ピザ窯でピザを乗せて焼く焼床(やきどこ)のパネルは、耐火コンクリートのアサヒキャスターを使って作ります。
アサヒキャスターは耐火コンクリートです。耐火モルタルではありません。耐火モルタルは火を入れないと固まらないモルタルのことです。
モルタル、耐火コンクリート、耐火モルタルの違いって何?という方はこちらも参考にしてみてください。
アサヒキャスターは意外とどこにでも売っているもんでもないみたいで、4軒のホームセンターのうち1軒でしか取扱がありませんでした。ネットでは普通に買うことができます。
僕が作る焼床のサイズは、600㎜ × 670㎜ × 400㎜で、この焼床に使ったアサヒキャスターは1袋と1/4袋くらいでした。
アサヒキャスターをトロ舟に出して
水を加えて
よく練ります。
アサヒキャスターは固まるのが速い。とにかく速い。というのをネットで見ていたので水を多めにゆるめにしてみました。
しっかり混ぜて、予め作っておいた焼床の木枠に入れ込みます。
ピザ窯の土台の天板をモルタルで作った時には、中にたくさん空気が入ってしまっていてので、今回は全体をヘラでサクサク刺したり、けっこう時間をかけて木枠をコンコン叩いたりしてから、全体をならしました。
朝一にこの作業をして、次の日の昼過ぎに外しました。丸一日とちょっと置いておいたことになります。1月の寒い時期でしたが、しっかり固まっていました。
木枠を外して、
焼床を起こすと、
おおっ!すごい!周りのものが映り込むくらいピッカピカッです。空気もそれほど入ってないようでいい感じです。
無事、焼床も完成しました。
焼床も完成したし、いよいよ耐火レンガを積んでいくのですが、その前に耐火レンガをカットしなくちゃいけない箇所がいくつかあるので、耐火レンガをカットします。