築30年のおうちリフォームもいよいよ床に入ってまいりました。
これまで、壁紙を剥がしその下処理をし、壁紙を貼りました。そして前回は、その壁紙貼りのいたらない部分のリカバーをしました。その記事がこれです。
今回は、僕が選んだ床材の紹介と床に直接床材を張ろうと思っていたけど、下地材を入れたほうがいいなと思って選んだ下地材の紹介、そしてその下地材を貼るところまでを書いています。
動画の方ではこの2本がこの記事にあたります。床材の感じとか、下地材の貼ってる様子とかは動画のほうが分かりやすいと思うので、動画もぜひご覧ください〜!
目次
床材にはクリックフロアーズClick Floorsを選んだ
僕が床材を貼るのはここです。
もともとこの部屋には絨毯が敷いて(貼り付けて)ありました。それを剥いだ状態です。この記事で絨毯をはいでいます。
絨毯を剥いだ下はピシッと平らでもないけれど、すごく凸凹もしていないザ・下地って感じの床です。
僕は子供の頃住んでた家が和室やキッチンなどの水回り以外は全部絨毯だったこともあって、絨毯も好きです。絨毯って、冬でもひんやりしないし、クッション性もあって気持ちいいし。
でも、まあ掃除ってことで言えば、フロアタイルのほうがスパッと綺麗になるしなーと迷いました。が、フローリングっぽいフロアタイルにした方がこの部屋を撮影にも使えていいかなーということで、これを選びました。
これはクリックフロアーズ(Click Floors)という「置き敷きフローリング」とか「フローリングタイル」とか呼ばれる「フロアタイル」の一種です。たぶん。
僕が買ったショップでは「スゴい床」って名前で売られていましたが、他のショップではクリックフロアーズClick Floorsという名で販売されているみたいです。
いまリフォームしているのが4畳という中途半端な広さの部屋なので、一畳分ずつ買えるところも良かったし、もし足りなかったら、不足分のクリックフロアーズを1枚から買える(送料は別にかかるけど)のもいいなーと思って。
ちなみにこのショップでは、部屋の縦横のサイズを入力すれば、必要なクリックフロアーズのおおよその枚数が分かるようになっています。
楽天 DIYインテリアのお店ColorsProでクリックフロアーズの必要な枚数を調べる
僕は楽天でいつも20〜30%オフ(ポイントバック)でお得に買い物をしています。楽天でリフォーム材料、道具を買うときには参考にしてみてください。
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フローリングっぽいフロアタイルには、「ただ置くだけ」のタイプと、今回僕が買った「はめ込む」タイプのものがあります。確かにただ置くだけの方が、施工自体は楽そうだけど、、、はがれたり、ズレたりしないのかな?という疑問が払拭できず、はめ込むタイプのものを選びました。持ち家なので、はがしたりもしないし。
この「スゴい床」クリックフロアーズにはたくさんのカラーバリエーションがあるのも選んだ理由の1つです。僕が選んだのはアンティークオリーブというカラーです。
僕が床材を買ったのは人生で初めてなので、これが他のと比べていいかどうかは全く分かりませんが、施工のしやすさ、床の質感、そしてお値段とのバランスってことで言えばかなり満足しました。
この床材1箱で約一畳分です。そんで、かなり重いです。壁紙にしても床材にしても、リフォームの材料って僕が思っていた以上に重い。。。1畳分の一箱でもうんこらしょってくらいに重いです。ので、何を選ぶにしてもネットで買うことをオススメします。
このクリックフロアーズって床材は、ゴムのように柔らかくはないけれど、いわゆる木のフローリングのようにカッチカチでもありません。程よくしなるけれど、
これ以上曲げるとポッキリいっちゃうよ。という感じです。
そんでカッターだけで切ることができます。というと弱そうな感じがしますよね。でも、弱くないんです。なんて言えばいいんでしょうね。カッターでスッとこの床材をカットすることは全くできません。動画を見ると分かりますがググッと力を入れて2回3回カッターで切りつけても切ることはできません。カッターで床材の表面に傷をつけたら、それをキッカケに折ることができるようになります。
クリックフロアーズ丸々一枚だとこんな感じです。幅が14.5cm、長さが90.7cmです。(ジョイント部分を入れず)
右と下のジョイント部分が出っ張っています。
右下のアップです。
回転させて左上をアップにするとこんな感じです。こちら側はジョイントの出っ張りが少ないです。
この右と左、下と上をはめ込んで敷いていきます。
ちょっと試しにはめてみました。
画像の右、ジョイント部分を見るとちょっとズレているのが分かりますか?つなぎ目が全く見えませんし、隙間も全くできません。質感もなかなかいい感じです。
裏面はこんな感じです。ゴムのようにググッとグリップが利く感じではありませんが、ツルツル滑るって感じでもありません。
厚さは4mmです。
クリックフロアーズを敷いた出来上がりはこんな感じになりました。
なかなか素敵でしょ。
【追記】スゴい床、クリックフロアーズの強度
このスゴい床、クリックフロアーズClick Floorsの強度はどうなのかな?と心配していたのですが、こればかりは実際に使ってみないことには分かりませんよね。
ですが、かなーり頑丈ってことが分かりました〜!体重80㎏以上のおっさんが毎日毎日、ゴロゴロ椅子でゴロゴロゴロゴロ半年以上していますが、傷一つ見当たりません。思っていた以上に丈夫です〜!
友安製作所の床の下地材
床材のクリックフロアーズを貼っていこうと思ったのですが、その前に試しに並べて乗ってみました。
うーん、、、クリックフロアーズの質感自体は決して悪くないんですけど、下の木?の硬さがダイレクトに伝わってくるなー。。。
ってのが気になったので、クリックフロアーズの下にクッションになる下地材にいいのないかな〜?と探しました。
そんで、見つけました。これです。
友安製作所ってところが作っている「フローリング材用表面粘着下地シート」です。
フロアタイル用 下地シート 粘着シート 幅1m 長さ10m 厚み1.7mm Z3K K8F 表面粘着 防音 遮熱 防湿 防カビ …
この下地材は、片面に粘着性があって、床材をしっかり固定してくれて、さらに防音、防カビ、防湿、遮熱、床暖OKというスグレモノです。しかもお値段もお手頃。
粘着面。
裏面。
厚さは1.7mmです。
1.7mmか、、、大丈夫なのかなー薄くね?とも思ったのですが、実際に敷いてその上に床材を置いて、下地材ありとなしで踏み比べ?をしてみました。
そしたら、全然違いました!
下地材ありだと床のガツガツした硬い感じがなくなって、けれどもフワフワへニョヘニョでもなく、ちょうどいい具合に硬さを和らげてくれました。(あくまで僕の主観です)
いや、ほんとに、床材をそのまま貼らなく良かった。もちろんもともと心地よい感触のフローリングの上に床材を張るなら、下地材なしでもいいのかもしれませんが、僕のようにガツガツ床に貼るならこの下地材は必須と言っていいんじゃないかと思います。
床材(フロアタイル)と下地材の動画
下地材を貼る
さてさて、手に入れた下地材を貼るのですが、、、
実はこの下地材の販売ページで紹介されてる貼り方や友安製作所のYouTubeの貼り方を見ると、粘着面を上にして、その上に床材を貼っていくように説明されています。なので、賃貸でもこの下地材を入れることで床材がしっかり固定されるよ、と。
これが友安製作所で紹介されている「フローリング材用表面粘着下地シート」の正しい貼り方の動画です。
確かにしっかりズレなくなりそう。でも、粘着面の上にはめ込み式のフロアタイルを貼っていくって、しかも初めてでって、ちょっと僕には大変そうだなーと。
なので、うちは賃貸じゃないし、下面を粘着にして貼り付けちゃってもいいんじゃね?その方が床材貼るのも楽じゃね?ってことで、紹介されている方法ではなく、表裏反対に貼ることにしました。
なかなかの粘着力があるので、賃貸の方は反対には貼らないでくださね。
というわけで貼っていきます。
まずは、下地材の端っこをまっすぐになるようにカットしました。
今度は部屋の長さにカットします。下地材は床材と交差するように敷くのがいいみたいです。床材と十字になるようなイメージで敷きます。
なので、僕の場合、部屋の短い方の長さに合わせてカットしました。
そして、仮置きする時に邪魔なので、粘着面に付いている紙のミミをカットします。
これを部屋の床に敷き詰める分だけ作ります。最後の一枚は幅も合わせてカットします。
だいたいカットしたら、床に掃除機をかけてキレイにします。
キレイにしたところで、切った下地材を仮置きして、
部屋のドア付近のくぼみに合わせて、下地材をカットしました。
この下地材はカッターで簡単切れますし、大きすぎたら後から切ればいいし、足りなければ足せばいいので、あまり神経質にならずにカットしていって大丈夫な感じでした。
仮置した下地材を貼っていきます。下地材は、部屋の周り、下地材同士の間を5mmくらい開ける感じに貼っていきました。
一枚目の最初の位置を調整したら、裏紙を少しはがして最初の位置を決めます。
しっかりと押さえたら、裏紙をはがしながら貼り付けていきます。
空気が入らないように撫でながら貼っていきます。壁紙貼りに使うなでバケを使っていますが、手でもぜんぜん大丈夫です。
粘着面も、ちょっとくらいならはがして貼り直すこともできます。
部屋の端っこまで貼り付けました。
あれ?部屋の幅より小さめに切ったのに、、、引っ張りながら貼っちゃったからなのか、余っちゃっいました。でも切れば大丈夫です。
このくらいの感じにカットしました。
残りの下地材も同じ様に貼っていきました。また、端をカットするなら真っすぐのほうがいいな、と思ったので、ドアのくぼみ側から貼りました。
最初は慎重に貼り付けていましたが、この下地材はほんとに扱いやすく、融通もきくので意外と大胆に貼っていっても大丈夫でした。
全体に貼ってみて、下地材同士や部屋の壁際にくっつき過ぎたところは、カッターでこんな感じにカットしました。
これで下地材貼りは完了しました〜!下地材きれいに貼れました。
僕的には、床材の下に下地材を入れることにしたことと、この友安製作所の下地材を選んだこと、そして、表裏逆に貼ったことは、今回のリフォームの中で特にナイスな判断だったと思います。
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床の下地材を貼る動画
床材(フロアタイル)を貼るに続く
床材も選んだし、下地材もいいのが見つかって貼り終わったし、次回は床材を張っていきます。
床材張りが初めてだったし、フロアタイルもはじめましてだったので、最初は少しまごまごしましたが、やり方さえ分かれば、難しいことはなかったです。
4畳の書斎リフォームもいよいよ終盤です。床材(フロアタイル)を貼るに続きますよ。
https://itiho.com/shosai-renovate8/