銀杏下処理

 そーはウキウキで家に帰って来ました。

 散歩がてら歩いて買い物に出た帰り道、神社の境内にたくさんのぎんなんが落ちているのを見つけて、ここぞとばかりに拾いまくって帰ってきたのです!

 が、しかし家人からは「くっさー!ほんとマジやめて勘弁してっ!」と猛烈な抗議を受け、一人寂しく玄関で銀杏の下処理を始めました。。。

銀杏(ぎんなん)を拾ってきたら水に漬ける

 拾ってきた銀杏です。
ぎんなん処理01

 銀杏を拾ってきたら、とりあえず水に漬けます

 食べるのはこの銀杏の実の中身で、さらに堅い殻があるので、細かいことは気にしないでバケツでも何でもあるものにぎんなんを入れて、水をドボドボっと入れます。

ぎんなん処理02

 水に漬けておくのはふやかして中身を取りやすくするためです。なので、水に漬けずにいきなり中身を取り出しても問題無いです。ちょっと取り出しづらいけど。

 土に埋めておくのも、剥きやすくするためです。埋めたり掘ったりが面倒なので、僕は水漬けとく派です。

 一人寂しくぎんなんの下処理を始めました、、、って書きましたが、この日はこれでおしまいです^_^

 水に漬けた銀杏は臭いのでそのまま外に出して放置です。



銀杏(ぎんなん)をむく、乾燥させる

 銀杏を水に漬けておくのは、一晩でも3日でも一週間でもいいです。長く漬けたほうが剥きやすいってだけです。でも、一週間くらいでズルズルむけるので、それ以上は必要ないかと。

 いきなりむくよりは、一晩でも水に漬けておいた方が剥きやすいです。

 今回は6日放置しました。

 あ、手袋が必要です。

ぎんなん処理03

 薄い使い捨ての手袋ですが、キッチンで使う普通のゴム手袋でもいいです。どうしても手袋が無い!という場合は覚悟と根性をご用意ください。

 バケツの水をザルで切ります。

ぎんなん処理05

 で、一個づつズルッとむいていきます。

ぎんなん処理06

 長いこと水に浸してあったので、簡単にむけます。見慣れたあいつが出てきます。

ぎんなん処理07

 簡単にむけるので時間はそんなにかかりません、一個0.47秒でちゃちゃっと剥けます。

ぎんなん処理09

 まだちょっとスーパーで売ってるあいつとは様相が違いますね。

ぎんなん処理08

 今度はこれを洗います。

ぎんなん処理10

 ガシャガシャガシャガシャ、、、とこするようにして洗います。何度もガシャガシャして、しっかり洗い流すと

ぎんなん処理12

 こんな感じに綺麗になります。

 今度はこれを乾かします。ちょうど使ってない流しのネットがあったのでその中に入れました。

ぎんなん処理13

 ザルでも、新聞紙の上に広げるでもなんでもいいんですけどね。とにかく銀杏の表面がしっかり乾けば。

 でも、なんだかぶら下げたい気分だったので銀杏ぶら下げちゃいました。

ぎんなん処理14

 天気が良ければすぐに乾きます。

 乾いたら銀杏の下処理はおしまいです。

銀杏2

銀杏を割る、銀杏を煎る

 さて、銀杏を割ります。専用のぎんなん割るやつもありますが、そんなオサレなのはないので、男は黙って、

銀杏割る1

 ペンチ

 ペンチの穴の空いてるところにぎんなんを縦に挟んで

銀杏割る2

 軽く握ると、

銀杏割る3

 こんな感じに、簡単に割れます。

 割ったぎんなんをフライパンに入れて、おもむろにあら塩をひとつかみ

銀杏割る4

 ぎんなんを封筒に入れてレンジでチンするのもお手軽でいいんですけど、やっぱり銀杏は煎るほうが断然うまい!

 塩で煎ると火もじんわり入って、銀杏の旨味も増すってもんです。

 「銀杏を塩で煎る」を動画にとってみました。

3分29秒の動画です】

 銀杏のサイズとか、火加減にもよるのですが、この動画で実際に(早送り&飛ばしているので)銀杏を煎っている時間は6分です。

 銀杏っておいし~ですよね。

 そーはこの喜びを家人のだれとも分かちあうことなく、一人で黙々とぎんなんを食べるのでした。

銀杏割る5