揚げ物って美味しいですよね。
最近じゃ、揚げてない唐揚げとか言ってヘルシーを売りにしてる唐揚げなんてもんもありますが、揚げてないんだから唐揚げと名乗って欲しくない。
揚げもんは揚げてなんぼなんじゃーーー!!
というわけで、揚げもんLOVEなそーです。揚げ物を揚げた油ってどう処理していますか?
固めてテンプルとか吸わせてテンプル的なもので、油を固めたり吸わせたりして捨てる、のは、もちろん最終的にはそうするんですけど、揚げ油はちゃんと漉せば何回も使えるんです。
濾すといっても、ただザルみたいな網目の付いたオイルポットや、キッチンペーパーなんかで濾すだけではそれほど長持ちしはしません。(漉さないよりはいいですが)
ちゃんとした油こし器、パナソニックのレッツフライ
僕が家でもう何年も前から使っている、油こし器です。
パナソニックのレッツフライというなんとなく昭和の香りのするネーミングの油こし器。
このレッツフライは、ただペーパーのようなフィルターで濾すだけではありません。活性炭内臓のエコカートリッジというものを通して濾すのです。
まずはこのレッツフライという油こし器はどんなものかといいますと、
こんなパーツで出来ています。
これにエコカートリッジとフィルターを取り付けて使います。
これがカートリッジのセットです。
エコカートリッジとペーパーフィルターが入っています。
エコカートリッジが5個とペーパーフィルター10枚入りが5袋。
エコカートリッジはこんなやつです。
これが活性炭内蔵のカートリッジで、油の色や匂いを取り除いてくれる要です。
そしてペーパーフィルター。
揚げカスや細かい黒いあげ鍋の底に沈んでる奴もまずこのペーパーで取り除いてから、活性炭内蔵カートリッジを通ります。
ポットに金属パーツをセットして
エコカートリッジを入れます。
カートリッジをセットしたら、ペーパーをその上に乗せて
針金のようなもので出来た枠をペーパーフィルターにのせて
ぐいっとまっすぐ押し込みます。
きっちり隙間なくフィルターがセットされます。このフィット感が気持ちいい。
これでセット完了です。ここに揚げ油を注ぎ入れます。
漉されるのにちょいと時間が掛かるので、このまま蓋をして置いておけばオッケーです。
さて、この濾した油を再び使うときには、
こんな風にして、フタの上に中身を全部おいて置けるので、他のところを汚したりせずに済みます。
さて、濾した油です。
4回揚げ物に使った油です。(新しい油を足しながらですが)
油カスとかはもちろんですが、色も多少取り除けて、匂いも抑えられています。
エコカートリッジの方は10回ろ過できます。ペーパーフィルターは1回ずつ使い捨てです。なので、ペーパーが10枚(1袋)終わったら、カートリッジを取り替えればいいので、替え時が分かりやすいです。
フィルターやカートリッジはそのまま燃えるゴミで出せます。
一セットで50回漉せるということになります。50回ずっと油を濾して使い続けられるってことではありません。
一回の油で揚げるものや量にもよりますが、上の4回目の揚げ油もまだ全然いけます。油の使い方によって大きく変わりますが、5〜10回はろ過していけます。
揚げ油を長持ちさせるコツ
◆レッツフライを使う
◆新しい油を足しながら使う
◆揚げ油は温度が高いほうがサラッとしているので漉しやすい(レッツフライは180度までろ過可能)
◆揚げ物が終わったら、なるべく早いうちに濾す
◆漉したら、冷暗所で保存する
◆とにかくレッツフライを使う^_^
このパナソニックのレッツフライを使うようにしてから、油が長持ちするので、たくさんの油を使って揚げ物をすることも抵抗がなくなりました。
揚げ物の油って結構使いますよね。そんで、それを数回で捨てるとかなると勿体ないですし、何よりも毎回活性炭のカートリッジでちゃんとろ過した油で揚げ物ができるのがいいです。
僕が使っているレッツフライのTK-CT10ってやつなんですけど、今はもうなくて現行品はレッツフライ TK88ってやつです。
交換用のカートリッジは、どちらも同じです。