トイレの床をはります。
「はる」って「貼る」?それとも「張る」?どっちなんだろ?
ちょと調べたところ、板とかの場合は”張る”で、糊とかボンドでくっつけるときは”貼る”って言うみたいですね。
なので、今回はトイレの床を貼ります。
あーそうそう、壁紙と床のクッションフロアのどっちを先に貼るのがいいのかなー?と素人なりに考えました。
書斎のときは壁紙を貼ってから、床にフロアタイルを敷き詰めていったのですが、トイレでは、床のクッションフロアを貼ってから壁紙を貼ることにしました。
フロアタイルを敷くのは壁紙を傷つたりしなさそーだから後にしたのですが、クッションフロアだと貼る時に壁紙をガリッとやる可能性もあるなーと思ったからです。
多分、次回クッションフロアと壁紙の両方を貼り替えるときにも、同じ順番でクッションフロアを先に貼ると思います。
前回の記事、「ペーパーホルダー、巾木を外す、クッションフロアと壁紙をはがす」からの続きです。
目次
トイレの床材選び
トイレの床材って何がいいのかなー?と調べたところ、トイレや脱衣所、キッチンなどの水回りの床材としては、水に強いクッションフロアかフロアタイルを貼ることが多いみたいです。一般的にはクッションフロアの方が多いのかな。お値段も安いし。
書斎のリフォームの床には、「フローリングタイル」と呼ばれる「フロアタイル」の一種を張ったんですけど、トイレには「クッションフロア」を選びました。
トイレなので僕的にはやっぱりフロアタイルは継ぎ目があるのが気になる。。。書斎で使ったフロアタイルは「水が浸透することはありません」と謳っているので大丈夫だとは思うんですけどね。
あとは、まだDIYしたことのないクッションフロアを使ってみたかったってのも理由の一つです。
僕が今回トイレの床材に選んだクッションフロアはコレです。
このハーフサイズ(幅約91cm前後)のクッションフロアでトイレの横幅に足りるので、奥行き分の長さ2m分を買いました。
僕は楽天で購入しましたが、ホームセンターでも取り扱いがあります。ホームセンターで取り扱いのあるクッションフロアの種類はそれほど多くありませんし、お値段的にも今回僕が買ったものと比べて、特段安いということもありませんでした。ただ実際にものを見て触って買えるのと、10cm単位で買えるのはいいところですね。(ネットでも10cm単位で買えるショップもあったかも)
クッションフロアのメリット・デメリット
【クッションフロアのメリット】
・耐水性が優れている
・汚れにも強い
・掃除がしやすい
・適度な弾力がある
・価格が安い
・施工が比較的簡単
・たくさんのデザインがある
【クッションフロアのデメリット】
・家具などの跡が付きやすい
・高級感はない
・耐久性が低い
といった感じです。
クッションフロアにはたくさんのデザインがあるので、ものによっては安っぽい感じはしませんが、書斎に張ったフロアタイルと比べると高級感というか、本物のような木目感やタイル感は望めません。
そうは言っても、耐水性、汚れに強い、掃除がしやすいところは、やはり水回りには最適ですね。
クッションフロア貼りの動画
床を掃除するところから、クッションフロアを貼り付けるまで、やった作業をほぼほぼ早送りでこんな感じに貼ったよって動画です。
ブログでは動画では説明しきれなかったことを書いています。どちらも何かしらの参考になれば幸いです。
給水管を外す
クッションフロアを貼る前に、給水管が邪魔なので外しました。コレです。
コレを外すには、家全体の水道を止めなければいけません。
クッションフロアをササッと貼り終えて、外した給水管に栓をするところまで行けばいいのですが、なにせDIY初心者なので、そんなに簡単には行きません。(ってゆーかこの給水管外すだけでめちゃくちゃ苦労した)
そんなわけで、水が出ないのは不便なので、ペットボトルに水道水を大量にストックしときました。手を洗ったり、2階のトイレのタンクに入れればトイレも流せるし、これでしばらく水道が使えなくても大丈夫です!
家全体の止水栓は、家の外の水道メーターのところにありました。コックを90度回して水を止めます。
さて、給水管を外すのですが、この管が全然回りません。ペンチやら、モンキーやらで回してみたり。ゴムを巻いてみたり、ヒートガンで熱したり、ハンマーでガンガン叩いてみたりもしましたがピクリともしません。
ので、仕方なくパイプレンチってのを買いました。コレです。
ただパイプを回すだけなのに、まあまあのお値段です。ホームセンターにはもっと安いパイプレンチもあったんですけど、僕が買ったのと比べるとすごく重かったので、ちょっとお値段はするけどコレにしました。
買ってはみたものの、パイプレンチの使い方が全く分かってなかったので、最初は反対に使っていました。回したい方向によって、右から噛ますか、左から噛ますかするのですが、それに気が付かず「え〜!けっこう高い買い物だったのに、全然引っ駆らないやんっ!」としばらく途方に暮れていました^^;
が、パイプレンチの向きを反対にしたら、しっかりとパイプに噛んで、回せました。知らないって怖いですね^_^
で、この給水管を外してから、クッションフロアを貼たのちに壁紙も貼るので、けっこう時間がかかります。その間ずっと家中の水道を止めたままにできないので、クッションフロアを貼り終えたら、たまたま工具箱に入っていた止水プラグで栓をしました。
もちろん、わざわざコレを買わなくても、壁紙貼りに邪魔でなければですが、新しいトイレの給水管と止水栓を取り付けるでもいいと思います。
クッションフロアー貼り
クッションフロアー貼りに使った接着剤
クッションフロアを貼るのに使った接着剤はこれです。
近所のホームセンターで1,000円しないくらいで購入しました。クシ目のコテも一緒に購入。こちらは200円くらい。
ネットで買うよりも安く、、、と思って今調べたら、ネットでも同じくらいのお値段で売ってました。
オープンタイムって何?
クッションフロア用の接着剤を床に塗ってから、しばらく放置しておく時間をオープンタイムと言うそうです。オープンタイムは、接着剤がやや乾いて(なのかな?)粘りが出てきて、しっかり貼れる状態にするための時間です。
オープンタイムは、使う接着剤や季節によって違うので、接着剤に書かれた説明に従います。
僕が買ったセメダインの接着剤には「塗布後5〜10分より貼り始め、貼り付け可能時間(30分〜90分/23℃・湿度65%)以内で貼り終わってください」と書かれていました。
トイレには1枚のクッションフロアを貼るだけなので、真夏だったので10〜20分くらいのオープンタイムを取って貼るのが適当だったと思います。
「だったと思います」と言っているのは、僕はオープンタイムを全く取らずに貼ったからです。オープンタイムを取って粘着力が増した状態がどういう状態なのかがよく分からず、位置がズレちゃって貼り直せなかったら嫌だなぁ〜と。
結果として、大きく困ることはなかったのですが、やはりなかなか端っこがくっつかず、カットしづらかったです。次回クッションフロアを貼る際には、多少のオープンタイムを取って貼ろうと思いました。。。
クッションフロアの位置を決める
クッションフロアを仮置きしてみて、「あ、まっすぐ貼るための目印がいるなー」と気が付き、トイレの奥と手前に室内の幅の中心に線を引きました。クッションフロアを貼るときにも中心がどこかわかるように、奥は壁に、手前は廊下に中心線を書きました。廊下の方は写真だと全然見えないけど、一応引いてます^_^
そして、クッションフロアの方にも中心あたりの模様に奥と手前の両方に印をつけました。
クッションフロアの中心とトイレの横幅の中心を奥と手前の2ヵ所で合わせることでまっすぐ貼れるようにしました。
クッションフロアーの角の貼り方
書斎の壁紙を貼る時もそうだったんですけど、出っ張った角、引っ込んだ角に貼る時にどうカットすると貼りやすいのかが、いまいち理解できていなかったので、図を作りました。
ってゆーか、図を作ったのは動画を編集しているときなので、クッションフロアーを貼っているときは、いまいちよくわからない状態で貼ってました(T_T)
入隅のカット
凹んでいる角は、クッションフロアを角にしっかりと押し込んで、糊のついた角の頂点からVの字に広くカットすると、角に収まります。
出隅のカット
反対に出っ張った角は、角の頂点から一本まっすぐカットすると収まります。
上の図みたいなところは、出隅のカットの後に入り隅のカットがあるので、両方を組み合わせてクッションフロアを入れ込んでいきます。
クッションフロア用カッター
クッションフロアと一緒にクッションフロアカッターってのを買いました。コレです。
プロの方がクッションフロアを貼る動画をたくさん見て、これは便利そうだぞ!と購入したのですが、僕の使い方が悪いのか、オープンタイムを取っらなかったせいで端っこがくっつかず切りにくかったのか、道具が安物だったからなのかは分かりませんが、あんまりうまく切れませんでした。
せっかく買ったので、頑張って使っていましたが、最後の方は諦めて、壁紙と同じように地ベラを当ててカッターでカットしました。地ベラはこれです。
給水管と排水管の穴を開ける
クッションフロアを貼り付けて、周囲をカットし終えたら、給水と排水部分に穴を開けます。
給水も、排水もクッションフロアの上から手で触って場所を確かめながら開けました。
給水部分には、先にも言いましたが、給水プラグにシールテープを巻きつけたものをねじ込んでおきました。これで、大元の止水栓を開けても大丈夫です。
シールテープってのはコレです。これを巻いておくと水漏れしにくいみたいです。
排水の部分は穴の中心から放射状に切込みを入れて、カットしました。
接着剤を拭き取る
素人施工ですから、貼ったばかりのクッションフロアがすでに汚れていたり、あっちこっち接着剤がついていたりするので、きれいに拭き取ります。
接着剤は、水拭きでは落ちなかったので、無水エタノールを使いました。きれいに落ちましたよ!
というわけで、クッションフロアをなんとか貼り終えました。
正直、もっと簡単にきれいに貼れるかなーと思っていたのですが、思っていた以上に手こずりました。入口付近のちょっと複雑なカットもうまくできなかったし、クッションフロア用カッターもうまく使えなかったし、、、やっぱり初めての作業ってコツがわからないし、作業しているときは視野が狭くなって、良い解決策が浮かばなかったりしますよね。次回、クッションフロアを貼るときにはもうちょっと頑張りたいです。
でもまー、自分んちだからちょっとのミスはご愛嬌ってことで、それなりにまっすぐ貼れたから良しとしよー!
次は壁紙選び、壁紙貼りに続きますよ。