そーは築30年のおうちの書斎、4畳のお部屋をリフォーム中です。
壁紙を貼る準備ができたので、いよいよ壁紙を貼っていきます。1つ前の記事はこちらです。
たくさんのプロの方々が壁紙を貼る動画を見て、「あーこんなふうに壁紙貼るんだな」って思っていたんです。でもね、全然「こんなふうに」は貼れませんでした。何度も貼り直すし、カッターで壁紙切るのもなかなかうまくいかないし。
リフォーム初心者が壁紙貼りをやると、こんな感じ、意外と大変そーってのを僕の動画から実感してしてもらえたら幸いです。僕は楽しいから自分でやるんですけど、業者に頼むというのも選択肢のひとつなのかもしれません。クロスの張り替え6畳3万円からてなってるし。
さてさて、このブログでもどんな感じに壁紙を貼ったかを書いているんですけど、ぶっちゃけ、動画のほうが分かりやすいので、ぜひ動画をご覧ください。
【書斎 10】壁紙を貼る その1の動画
【書斎 11】壁紙を貼る その2の動画
目次
壁紙を貼る その1
- 右利きは部屋の右側から壁紙を貼る
- まっすぐ垂直を取って貼る
- 壁紙のテープ、オレンジが右、青が左で貼る
- カッターの刃は1回切るごとに折る
といったルールに従って壁紙を貼っていきました。右利きの人は部屋の右側から貼り付けていくと、貼りやすいのだそう。
なのですが、最初に貼り付ける部屋の一番右側が、角とドア枠の隙間のあるちょっと難易度の高いところで、、、でも、右側から貼るんだよねってことでココから貼りました。
貼り終わった今は、特に一番最初にココから貼らなくても良かったかも、と思っています。右に1枚分の間を空けて、まず何もない平面なところから貼って、それから一番右に貼っても何も問題なかったなーと。あくまでもセオリーはセオリーってことで。
それと、もう一つ、「まっすぐ垂直を取って貼る」ていうのは、5円玉の糸に吊り下げたものを壁に貼り付けて、垂直を取ったんです。こんな風に。
でもね。僕が貼った壁紙はそんなに厳密に垂直に貼らなくっても大丈夫な柄なので、線を引かなくても良かったかも。この線のせいもあって、一枚目を貼るのにものすごく苦労しました。壁紙の左は線に合わせて、右は角に合わせて、、、と人生始めての壁紙貼りには荷が重かった。
壁紙最初の一枚目を貼る
僕が買った壁紙は「生のり付きの壁紙」です。その壁紙を壁の高さに合わせて、カットしてフィルムを剥がして折りたたんだ状態のものを貼り付けていきます。
壁紙の準備についてはこの動画を参考にしてください。
【書斎 9】壁紙を貼る準備
そして、うかつに青とオレンジのテープ以外の所を持ってはいけません。グッと一箇所に力がかかると破れます。壁紙の上の所をもったらさっそく破けちゃいました^^;
うかつに引いてしまった垂直の線に合わせて壁紙の位置を決めています。
なかなかうまく位置を合わせられませんが、生のりの壁紙は、わりと何回でも貼り直せたので、そこは本当に良かったです。
壁紙の位置が決まったら、なでバケで壁紙の空気を抜きながらしっかりと貼り付けていきます。
なでバケは、壁紙の中心から外に向かってかけていくのが基本らしいです。
そして角っちょを手と竹べらを使ってしっかりと、けれど破けないように優しく入れ込んでいきます。
そして地ベラをあてながら、カッターで切っていきます。のですが、めっちゃ切りづらい。。。右利きだとこの角度は無理!でもなんとか切りました。
キレイには切れなかったけれど、
まあ、普通に生活している分にはまず見えないところだから良しとします。
そして上下のいらない部分も、地ベラを当てて切っていきます。
人生で初めて貼った一枚目の壁紙。思ってた以上に大変だったけど、なんとか貼れました。
2枚目の壁紙を貼る
2枚目の壁紙を貼ります。2枚目の壁紙は、平面に貼るだけだったので1枚目と比べると格段に楽でした。
1枚目の壁紙と数センチ重ねるようにして貼り付けて、
重なった所を、地ベラを当てながら、カッターでカットしていきます。この合わせ目をカットするときは必ずカッターの刃を折って新しい刃で切るようにします。
新しい刃で切っても、最初は順調な滑り出しだったカッターも後半になってくると、切れが悪くなってきます。プロのひとのようにシャーーーーッとキレイには切れません。何がいけないのかなー(´ε`;)ウーン…力の入れ過ぎで、壁紙の下地まで切っちゃってるから切れ味がすぐ落ちちゃうのかな?
とりあえず、下まで切ったら、重ねた上の壁紙(オレンジのテープ)からはがしていきます。
次に下に入っている壁紙(青いテープ)も剥がします。
そして、ジョイントローラーでコロコロ〜コロコロ〜して、壁紙をしっかりと貼り付けます。
このつなぎ目の所をしっかりとおさえておかないと、のりが乾いて縮んだ時に壁紙も一緒に引っ張られて隙間ができちゃうんだって。
あれ?つなぎ目の線がしっかり見えちゃってるな。。。プロの動画だと、つなぎ目分からなかったんだけどな。。。おっかしーな?(次の記事、動画でこの線を消す補修をします★)
ちょっと膨らんで見えるところは、下の裏紙がノリの水分を含んで膨らんじゃっていますが、ノリが乾くとピシッと平になりました。
角に壁紙を貼る
3枚目の壁紙は部屋の角に貼っていきます。
2枚目の壁紙と数センチ重ねるようにして、壁紙の右側の位置を決めてから、手と竹べらを使って壁紙を破かないように角に入れ込んでから、左側の壁紙を貼り付けます。
あとは2枚目と同様に壁紙の上下をカットして、つなぎ目もカットして合わせました。わりとなんでもないところの壁紙貼りは、それほど大変ではありません。
窓に壁紙を貼る
そして、壁紙貼りの最大の難関、窓まわりの壁紙貼りです。
この写真は、古い壁紙をはがす前のものですが、この窓枠に沿って壁紙を貼っていきます。窓枠の横面と上面にも壁紙を貼る必要があるところが難しそうです。
壁紙のカットのイメージとしてはこんな感じです。
薄い黄色が壁紙です。で、壁紙を赤い線のようにカットしていきます。
窓枠の上下の角に向かって上は上から下は下から斜めにカットして、窓枠の側面に入れこむ部分を作ります。下は窓枠の下にも壁紙を使うので、必要な所をカットしてしまわないように木枠(下の茶色いところ)の範囲内で斜めにカットしました。
窓枠の上部は別に貼ることとしました。
まずは窓枠のことを気にせず、1つ前の壁紙に少し重ねるようにして壁紙の位置を決めました。
壁紙のせいで部屋が暗くなったので、電気を付けたら窓枠の位置が映らなくなってしまいましたが、左手の人差しが窓枠の角です。そこに向かってちょっと斜め上からカットしていきます。
窓枠に合わせて、水平にまっすぐ切るでもいいんですけどね。斜めにカットしておいたほうが、キッチリ角まで入れられるかなーと。
窓枠に入れ込む分を残して、いらない部分の壁紙をカットしました。いらない部分は切り離したほうが作業がしやすので。
今度は窓枠の下側です。上と同じように窓枠の角に向かって、ちょい下斜めから切込みを入れます。
上下に切込みを入れて、窓枠の側面部分に貼るところができたら、角に沿って手で貼り付け、竹べらを使ってしっかりと入れ込みます。
そして、地ベラを当ててサッシのところでカットしていきます。
今度は、窓枠の下の部分を処理していきます。壁紙にテンションがかからないように(破かないように)。壁紙をずらしつつ、木枠に合わせてカットしていきます。
と言うのは簡単ですが、実際は、キレイに処理するのが難しい。。。
最後に窓枠の下を入れ込んでカットします。
ここまでできたら、あとは上下のいらない所を切り落とし、壁紙の重ねた部分をカットしてコロコロしたら完成です。
窓にノリがべっとり付いているので拭き取ります。
とここまで書いてきましたが、、、やっぱり動画のほうが分かりやすいので、動画も合わせてみてください。
壁紙を貼る動画 その1
壁紙を貼る その2
壁紙を貼る その1の続きです。なんでこんなところで切っているのかといいますと、動画が分かれているからです。ので上の続きです。
窓枠のところの壁紙貼りは、「壁紙を貼る動画 その2」も参考にしてみてください。反対側の窓枠の処理をしています。2回目ってこともありますが、右利きにとっては窓枠の左側のほうがやりやすかったので、1回目よりは、キレイにできました。
作業としては同じなので、動画をみてください〜
窓枠の難関を越えると、あとは平面に壁紙をひたすら貼っていきます。
電気スイッチ、コンセントの壁紙貼り
ぐるっと一周壁紙を貼り終えたら、電気のスイッチやコンセントの箇所を処理していきます。
電気のスイッチのところは四角く切り抜いてから、周りの壁紙をおさえながらスイッチの金具に地ベラを当ててカットしました。
コンセント部分は、バッテンに切れ込みを入れてから、周りの壁紙をおさえてカットしました。バッテンでも四角く切り抜くでも、たいして違いはありません。ただ、電気スイッチの方は、夜に作業してたので電気を消さないように四角く切り抜きました。
電気スイッチとコンセントは、カバーを外した反対の順でもとに戻します。
2本のネジでカバーをとめて、
その上からフタをカチッとはめれば元通りです。
窓枠の上の壁紙貼り
最後に残っていた窓枠の上部に壁紙を貼りました。特に難しいところはなかったです。
貼る部分に合わせて、ちょっと大きいくらいのサイズに壁紙を切ります。2枚の長細い壁紙を合わせて貼ることにしました。
両サイドは、重ねずに突き合わせて、真ん中は重ね合わせてカットしました。
切るところが短いし、ここの重ね斬りが一番キレイにできました!
剥がれている壁紙を貼る
最後に、壁紙がペラっと剥がれている箇所を貼りました。専用のノリも売っていますが、余った壁紙のノリを使いました。
壁紙を貼る その2の動画
初めての壁紙貼りの仕上がり
これでひと通り、人生はじめての壁紙貼りが終わりました。
この壁紙を貼る作業は朝から夜遅くまでかかって、一気に貼りました。ってゆーか、壁紙を重ねて切るところはノリが乾いちゃうとできないんじゃないかと思って、仕方なく頑張りました。(たぶん分けて貼る方法はあると思うけど)
さて、貼り終わった壁紙はこんなんじです。
ものすごいヒビの入っていた箇所もこんなにキレイになりました。
どうですかね?遠目から見るとまあまあちゃんとそれなりに貼れているんじゃないかと思います。
でもね、、、本当はね。。。
こんな感じに壁紙の継ぎ目も見えまくりだし、
こんな感じに重ね斬りの下のほうが何箇所も破けちゃてるし。
毎回カッターの刃を折って望むのですが、上の方は切れ味が良くても下の方になると引っかかってしまってしまいます。
なかなかに大変だっただけに、この仕上がりには正直凹みました。
なんですけど、ここからリカバリーしました!結構このリカバリーで継ぎ目も、破れもほとんど目立たなくなって、わりと満足できる仕上がりにまで持っていけました〜!
とゆーことで、「壁紙貼りの失敗(はがれ 継ぎ目 破れ)を補修する」に続きます。