ここ最近オカッパリから(船ではなく陸から)シーバスを釣りたいなーという意欲がふつふつと沸いてきたそーです。
で、ちょこっと試しに河口にシーバス釣りに繰り出しました。シーバス釣り用のランディングネットを持ってなかったので、でかいの釣れたらどーしよーと心配で心配で、、、全然釣れなかったけど^_^
ランディングネットというかタモは一応持ってはいるんです、三千円くらいで釣具屋さんで買ったやつ。それはそれでフカセ釣りの時とか、サビキでちょっと大きいやつがかかったときとか、使えるタモなんですけど、オカッパリからのシーバス釣りのランディングネットとしては、移動するときにいちいち持って歩くのが面倒くさい。
フローティングベストの背中にスチャッと収まるシーバス用のランディングネットが欲しーなーと思って、「シーバス用のランディングネット」を検索しました。
そしたら、網の部分が1万円超えで、柄の部分が3万円超え、合計5万円弱とか、無茶なランディングネットが紹介されていて、、、欲しいけどさすがにそれは無理!
とゆーわけで、フローティングベストの背中にスチャッと収まるオカッパリからのシーバス釣り用のランディングネットを¥17763円で買うまでにあれこれ考えたこと、購入したランディングネットを実際に触ってみたレビューを書きました。
目次
僕が購入したシーバス用のランディングネット
シーバス用のランディングネットに17763円というのは僕にとっては決して安くはない金額です。
が、いろいろと検討した結果、僕がシーバスのランディングネットに求める機能と僕が出せるギリギリの金額でここに落ち着きました。
僕が持っている安いタモはセットのタモで、それだけ買えばすぐに魚を取り込むことができるものです。それに対して、今回購入したランディングネットは4つののパーツに別れています。
■ランディングネットの持つ部分の柄
■魚を取り込む網
■柄と網をつなげるジョイント
■ランディングネットを背中にかけるためのフック
の4つです。
シーバス用のランディングネット用の柄
ランディングシャフトとかランディングポールと呼ばれるもので、ランディングネットの柄です。棒の部分です。
僕が購入したのは、ダイワのランディングポール2 500です。8290円(税込)で買いました。
この柄の部分は大事です。今回買った中で最も高価なパーツです。頑丈で、しならない、軽いのが良い柄らしいです。
もちろん、3万円超えの柄と比べると至らないところもあるかもしれませんが、Amazonでの評価も上々で、
「デザイン・機能面などはコスパがいい」
「安いです。品質も良です」
「さすがダイワです。安くても作りが丁寧で高品質です。満足です。」
「若干重いですがしょったりするので問題なし。」
「この価格帯でこの品質なら納得です」
「釣り場で多くの人が使っているのを見かける」
中には「折れた!」というレビューもありますが、こういった長いものは竿であれ、ランディングネットのポールであれ使いかた次第で折れることもあるモノ。
多かったレビューは「価格の割にいい!コストパフォーマンスがいい!」と「ちょっと重い」でした。
実際、持ってみた僕個人の感想としては、ただ普通に持つ分には「全然重くは感じない」です。が、背中から片手で取って扱うことを考えると「もっと軽いともっといいなー」というのは分かります。でも、それを求めるなら3万円出しなさいってことですね。
仕舞い寸法(短くしたときのサイズ)も短い(約70cm)し、背中にしょってる時は全然重さは気にならないので、今の僕には十分過ぎる柄だと思います。
ダイワのランディングポール2には4m、5m、6mの長さのものがありますが、僕が買ったのは真ん中の5m。多くのサイトで「5m」がオールラウンドで使える長さと紹介されていたからです。
もちろん、よく行く釣り場が、沖堤だったり、特別高さのある釣り場なら6mを選ぶ必要がありますが、僕が最近良く行く釣り場は4mでも十分なのですが、先々のことを考えて5mを選びました。
シーバス用のランディングネットのネットの部分
ランディングネットの魚をすくうネットは、メジャークラフトのヘキサネット M 1ピースを買いました。僕が買った値段は、3985円(税込)。
ネットの深さはこんな感じです。
フレーム(枠)とネットを別々に買うこだわりの人もいるようですが、僕にはそんな予算がないので実際に釣具屋さんで見て触ってネットが付いているヘキサネットにしました。
フレームの形が六角形(ヘキサゴン)だから、ヘキサネット。
ヘキサネットを選んだのは、フレームがまっすぐなところ。丸いフレームのものものより堤防やら川の護岸での取り込みがやりやすそうかなーと。
ヘキサネットには、1ピースと4ピースがあるのですが、1ピースにしました。1ピースというのは折り畳めないということです。
2ピースは枠の部分が縦半分に折り畳める、4ピースは更に横半分に折りたためるのでコンパクトに収納できます。
コンパクトにはなるのですが、やはり1ピースのほうが頑丈です。僕は一人で車に乗っていくことが多いので、折り畳めてコンパクトになることにそれほどメリットを感じません。なので、1ピースを選択しました。
それから、このネットの部分を選ぶときに一番悩んだのがサイズです。一般的にシーバスのランディングネットには「55cm~60cm位を選ぶと良いでしょう」的なことがかかれていて、メジャークラフトのヘキサネットのサイズは、
M 縦55cm 横50cm
L 縦67cm 横58cm
です。
「大は小をかねる」ことも考えましたが、実際に釣具屋さんで見てみると、Mでも十分大きいなーと思いました。70cm、80cmオーバーのシーバスをバンバンあげられるようになったら、喜んでLサイズに買い替えることにして、今回はMサイズにしました。
ここまでの柄とネットの2つがあれば、ランディングネットとして使えます。
この先は、ランディングネットを背中に背負って快適に釣りをするためのパーツです。
ランディングネットの柄とネットのジョイントパーツ
ランディングネットの柄の部分とネットの部分をねじ込めば、ランディングネットとして普通に使えますし、肩にかけるベルトも付いているので持ち運びも問題ありません。
じゃあこのジョイントパーツ(繋ぐパーツ)は何をするためのものかというと、ランディングネットを折り畳めるようにするためのものです。
ジョイントパーツもいろんなメーカーから出ていて、どれを選んでいいか迷いました。
一番人気で売れているのは、プロックスというメーカーのジョイントパーツです。
最初はこれにしようかと思ったんですが、最終的に昌栄というメーカーのフレックスアームver2を選びました。
昌栄のフレックスアームにしたのは、いつかは昌栄の高級ランディングネットが欲しいなという憧れもありますが、金属製だったからです。プラスチック製のプロックスのタモジョイントも強化プラスチックですから強度に不安があるってことはないのですが、どっちがより頑丈かっていうと金属のほうが頑丈でしょう。頑丈なのが好きなのです。価格は昌栄のほうが高いですが、1000円くらいの差です。
ということで、昌栄のジョイントパーツにしました。購入価格は3350円(税込)でした。
で、この昌栄のジョイントパーツには、「ロックタイプ」と「ロックタイプじゃない」ものがあります。
ロックタイプ
ロックタイプは、ネットの部分を折りたたんだ状態のときにロックされます。なので、風が強いときにネットが煽られて開いたり、歩いて移動したり、飛んだり跳ねたりしてもネットがプラプラしません。
そのかわり、開くときに指でぐっとロックを外すボタンを押しながらでないとネットを開くことができません。
ロックじゃないタイプ
ロックじゃないタイプは、ネットを折りたたんでいるときは、ロックが掛かりません。なので、ネットが風に煽られたり、歩いたり飛んだり跳ねたりすると、ネットが揺れてプラプラします。
が、ネットを開くときにはロックが掛かっていないので、ただ振り上げるだけでネットを開くことができます。
それから、付属のOリングを使えば、それほどプラプラもしなそうです(後述)。
Amazonのレビューでも「ロック派」と「ロックいらない派」に意見がすごく別れていました。
ランディングネット初心者な僕は、ネットを開くときにあたふたするのが目に見えているので、ロックのないタイプにしました。
ロックのないタイプのフレックスアームなら、振り上げるだけで簡単にネットを開くことができます。
シーバス用ランディングネットのタモホルダー
タモホルダーという名前なので、最初はタモを入れる筒みたいなイメージを想像しちゃいました。ロッドホルダーみたいな。
が、違います。タモホルダーは、タモを引っ掛けられるようにするパーツです。
タモホルダーをつけることで、フローティングベストの背中やウエストバッグのベルトなどに引っ掛けることができるようになります。
僕が買ったのは、プロックスのタモホルダーライトのMです。価格は2138円(税込)。
MとSの2サイズがあって、ランディンネットの柄の部分の太さによって選ぶサイズが違います。僕が選んだダイワのランディングポール2 500にはMサイズのタモホルダーが適合サイズです。
このプロックスのタモホルダーには「タモホルダーライト」と「タモホルダーV3アジャスタブル」があります。ライトの方は、引っ掛けるところが固定なのですが、アジャスタブルの方は角度が調整できるようになっています。
調整できる機能がついている分、アジャスタブルのほうがゴツいです。僕は背中にかけて使うので、角度も調整しないし、シンプルで安い方のライトにしました。
このプロックスのタモホルダーを買う前に、実は他のタモホルダーを購入しました。これです。
結束バンドでとめるタイプのタモホルダーです。下の写真だと2箇所をとめる様になっていますが、実際は5箇所を結束バンドでとめます。
ので、挟むタイプのプロックスより頑丈そうでいいかな、と思ったんですが、届いた商品を見るとランディングネットの柄の部分が傷まないように細長いスポンジを柄にシールで貼るような仕様になっていました。この「シールで貼る」のが僕は嫌でプロックスのネジでしめるタイプに買い直しました。
この商品自体はしっかりしていて、スポンジに結束バンドがしっかりと食い込み頑丈そうでした。参考までに。。。
初めてのシーバス用ランディングネット装着
買い揃えたランディングネットのパーツを組み合わせていきます。
まずは昌栄のフレックスアームをメジャークラフトのヘキサネットに説明書通りにねじねじして入れます。
こんな感じです。
次に、ダイワのランディングポール2に逆側のネジをねじねじして取り付けます。
ネットを広げている(ランディングするとき)状態。
折りたたんだときの状態。
プロックスのタモホルダーは一緒についてくる、専用の六角レンチを使って、4箇所のネジをねじねじして取り付けます。
取り付けるとこんな感じになります。
最後に、昌栄のフレックスアームに付いているOリングを取り付けます。Oリングはこんなやつです。
金具部分をネットの底に引っ掛けるようにして取り付けて、
折りたたんでいる状態のフレックスアームに引っ掛けます。
これで完成です!Oリングを付けておくとネットが広がらないし、ネットを開くときにもこのままOリングのことを気にせず振り上げれば勝手にOリングが外れます。
フローティングベストの背中のD管にぶら下げてみました。
どっからどうみても、立派なシーバサーにしか見えません^_^
着ているフローティングベストはコレです。
柄の下の部分を持って、上に持ち上げて
ランディングネットを取り外します。体がムチャクチャ硬い僕でも問題なく取ることができました。
そのまま振り上げればシャキンッと開きます。
仕舞うときには、このボタンをぐいっと押すと折り畳めます。
で、取るときとは逆に根元の方をもって、背中のD管に引っ掛けます。
初めてのシーバス釣り用ランディングネットのまとめ
Amazon、ヤフオク、近所の釣具屋さんなどを見て回って、一番安く買って合計金額が¥17763でした。この金額が高い!と感じる人もいるでしょうし、そんな安いんじゃダメだ!という人もいると思います。
ですが、悩みに悩んで買った今回のシーバス用のランディングネットは、僕にとってはとてもいい買い物ができたと思っています。
もっと安いセットになっているランディングネットでも事足りるかもしれませんし、もっといいのにしておけば良かったと後々思うかもしれません。どちらにしても、シーバス用のランディングネットとしては、すこぶる標準的な組み合わせになったんじゃないかなーと思っています。
初めて背中にランディングネットをぶら下げて、背中から取って、スチャッと広げる一連の動作をしてみましたが、これは本当に便利ですし、思っていた以上に背中に背負ってる感がない!
そりゃーみんな背中にランディングネット背負うよねー楽だもの。
あとはこれを使ってシーバスをすくってすくってすくいまくるだけです^_^
【ダイワ ランディングポール2 500】
【メジャークラフト ヘキサネット M 1ピース】
【昌栄 フレックスアームver2 ロックなし】
【プロックス タモホルダーライト M】