母が飲みに出かけるとき、温めて食べなさいと無水鍋いっぱいに作ってくれた筑前煮。

 母が友だちと温泉に出かけるからと無水鍋に作ってくれたカレー。

 おでんに、肉じゃがに、おこわ、などなどたくさんの料理を無水鍋で作り置きして、年に数回、海外旅行にでかける母。

 そーたろは「無水鍋」で育ったと言っても過言ではありません、というのは冗談だけど、ほんとの話。

 とうもろこしを蒸すのも、鶏を焼くのも、茶碗蒸しを作るのも無水鍋。

 そして、その無水鍋は今も現役で母のメインのお鍋として活躍しています。

 「親、子、水入らず 日本のお台所で半世紀」というコピーが素敵です。

 ”親、子、水入らず”とか”親子三代”とか言われる無水鍋ですが、一向に僕のところに回ってこない。

 ”私が死んだら、この鍋はあんたんとこにいくけん”と母は昔から言っていますが、長寿大国の日本、無水鍋が回ってくる頃には、僕がおじいちゃんになっているかもしれない。

 ”そんなに無水鍋が欲しいなら自分で買えばいいじゃん!”

 そうなんです。自分で買えばいいんです。

無水鍋01

 買いました。無水鍋24㎝

 これはこれでうちの台所で結構前から活躍しています。

 でも、僕がほしいのは大きいサイズの無水鍋なのです。無水鍋の現行品は、僕の持っている24㎝のサイズのものと、一回り小さい20cmのサイズです。

 母が持っている無水鍋は初期の頃のもので、サイズが大きいのです、径で言うと28㎝くらい。



無水鍋とは

 無水鍋は、「水無しで調理できる鍋」のことなんですけど、そういう鍋全般のことではありません。

 無水鍋は「無水鍋」という名前の鍋なのです。

 株式会社 日本食生活改善指導会という長い名前の会社がとっている登録商標なのです。

 なので、水無しで料理できる他の鍋のことを無水鍋、無水鍋と気軽に呼んじゃいけないんです。
ま、僕らが勝手に呼んでもいいんですけど、「無水鍋」という名前で売ったり、宣伝しちゃいけないんです。

無水鍋11

 こーゆー「無水鍋」という名前の入っている本は、ちゃんと許可というか、協賛したりして作られているのです。
 

大きいサイズの無水鍋を手に入れる方法

 現行品の無水鍋に大きいサイズのものがないとすると、リサイクルショップとか、オークションで中古の無水鍋を探すしかありません。

で、ここ1、2年ずっと、オークションを見ていました。”無水鍋”と”中古”の検索条件で出品されたらお知らせが来るようにして。

 大きいサイズの無水鍋ってあんまり出ないんです。出ても状態が悪かったり、まあまあの状態のものが出ると、けっこうな値段が付いて落札されます。何度も負けました。。。_| ̄|○

 そして、ついに!大きいサイズの無水鍋をゲットする日が来たのです。

無水鍋03

 ゲットした無水鍋です。径は30cmです。

 あ、違う、”栄養鍋”です。

無水鍋1

 関西軽金属工業株式会社という今も調理器具を作っている会社のお鍋です。「無水鍋」って名乗っちゃいけませんからね。

 ここの会社も今はこの無水鍋っぽいアルミの削り出しの鍋はつくっていないみたいです。

 大きさを現行の無水鍋24㎝(大きい方)と比べてみました。

無水鍋05

でかい。

無水鍋06

 このくらいのサイズの無水鍋(じゃないけど)が欲しかったのです。

 アルミ製なので、しっかりとした厚みがあって、このサイズであっても軽い

 大きな無水鍋は、カレーや煮込みや煮物をたくさん作れるのはもちろんなんですけど、なんといってもフタが大きいのがいい

無水鍋07

 無水鍋のフタは、フタであり、フライパンでもあるのです。フライパンとして使うならこのくらいのサイズがないと使いづらいのです。

 そして、フタのフライパンで焼き付けたら、鍋をフタにして、そのまま蒸し焼きにしたり。

無水鍋10

 一つの鍋で色々な使い方ができるのが、無水鍋のいいところです。

 このサイズの無水鍋(ってもう呼んじゃうけど)を久々に使ってみると、やっぱり使いやすいいいサイズ。

 これで、母の家に行って恨めしそうに無水鍋を眺めることもない。

大きいサイズの無水鍋を作って欲しい

 核家族化が原因で、大きな無水鍋は作られなくなったのかな?

 確かに同居する家族の人数は減ったかもしれないけど、近年は共働きが増えて、逆にまとめてがっつり仕込んで、冷蔵、冷凍保存するって人は多くなったんじゃないのかな。

 今の冷蔵庫は昔と違って、大きな無水鍋だってそのまま入るし。

 ル・クルーゼとか、ストウブとか、バーミキュラとかの鋳物の鍋だってけっこう大きいサイズのものも売れてるし、だとしたら大きいサイズこそ、アルミの削りだしの鍋は軽くて扱いやすいというメリットがあるような。

 何より、オークションをずっと見てる限り、大きいサイズの無水鍋って需要があると思うんだけどなー。

 「母から娘へ」が「おばあちゃんからおばあちゃんへ」になる前に、大きいサイズの無水鍋をまた作って欲しいと思うのは僕だけでしょうか。

 僕もこの鍋、娘にやれないし^_^

 大きいサイズの無水鍋がほしい!と思われたら、ぜひシェアしてください!そして、株式会社 日本食生活改善指導会という長い名前の会社に届きますように。。。

 なーんてね。