要な道具

踏み台

くまさんの踏み台

なにはともあれ、作業するのが天井なので、何かしらの台がないと手が届きませぬ。僕がいつも使っているのは娘がちっちゃい頃に使っていたくまさんの椅子。落ちても怖くないくらいの高さで、ちょうど手が届く、移動が片足でできる、使いやすい台です。

カッター

古い天井紙を剥がすのに必要なのがカッターです。カッターで貼り合わせのところに斜めに切込みを入れて、三角に剥いで行くと楽ちんです。

ヤスリがけに必要な道具

紙やすりは120番を使いました。中目と呼ばれる120番から240番くらいが下地の調整に使う粗さとしては使いやすいんじゃないかと思います。

紙やすりをカットして、2×4の木片に巻きつけてスリスリしました。

ヤスリがけに必要な道具

そして、今回は天井をやするので、ヤスった削りカスを丸かぶりです。ですので、防塵マスク防塵メガネは必須です。

パテ塗りに必要な道具と材料

パテ塗りに必要なのがこれらです。

パテ塗りの道具

粉状のパテと水

下地用パテ

パテは粉状のものを使いました。書斎の壁のときには練ってあるタイプのものを使いましたが、粉状のもののほうが、使う分だけ水で練ればいいし、長くおいておけそうだし、お値段も安い。あと、塗ったあとのヤスリがけも粉のタイプのほうが楽な気がします。(製品によるかもしれませんが)

ヘラ

パテ塗りのヘラ

パテを練ったり、塗りつけるためのヘラです。一番おおきなヘラは、面積が大きいところを塗るときには活躍するのですが、今回は、100円ショップで買った赤茶色っぽい調理用のヘラを主に使いました。ずっと天井に塗るので、このくらいのサイズが素人の僕には使いやすかったです。白いヘラ(これも100均)はパテを練るのに使いました。

盛板

コテ板盛板2

持ち手がついている練ったパテをのっけておくやつです。

天井紙を貼るための道具

壁紙貼りの道具とほぼ同じです。

天井紙貼りの道具

左から、

撫で刷毛

貼った天井紙を撫でて空気を抜きつつしっかりと押さえて貼り付けるのに使います。

地ベラ

周りの不要な所や合わせ目の重ね切りなど、地ベラを当ててカッターでカットします。

ジョイントローラー

主に合わせ目のところをコロコロしてしっかりと貼り合わせます。少しの隙間であれば、このジョイントローラーを使って埋められます。

カッターと替刃

カッターは細いタイプの方が刃も薄く、重ね切りには向いているかと思います。天井紙や壁紙のカットでは1カットごとに刃を折って新しくするので、替刃は必須です。

竹べら

角をしっかり入れ込むのに使います。

僕はホームセンターでそれぞれの道具をバラバラに購入したんですけど、ホームセンターでもネットでも壁紙貼り用のセットが売られていますねー。

足場(台)

天井を剥がしたり、パテを塗ったりするときは、くまさんの椅子を動かしながら使うでいいんですけど、天井に紙を貼るときには、道のように歩いて行ける台が必要です。

プロの人は脚立と脚立の間に足場板を通したのを使っていました。でも、脚立2個もないし、足場板もないので、僕は持っている足場台とストックのビールの箱を使ってこんな感じにしました。でもホントは段差がないほうがやりやすい。。。

天井貼りの足場

天井に紙を貼る台は、高すぎても低すぎても貼りづらい。。。

抑える棒や箱など

天井紙を貼る時に太くて長い棒や箱などを使うと貼りやすかったです。僕が使ったのはAmazonで釣り竿を買った時の箱。

こんな感じに使います。手だと手のひらの当たる2箇所しか押さえられませんが、こういった形状の物を使うと広く押さえられます。

Amazonの箱で天井紙を貼る

いろんな方が動画で棒状の道具を使って貼っていて、そんなんで楽になるの?と半信半疑だったのですが、実際に道具なしとありでやってみると、Amazonのダンボールでもあるとめっちゃ便利でした!そしてこんなに斜め(上の写真)でも、全く問題ない柄なのです。

スポンジ(雑巾)

のり拭き取り

最後の仕上げに、壁や窓枠などについたのりを拭き取るのに使います。洗車用のスポンジ(100均)を使ってビシャビシャにして雑巾で拭き取りました。

天井に貼る紙を選ぶ

天井用の紙として売られているものもありますが、壁紙をそのまま天井に使うケースも多いようです。僕が選んだ天井紙はこれです。

品番でいうとRH-4216です。(上のリンクのRH-4850と4851は透湿性があり30分以内に貼らないといけないので、僕のような初心者には向いていません)

僕がこの天井紙を選んだ素人なりの理由は、この2つです。

・天井に貼るように一般的なビニール壁紙より軽量化されている
模様に縦横がなく、多少斜めになっても問題なさそう

あと、届いてから実際に貼ってみて思ったのは、厚みがわりとあって(のわりに軽い)、貼っている時に破れそうといった心配もなく、その厚みのお陰か凹凸なくきれいに貼れました。ので、厚みがあって軽いってのは天井紙であっても壁紙であっても僕のようなDIY初心者にとっては、選ぶときの大事なポイントかなーと思いました。

天井紙を貼ってるプロや玄人さんの動画ばっかり見てたから、こんなに大変とは思いませんでした。いやほんと、チャップリンかっ!って自分で突っ込みたくなるほどバタバタしています。ぜひ天井紙貼りの動画もご覧ください。

でも、なんとか貼れました〜!

天井貼り完了