そーは新しいオーブンレンジが届いてからというものスコーンを作りまくっています。
スコーンが好き。というよりはクロテッドクリームが大好き!クロテッドクリームを食べるためにスコーンを焼いている、といっても過言ではない。
そんなクロテッドクリームは明治屋とか紀伊国屋とか成城石井といったおっされーなスーパーに行けば、売っているのかもしれない。けれども、僕が住んでいるのはいわゆる郊外と呼ばれるところで、うちの近所ではクロテッドクリームを扱っているスーパーはほとんどない。
だもんでネットでクロテッドクリームを取り寄せることになります。クロテッドクリーム高い。。。ってゆーか冷蔵か冷凍で送られてくるので送料も含めてまあまあのお値段になるのです。
高いお金を出して買うんだから失敗したくない、、、でも食べてみないとどれが自分の好みか分からない。。。
そんなわけで、この先の短くない人生を自分好みのクロテッドクリームと過ごすべく、ナカザワとタカナシの国産のクロテッドクリーム2種、デボンとロダスの本場イギリスのクロテッドクリーム2種の計4種類のクロテッドクリームを食べ比べてみることにしました。
皆さんのクロテッドクリームライフの参考になれば幸いです。
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目次
クロテッドクリームって何?
クロテッドクリームとはWikipediaによると、
クロッティドクリーム(Clotted cream)はイギリスの乳製品。イギリスの南西部・デヴォン州で2000年以上も前から作られてきた伝統的クリーム。ジャムとともにスコーンに付け食べられるのが一般的である。
脂肪分の高い牛乳を、弱火で煮詰めたものをひと晩おいて表面に固まる脂肪分を集め作られる。脂肪分は60%程度であり、バター(80%)よりは低く、生クリーム(30〜48%)よりは高い。
となっています。
まあ、難しことを抜きにすると、クロテッドクリームとは、スコーンにジャムと一緒にのっけて食べるとめちゃくちゃうまいクリームのことです。
クロテッドクリームはやわらか~いクリームチーズのような状態のクリームで、サワークリームに近い感じです。もちろんサワークリームのような酸味はなく、風味としてはWikipediaの解説にあるように、生クリームとバターの中間の感じです。と書くと、こってりしていそうですが、全く重くありません。濃厚なミルクの甘味があるのにあっさりと食べられる危険な食べ物です。
今回クロテッドクリームと一緒にのっけて食べたジャムは、ボンヌママンのジャムです。クロテッドクリームと合わせるのはいちごジャムが定番ですが、個人的にはブルーベリージャムの方が好きです。もちろん他のジャムやはちみつでもOK。
ではでは4種類のクロテッドクリームの食べ比べです。
ナカザワ(中沢)のクロテッドクリーム
まず最初は日本の中沢乳業のクロテッドクリームです。これは唯一うちの近所のスーパーで取り扱いがあったクロテッドクリームです。
中沢のクロテッドクリームは、4つの中で最もねっとりとした質感で「食べる生クリーム」といった感じ。ミルク感がしっかりとして、ジャムの甘さを程よく和らげスッキリと食べられます。クセのないあっさりとしたクリーム。
近所のスーパーで見つけられたので、お値段的にもお求めやすく、存分に塗ったくって食べられます。賞味期限はお店で買ったときで15日ありました。100g入りですがもうちょっと小さい40g入りの製品もあるみたいです。
100gの方のサイズ感は手に持つとこのくらいです。ほぼほぼナカザワのサワークリーム(90g)くらいのサイズです。
原産国 :日本
乳脂肪分:63.0%
賞味期限:購入時で15日間あった
容量 :100g
参考価格:351円(税込)近所のスーパーで購入
ロダス(ロッダ)のクロテッドクリーム
ロダスまたはロッダと呼ばれるクロテッドクリームです。クロテッドクリームの発祥の地、イギリスはコーンウォールの老舗のクロテッドクリームです。
ロダス(ロッダ)のクロテッドクリームは冷凍された状態で届きます。それを冷蔵庫で解凍してから食べます。
他の3つのクロテッドクリームと比べると明らかに黄色い。特に表面の黄色い膜は”クラスト”と呼ばれる乳脂肪分が豊富な部分で、本物のクロテッドクリームの証なんだそう。その見た目からも香りはバターのようで味わいも、他の3つと比べてもクリームと言うよりはバターに近い風味。バターっぽさというか深いコクはあるのですが、もちろんバターのようにしつこくなく、舌にのせた瞬間にスーーッ溶けてなくなる。ミルクっぽさ、生クリームっぽさはあまりない。
僕はいちごジャムより断然ブルーベリー派なのですが、ロダスのクロテッドクリームだけはいちごジャムの方が美味しかった。クロテッドクリームの本場のコーンウォールでは、ジャムが先でその上にクロテッドクリームをのせるのだそう。でも、僕はいつ何時でもクロテッドクリームが先。クロテッドクリームののったスコーンが食べたいんで。
僕が今回買ったのは28g入りの一回食べきりの小さなサイズのものですが、40g入りのものもあるみたいです。どちらにしてもそれほど量が多くなく、冷凍で来るので、ちょっとずつ食べるのにはもってこい。
ちなみに解凍してからは冷蔵保存で10日以内に。
原産国 :イギリス
乳脂肪分:60.5%
賞味期限:購入時で約9ヶ月(冷凍)
容量 :28g
参考価格:5個入りで1,800円(税込・送料別)
デボンクリームカンパニー クロテッドクリーム
コーンウォールと同様にクロテッドクリームの発祥の地だと譲らないデボン(デヴォン)の地名を冠した会社のクロテッドクリーム。本場イギリスでは定番のクロテッドクリーム(らしい)。
ねっとりとしていて濃厚な口当たり。全体的にはナカザワに近く「食べる生クリーム」で、あっさりと食べられる。その中にややロダスよりのバターっぽい感じの風味も感じられ、色も少し黄みがかっている。
デボンクリームカンパニーのクロテッドクリームには、今回買ったプレーンの他にブランデーやレモンといったフレイバーの付いたものもあるみたい。
容量が170gあるので、しっかりたっぷり塗って食べられるのも嬉しい。冷蔵品ですが、未開封時の賞味期限も比較的長いので(買うお店の回転にもよるところが大きいけど)、まとめ買いしてストックしておけるのがいい。
原産国 :イギリス
乳脂肪分:55.1%
賞味期限:購入時で約9ヶ月あった(冷蔵)
容量 :170g
参考価格:1,782円(税込・送料別)
タカナシ 英国伝統のクロテッドクリーム
タカナシの英国伝統のクロテッドクリームはその名の通り、英国で伝統的につくられているクロテッドクリームを再現したとしています。
タカナシのクロテッドクリームは、濃厚で甘み、ミルクっぽい旨味を一番感じた。しっかり味がするけれど、さっぱり。あくまでも僕の主観、好みって事になるんですけど、これだけクロテッドクリームを食べまくっていても食べた瞬間に「うんまっ!!!」となるくらい美味しい。ジャムなしでも美味しいってくらいクリームの味が深い。
今回買ったタカナシのクロテッドクリームは、40g入りのものですが、たっぷり100g入りのものもあります。賞味期限が長くないので、買いだめには不向き。なので近所に売ってたらめっちゃ嬉しーなー。
原産国 :日本
乳脂肪分:61.0%
賞味期限:購入時で一週間
容量 :40g
参考価格:2,870円(税込・送料込)
※取扱がない場合、リンクが表示されません
クロテッドクリーム食べ比べ まとめ
誤解のないように、最初に言っておきます。今回食べたクロテッドクリームは、どれも美味しかったです。「なんじゃこりゃ〜!」とぶん投げたりするようなものは一つもありません。
ですが、やはり本場イギリス産のクロテッドクリームは、冷凍だったり、長期保存に対応していたりで、ちょっと状態的には不利だったのかなーと。あと、お値段のこととかも加味すると日本勢が有利な感じでしたねー。
で、すでに書きましたが、僕の主観と好みで言えば”タカナシ”が一番の好みですかねー(順位をつけたかったわけではないのですが、、、)。あくまでも僕の好みですよ。
まーどのクロテッドクリームにしても、スコーンに塗ったくって、好きなジャムをのっけてほうばれば、かなーり幸せになれることだけは確かです!!!
ぜひスコーンにクロテッドクリームを塗ったくて幸せになっちゃってください〜(*^。^*)
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