さてさて、築30年のお家の4畳の書斎をリフォームしています。
お部屋の荷物をどかして、カーテンレールとか外して、絨毯も剥いだので、いよいよ壁紙の貼り替えに取り掛かっていきます。
このひとつ前の様子はこちらの記事に書いています。
ネットの記事やYouTube等々で調べたところによると、壁紙貼りの工程は、「壁紙をはがす」→「下地を調整する」→「壁紙を貼る」な感じでした。
これは全然間違ってはいないんですけど、思った以上に「下地を調整する」ってところが大変でした(T_T)
だって、全然壁紙キレイに剥がれないし、パテも上手に塗れないから、凸凹をなくすためのパテで余計に凸凹になっちゃうし、、、そんなわけで、「壁紙をはがす」→「凸凹をやする」→「パテを塗る」→「パテをやする」といった感じに壁紙を貼る前の工程が大幅に増えてしまいました。。。
この記事では、そのうちの「壁紙をはがす」→「凸凹をやする」までをまとめました。
読むのめんどくさいって方は、この記事は2本の動画にもまとめているので、動画でどうぞ〜。
【書斎 4】壁紙をはがすの動画
【書斎 5】壁紙を貼る前のパテを塗る前の下処理の動画
目次
電気のスイッチ、コンセントのカバーを外す
壁紙をはがす前に、電気のスイッチやコンセントのカバーを外します。うちの場合は、ここから開きますよーってゆーきっかけになるところがありました。そこにマイナスドライバーをおりゃっと差し込むとカバーが外れます。
カバーが外れると上下にネジが2箇所あるので、それをプラスドライバーでグリグリやって外します。
ネジを外したら、枠部分が外れるようになります。けっこう食い込んでいたので、ヘラを使って外しました。
これで壁紙がコンセント周りまではがせるようになりました。
電気のスイッチも同じ要領です。この部屋にある電気のスイッチひとつと2箇所のコンセントのカバーを外しました。
壁紙をはがす
壁紙を剥がしていきます。とりあえず、壁紙を張り合わせているところからおりゃ~と剥いだら、、、
こんな感じになってしまいました。これってどこまで剥ぐのが正解なの?
リフォームのプロやリフォーム専門店の動画やブログで調べたところ、前の壁紙の裏紙を残すのが正解みたい。表面の壁紙だけを剥いで、薄い白い紙を残すんだって。
で、はがすときのコツとしては、カッターで斜めに切れ目を入れて、三角の頂点から壁紙をはいでいくとはぎやすいんだって。
こんな感じ。ここにはちゃんと三角に剥げてるっぽい写真を載せてますけど、なかなかこんなにうまく剥げないのです、実際には。
ビリビリやってて楽しそーと思ったのか、壁紙剥ぎは娘も手伝ってくれました。
”裏紙を残す”ように壁紙を剥いだんですけど、残してはみたものの裏紙がピラピラ浮いちゃってる箇所がたくさんありました。
ピラピラしているところに壁紙張ったら浮いてきちゃうので、ピラピラ裏紙は全部剥がすことにしました。
けっこうピラピラなところがたくさんありました。天井に近いところ。
部屋の角。
窓側、特に窓の下は、ほとんど全ハギでした。
あと、全体的にパテを塗ってある上も裏紙剥がれやすかったです。部屋の角とか窓の下もパテ塗ってある箇所が多いから剥げやすいのかもしれません。
せっかく裏紙を残すように剥いできたのに、、、
けっこうリフォーム専門店の動画とか見ると、動画のために貼った壁紙を剥がしてるからか、きれいに剥がれるんですが、こちとら築30年ものの壁紙なんで、そう簡単にキレイには剥がれてくれないのです。
とにもかくにも、壁紙を剥がし終わったので、今度は下地の調整をしていきます。
壁紙をはがす動画
壁紙の下地にヤスリをかけたり
壁紙をひと通り剥がしたら、パテを塗る前にある程度壁の凸凹を減らしておこうとヤスリをかけたりしました。
こんなネジ穴とか、
石膏ボードのズレでできているヒビとか、凸凹とか手で触って明らかに凸凹してんなーって所を、
ヤスリがけします。
あと、こーゆー裏紙が剥がれたところも、ノリの跡ですかね?結構ザラザラしていたのでヤスリました。
使ったのは180番の紙やすりです。リフォームのサイトとか動画を見てると大体の人が180番の紙やすりを使っていたので、180番を僕も使いました。
240番(番号が小さい方が目が粗い)の紙やすりも使ってみたんですけど、180番と比べると、すぐに目が詰まってしまいます。壁をヤスルなら180番くらいの粗さの方がやっぱり向いているようです。
電動のサンダーとか、紙やすりを取り付けて使う道具も売っていますが、僕は2×4の木材が家にあったので、それを小さく切って使いました。
こんな感じに紙やすりを巻きつけて、
スリスリしていきます。
あとは、石膏ボードをとめている釘が出っ張っているところが数箇所あったので、この釘もハンマーとピンポンチを使って凹ませました。
ピンポンチってのはこれです。
本来は名前の通り、ピンを抜くための道具なのですが、最後の巾木を取り付けるときにも活躍したので、個人的にはあってよかった道具です。でも、わざわざ買う必要はないです。僕もこのために買ったのではないですし。
そして、これ。インターネットがADSL(ISDNか?)だった頃の電話線が通っていたパイプが飛び出ています。なにせ築30年ですから。
家の外の線はもう繋がっていないので、グリグリ引っぱったら、割れて抜けました。
抜いた穴周りもヤスリがけをしました。
最後に部屋全体のヤスリカスをホウキで払って、
掃除機できれいに吸い取ったら、
いよいよパテ塗りです。
壁紙の下地にヤスリをかけたりする動画
書斎のリフォーム パテ塗りに続く
壁紙剥ぐのも思っていた以上に手こずったし、剥いだらすぐパテ塗れると思っていたけど、その前の下処理でなかなかに時間と手間がかかりました。
まあ、初めてのことですし、プロからしたら、そんなことやらなくていいよ、とか、もっといいやり方があるよ、とかあるのかもしれませんが、まあDIY初心者のリフォームですから大目に見てくださいm(_ _)m
そんなわけで、次回、「パテを塗る」→「パテをやする」へ続きまする。