2022年の4月1日から28日まで、GWを飛ばして5月9日から31日まで「ブロック割」が使えます。
「県民割」では県内在住の人が県内の旅行をすると割引対象でしたが、「ブロック割」になって、住んでいる地域近隣の県での旅行も割引対象になりました。
僕が住んでいる千葉は関東ブロックで、東京都を除く、千葉、神奈川、茨城、群馬、栃木、埼玉、山梨の7県への旅行、宿泊であれば、それぞれの県の「県民割」が使えるって感じです。
今回僕は、神奈川県の横浜駅周辺に宿泊してかながわ旅割を使ったのですが、もらったクーポンが思ってた以上に使いづらかった。。。えーこんなはずじゃなかったのに!とならないように何かしらの参考になればいいなー、なんて思いながら書きました。
かながわ旅割を受けるためには
かながわ旅割を受けるためには、ワクチン接種などのコロナ対策をしていますよ、その証明がこれですよ、ってのを見せなければいけません。必要な書類はこの2点です。
■ワクチンの接種証明など
■住所の分かる本人確認証(運転免許など)
「 ワクチンの接種証明など」は県内かそれ以外かで変わってきます。またワクチン以外の証明方法もあります。
・神奈川県民→ワクチン接種を2回して14日以上経っている
・神奈川以外のブロック内に住んでる人→ワクチン接種を3回している
・ワクチン以外の証明(神奈川を含むブロック内)以下の検査で結果が陰性であること
PCR検査または抗原定量検査 | 検体採取日を含めて4日以内 |
抗原定性検査 | 検体採取日を含めて2日以内 |
僕は「神奈川以外のブロック内に住んでる人」なので、3回ワクチン接種が条件です。で、その証明ができる書類のコピーかスマホで撮った画像を、ホテルでチェックインの手続きの時に本人確認証と一緒に見せます。スマホで取った画像でOKというのは、鞄の中をガサガサしなくていいですね。
こんな感じにスマホで写真を撮りました。
かながわ旅割で受けられる割引とクーポン
ブロック割で受けられる割引は旅行先の地域(道府県)によって微妙に異なります。
かながわ旅割ではこんな感じです。
ここでまず戸惑いました。この図では3000円以上で1500円の割引と1000円分のクーポンと書かれているのですが、楽天トラベルやじゃらんのページで見ると、これが無い。
なんで?神奈川県が書き換えてないだけ?それとも先着で無くなったの?僕が何かを見落としてる?と検索していたらやっと見つけました。
OTAというのはOnline Travel Agent、つまり楽天トラベルとかじゃらんとかネットで旅行の予約するサイトのことです。
安い3千円台のカプセルホテルに1500円割引でサクッと泊まろうと思っていたんだけど、、、この金額と割引設定だと6,000円ちょっとのビジネスホテルに泊まって3,000円割引される方が快適に過ごせそうだし、クーポンも2,000円分もらえるしってことで、3,000円オフのかながわ旅割を使いました。
実際の支払金額はこんな感じです。横浜駅から歩いて5分くらいのところのホテルに朝食もついて、3,500円くらいで泊まれました!しかも2,000円分のクーポンももらえるし、実質1,500や!と思ったのですが。。。
【楽天トラベル】でブロック割を見る【じゃらん】でブロック割を見る
かながわ旅割クーポンを使ってみた
ホテルでワクチンの接種証明の画像をスマホで見せて、本人確認の運転免許証をみせるとチェックインできます。その時にクーポンの受け取りの説明を受けます。
紙のクーポンもあるのかな?僕が泊まったホテルでは、電子クーポン?アプリ?一択でした。
この紙に従ってQRコードを読み取ってregionPAYってゆーアプリを入れて、かながわ旅割のクーポンのチャージもQRコードを読み取ってできるので、クーポンのゲット自体はとても簡単でした。
使うアプリはこれです。
regionPAY
GiftPad無料posted withアプリーチ
さて、このクーポンはどこで使えるのかな?と「クーポン取扱店舗一覧」を見たら、、、
なんじゃこりゃ〜!めっちゃ見辛いし、クーポンが使える店がどの辺りにあるのかが分さっぱりからない。泊まってるホテルから近いの?歩けるの?
アプリの地図からでどこでクーポンが使えるお店を見られるので、事前にアプリ入れとけば調べられるっちゃ、調べられるのかもしれない。でも、そもそも紙のクーポンかと思ってたしな。。。
かながわ旅割のクーポンはGo Toトラベルの時のクーポンみたいにコンビニやスーパー、ドラッグストアなどでは使えません。八景島シーパラダイスとか、よこはまコスモワールド、芦ノ湖の遊覧船とかでは使えるので、そういったところに遊びに行くのであればサクッと使えそうです。
でも、そうでなければ、けっこう限られた飲食店などになってしまいます。横浜駅周辺だとこんな感じでした。
ここに表示されているところはすべて飲食店です。横浜駅周辺にはものすごい数の飲食店があることを考えると、かなり少ないですよね。
今回、僕は夜ご飯を食べながらの会に参加するためにホテルを取ったのと、次の日の朝食もホテルに付いているので、飲食店ではクーポンを使えません。なにかお土産的なものとか買えるお店はないのかな?とアプリで調べたのですが、横浜駅周辺にはありませんでした。
隣駅の桜木町まで行けば「ガトー・ド・ボワイヤージュ」って名前の洋菓子屋さんでクーポンが使えることが分かりました。「ガトー・ド・ボワイヤージュ」は横浜駅にも、横浜そごうの中にもあります。あるのですが、横浜の店舗では旅割クーポンは使えません(電話して訊いた)。使える店舗と使えない店舗は何が違うのだろう。。。
もークーポンを使うのは諦めようかとも思ったのですが、気力を振り絞って、片道136円と少しの時間をかけて隣駅の「ガトー・ド・ボワイヤージュ」桜木町店まで行ってきました。
「ガトー・ド・ボワイヤージュ」桜木町店は改札は出ますが、駅の建物内にありました。
「旅割 アプリのみ 紙不可!」の張り紙がしてありました。紙のクーポンが、使えないところもあるのですね。旅行って調べなくちゃいけないことがただでさえたくさんあるのに、こうゆう所もいちいち調べておかないと使えないのはめんどくさいですね。
僕の前のお客さんもかながわ旅割のクーポンでお菓子を買っていました。こういったお土産が買えるお店が少ないから、集中しちゃうんでしょうね。
買ったのは2,160円(税込)のお菓子。ケーキなどの生菓子も売ってましたが、日持ちする焼き菓子のセットにしました。
僕はわざわざ時間をかけて用事のない隣駅までクーポンを使いに行きましたが、使いにくいと使わない人も多いんじゃないのかなーと思ったり。
かながわ旅割のクーポンまとめ
かながわ旅割のクーポンは、GoToトラベルのときのクーポンのようにわりとどこでも使えるものではありませんでした。
夕食、朝食がついているホテルやお宿に泊まることも多いでしょうし、そうなると飲食店でのクーポン利用が難しかったりしますよね。クーポンの趣旨と違ってくるので日用品が何でも買えるようにとはいいませんが、もう少し使える店舗を増やしてくれないと、経済を回すためのクーポンが使われないってことになってしまいます。
ブロック割、県民割は、クーポンを上手に使えれば、お得なのは間違いありませんから、事前にクーポンの利用先までしっかりチェックしておきたいですね。
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