タイガー ホットプレート CRV−G300レビュー36

 ホットプレートがほしい、、、と何年思い続けていただろうか。。。

 1万円前後出せば立派なホットプレートが買える。その本気を出せば安易に手に入る感がこれまでホットプレートを買うことに踏み切らなかった大きなというか小さなというか、理由です。

 そしてついに、実家暮らし以来30年近い時を経てマイホットプレートを手に入れました。

 僕はおうち焼き肉がしたい!お好み焼きを焼きたい!たこ焼きは焼かん!(はずだった)

 当初はサイズの一番大きい象印のホットプレートにしようと思っていたんですけど、いろいろとホットプレートについて調べていたら、象印よりはややプレートのサイズは小さくなるものの、お値段も安くて、収納しやすそうなホットプレートを見つけました。

 買ったのはタイガーのホットプレート「これ一台」CRV-G300です。

タイガー ホットプレート<これ1台> シルバー CRV-G300-SN

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 どうしてCRV-G300を選んだのか、実際にCRV-G300を使ってみた感想、レビューなんかを書いています。

 あ、あとタイガーのホットプレートで同時期に発売されたCRVとCRCとの違いについても書いています。



「これ1台」CRV-G300を選んだ理由

 僕が「これ1台」CRV-G300を選んだ理由はこんな感じです。

  • サイズが大きい
  • 火力がしっかりある
  • 脂が下に落ちるタイプの鉄板がついている
  • 掃除がしやすい
  • 収納しやすい
  • 価格が安い

サイズが大きい

 実家でその昔使っていたホットプレートも大きなタイプのものだったので、いっぺんにたくさん焼ける大きなサイズのホットプレートを探していました。

 プレートのサイズが大きいということで言えば、象印のホットプレートの方が大きく、最初はこれを検討していました。

この象印のEA-DE10というホットプレートは平面プレートのみしかないのと、うちは夫婦と娘一人の3人家族なので一番大きなサイズでなくてもいいかーということでCRV-G300にしたのですが、十分すぎる大きさでした。
 

火力がしっかりある

 しっかりと火力があって、全体がむらなくしっかり焼けるかが大事です。とは言っても実際にいろいろな機種で試し焼きをすることはできません。なのでここはレビュー頼みです。

 僕は大手以外の家電はダメだ~と思っている派では全然ないのですが、アマゾンや楽天、比較サイトなどなどのレビューを見まくった感じ、タイガー、象印あたりの評価は高い感じでした。比較的新しい会社の価格の安いホットプレートでは、「火力が弱い」とか「端のほうが熱くならない」というレビューをよく見かけました。

脂が下に落ちるタイプの鉄板がついている

 僕がホットプレートを買う一番の理由は、”おうち焼肉”がしたいから。なので、穴あきタイプで下に脂が落ちるプレートは必須です。煙も出にくいし、油もはねにくいし、お肉の余計な脂も落ちるし。

掃除がしやすい

 ホットプレートは油で汚れるのは避けられません。なのでなるべくバラバラになってしっかり洗えるようになっている。ことも大事なポイントでした。

 バラしてしっかり洗えるということは、それだけ洗い物が増えるということでもあるので、これは人によるかもしれませんね。

収納しやすい

 大きなサイズのホットプレートは、収納の場所をとる問題がどうしても起こります。CRV-G300は、コンパクトにまとめられて、縦にしっかりと安定して置ける脚がついています。更に、持ち運びしやすい頑丈な取っ手もついています。

価格が安い

 ここまで僕がホットプレートに求める物をあげてきたのですが、もう一つ大事なのは価格です。

 象印のホットプレートで、同じくらいのサイズで3枚プレートが付いているタイプはこれです。

 僕が買ったタイガーのホットプレートはこれ。

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 タイガーと象印を比べると象印のほうが3割くらい高い。

 トータル的に見て、タイガーのホットプレートがコストパフォーマンスが良さそうでした。(結局、使ってみないと分からないんですけどね)

 僕が購入する前の価格ドットコムのホットプレートの順位でも1位になっていましたし。

ホットプレート人気ランキング



タイガーのホットプレートCVRとCRCの違い

 上の価格ドットコムの順位の1位と3位になっているのがタイガーのホットプレートCVR-G300(1位)と、CRC-B301(3位)です。

 発売日は2ヶ月ほどしか変わらないのですが、お値段が違います。

 パソコンやスマホの画面で見ているとこのCRVとCRCの違いがよく分からないのですが、ざっくり言えばサイズです。

 ネットショッピングだとこのサイズ感がよく分かりませんよね。家電量販店で実際に見てきた感想を交えて違いをまとめました。

プレートの大きさ

 CRVとCRCではプレートの大きさが違います。ここでは平面のプレートのサイズで比較します。

CRV 42.1cm(長さ)×30.9cm(幅)×2.4cm(深さ)

CRC 35.0cm(長さ)×28.0cm(幅)×2.4cm(深さ)

 一番長い縦の長さが7cmほど、横幅が3cmほどCRVのほうが大きいです。実際に見比べてみると、CRCはひと回り小さいくらいの印象でした。もちろん、CRVの方が大きくてCRCの方が小さいのは一目瞭然です。が、大と小という差ではなく、大と中といった感じです。

 CRVの方は3〜4人向け、CRCは2〜3人向けといった微妙なサイズ違い感でした。(あ、あくまで僕の主観です)

波型プレートの違い

 焼肉に使う波型プレートは、どちらも穴開きで余分な油が流れるようになっていますが、形状が違います。

CRV 全体が波型で角度のないプレート

CRC 油が流れやすい角度をつけた波形プレートで一部が平面

たこ焼きのプレートの違い

 CRVのたこ焼きプレートもCRVのたこ焼きプレートも、ともに30個のたこ焼きが作れると謳っていますが、穴のサイズが全然違います。CRVの方は径が44mmで普通サイズのたこ焼きが作れますが、CRCの方はひと回り、ふた回り小さめのサイズでした。

 44mmでも特に大き目のサイズではないので、CRCのほうはかなり小さめのたこ焼きになりそうです。

ワット数の違い

 プレートのサイズが大きい分、消費電力もCRVのほうが100W大きくなっています。

CRV 1300W

CRC 1200W

重さの違い

 平面と波型、たこ焼きの3枚のプレートをつけた状態での重量を比較すると、

CRV 8.6kg

CRC 6.0kg

 大きさが違うので当たり前ですが、CRVの方が2.6Kg重たいです。プレートが3枚とも大きくなるのでかなり違ってきますね。

縦置き収納

 これは僕にとっては結構大事だったのですが、CRVは縦置き収納ができる

 もちろんCRCも外箱(ダンボール)に入れれば縦でも横で置けるんでしょうけど、CRVはホットプレート本体に足がついていて、スチャッと縦に収納することができます。CRCよりサイズは大きいけれど、その分収納が楽そう。

見た目の色

 これは一目瞭然なんですけど、CRVは本体の縁がシルバー。に対してCRCはブラウン。

CRVとCRCのラインナップ

 CRVとCRCの違いはここまで書いてきたとおりです。それぞののラインナップはプレートが何枚ついているかの違いで、本体に違いはありません

CRV(大きい方)のラインナップ

CRV-G300「これ1台」 平面プレート、穴空き波型プレート、たこ焼きプレート
CRV-G200「モウいちまい」 平面プレート、穴空き波型プレート

CRC(小さい方)のラインナップ

CRC-B301「これ1台」 平面プレート、穴空き波型プレート、たこ焼きプレート
CRC-B201「モウいちまい」 平面プレート、穴空き波型プレート
CRC-B101 平面プレート

 ちゃんと細かいところまで読めば間違えることはないんですけど、◯人用とか、名前にビッグとかスモールもしくはミディアム的なのが入っていると、サイズ感が想像できていいのかなーと思ったり。特にネットショッピングの場合は。



タイガーのホットプレート「これ1台」CRV-G300を実際に使ってみた感想

タイガー ホットプレート CRV−G300レビュー1

 僕が買ったホットプレートはタイガーの「これ1台」CRV-G300

 タイガーのホットプレートでは一番大きなサイズで、平面、波型、たこ焼きの3枚のプレートがついているタイプです。

タイガー ホットプレート CRV−G300レビュー6

 説明書と温度調節器のついた電源コード。

タイガー ホットプレート CRV−G300レビュー4

 温度の調節は、30年前と変わらずクルクル回すタイプのものです。最高温度は250℃。

CRV-G300収納の仕方

 CRV-G300を一旦ばらして、収納するとこんな感じです。

 プラスチックのケースにたこ焼きプレートを入れて、その上に波型プレートを重ねて収納します。外側には付属の金属ヘラもカチッとハマるようになっています。

タイガー ホットプレート CRV−G300レビュー7

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タイガー ホットプレート CRV−G300レビュー10

 本体部分は、こんな感じにバラバラにできます。

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 本体の枠に遮熱板(銀色のやつ)をはめて、その上に水受け皿(これも銀色のやつ)をのせて、その上にヒーターをセットします。

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 まずは平面プレートを乗せて、

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 その上に、波型、たこ焼きプレートの「受けプレート」を乗せて、

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 先程のプラスチックケースにしまった波型、たこ焼きプレートをのせます。

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 蓋をして、

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 両サイドの収納フックをガチっととめます。

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 本体横のスタンドを引き出すと、縦に置けるようになります。

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 スタンドと反対側には、頑丈な持ち手があるので、持ち運びも簡単です。

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 中のプレート類もしっかりホールドされているので、ガチャガチャ中身が動いたりもしません。しっかり安定して立ちます。

 家電量販店で見たときより、自宅で見ると大きく感じますが、縦に置けることでスペースの心配もしなくていいので、CRV−G300を選んで良かったなーと。

 ただ、電源コードはどこにもしまえないので、どっか引っ掛けるとことかあると良かったなー

タイガー ホットプレート CRV−G300レビュー29



CRV-G300で波型プレートで焼肉

 まずは穴空き波型プレートで焼肉。

 焼肉のときには、下の水受け皿にお水を入れて、受けプレートに波型プレートをセットします。平面プレートとたこ焼きプレートの時はこの受け皿に水を入れる必要はありません。

タイガー ホットプレート CRV−G300レビュー30

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 お肉をジュウジュウ焼きます。

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 おおっ!しっかり焼けるし、僕が使ったことのある30年前の平面プレートのみのホットプレートと違って、煙もすくないし、油のはねも少ない

 半分以上を時間のかかる野菜に使って残りで肉を焼いても、すぐに焼けるの十分な火力です。調子に乗ってお肉のせていると、食べるほうが間に合わないくらい。

 この焼き肉をするまでは「象印の一番大きなホットプレートにすればよかったかなー」という思いがちょこっとあったのですが、全くなくなりました。十分なサイズです。

 お肉を焼いたあとのプレートの写真を撮り忘れちゃいましたけど、焼肉後半のプレートの様子がこちら。

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 プレートには、油とかしかなくても全然くっついたりはしません。が肉を焼くにつれて段々と焦げ、汚れがついてきます。

 でも、お湯を流して、ティッシュでサッと拭き取るだけで、

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 ほぼほぼ汚れは落ちました。

 あとはバラバラにして洗います。

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 電源コードとヒーターは水洗いできないのでふきふきします。あと、本体下のプラスチックの部分も中に水が入ってしまうからか、丸洗いできません。電源コードとヒーター部分は仕方がないにしても、本体下のプラスチックの部分は、それなりに油がはねるので、ここは丸洗いできたほうが嬉しいなー。

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CRV-G300で平面プレートでお好み焼き

 平面プレートをセットしてお好み焼き。

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 平面プレートをフルに使って3枚のお好み焼きを焼きましたが、どのお好み焼きもしっかりむらなく焼き上がりました。まあまあ厚めに焼いたので、一人1枚でお腹いっぱい。

 3枚いっぺんに焼けるけど、次回からは一枚づつ焼きながら、ちょっとずつ熱々を食べることにしよう。

CRV-G300でたこ焼き

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 たこ焼きプレートは、ホントは全然欲しくなかったんです。関西出身でもないし、家でたこ焼きを作る習慣がないし、たこ焼き自体それほどしょっちゅう食べないし。

と思っていたんですけど、たこ焼きプレートのレシピを検索してみたら、思いの外いろいろできることを知りました。アヒージョとかシュウマイとかたこ焼き以外のことにも使えるんだっ!ってことで、うちには小学生の娘もいるので楽しめるんじゃないかと、たこ焼きプレート付きの「これ1台」にしました。

 なぜたこ焼きだけはパーティーなのかは疑問だけど、人生初のタコパ。

タイガー ホットプレート CRV−G300レビュー50

タイガー ホットプレート CRV−G300レビュー52

 たこ焼きってお好み焼きと比べると、かなり忙しい。

 たこ焼きプレートでは竹串しか使えない(金属の千枚通しとかは不可。お好み焼きとかは金属のヘラでOK。)のですが、慣れないのもあるけど、しっかりした太めの竹串があったほうがやりやすそう。

 でも、初めてでもそれなりにたこ焼きになりました。

 実際にたこ焼きを作ってみて、やっぱりたこ焼きはこのくらいのサイズは欲しいところです。たこ焼き大事!であれば、穴の小さいCRCではなく、大きいサイズのCRVを選んだほうがいいかも

CRV-G300でクレープ

CRV−G300レビュー クレープ - 1

 平面プレートでクレープ作り。

 トンボ(くるくる生地を伸ばすやつ)がないので、丸く生地は伸ばせないのだけれど、温度が安定するホットプレートでクレープを焼くのは簡単です。

 定番のチョコバナナはもちろん美味しいけど、

CRV−G300レビュー クレープ - 2

 チーズ、肉(ベーコンとかソーセージ)、卵(目玉焼き)、葉っぱ、ハラペーニョのピクルス、にマヨネーズ、ケチャップ、ウスター、黒胡椒といったおかずクレープがめっちゃうまい!

CRV−G300レビュー クレープ - 3

 色々アレンジもできそうだし、ちょいお昼ご飯にこれから活躍しそうです。



タイガーのホットプレート「これ1台」CRV-G300 まとめ

タイガー ホットプレート CRV−G300レビュー31

タイガーのホットプレート「これ1台」CRV-G300の良かった点

  • うちの家族にとってはちょうどいいサイズだった
  • 3枚のプレートそれぞれちゃんと使いそう
  • ガチャガチャせず、ガチッと収納できる
  • やっぱり縦置きできてよかった
  • 火力に不満なし、焼きムラ全く気にならない

タイガーのホットプレート「これ1台」CRV-G300の悪かった点

  • 一番下のプラスチック台が水洗いできない
  • 電源コードが一緒にしまえない
  • 使っていないパーツの置き場に困る

といった感じです。小さな不満はあるものの概ね満足です。

 特にサイズに関しては、当初考えていた象印の一番大きいタイプから一つ小さいタイガーのCRV-G300にして良かったです。十分なサイズでした。これ以上大きいとテーブルも使いにくくなってしまいますし。

 もちろん、サイズに関しては、家族構成と個人の食欲にもよりますけどね^_^

 タイガーのホットプレート「これ1台」CRV-G300ってどうなの?と迷っている方の参考になれば幸いです。

タイガー ホットプレート<これ1台> シルバー CRV-G300-SN

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