丸三(まるさん)の「ふりだし」を知ったのは、今から8年くらい前だったと思います。
仕事場で「これ、美味しいよ!」と勧められて使ってみたら、本当に美味しいだしが取れて、これまでの普通のご飯がワンランクもツーランクもアップするくらいのインパクトがありました!
しばらく丸三の「ふりだし」を愛用していたのですが、僕の家の近所のスーパーには丸三の「ふりだし」が売っておらず、当時は教えてもらった仕事場の人にまとめて買ってきてもらっていたこともあって、その仕事を離れるのと同時に丸三の「ふりだし」からも離れてしまいました。
ですが、今回丸三の「ふりだし」を提供してもらって、「あ、ネットでも買えるんだ。しかも送料無料で!」という当たり前のことに今更ながら気が付きました。
そんで、久しぶりに丸三の「ふりだし」を使ってみましたが、簡単で本格的な味でやっぱり美味しい。しかも、こういっただしパックの代名詞ともなっている◯乃舎と比べるとお値段は半分くらい。
最近では「〇〇のふりだし」といった名前のだしパックがたくさん売られていますが、日本ではじめて家庭用のだしパック作ったのは丸三です。
そんな丸三の「ふりだし」を勝手に全力でおすすめ、紹介していきます。そーは普段はわりとゴリゴリのプロレシピみたいなのを書いています(プロレシピブログ 艸の作り方)が、おうちごはんも結構作るし、楽しー^_^
目次
丸三のだしパック「ふりだし」でだしを取る
丸三のだしパックで”だし”を取るのは簡単です。
沸騰したお湯にだしパックをポイッと入れて3〜5分弱火で煮出す。その後だしパックを取り出す。でおしまいです。
ま、これが基本的な「ふりだし」での”だし”のとり方なんですけど、この他に水出しもできます。
ボールでも麦茶ポットでもいいんですけど、水と「ふしだし」を入れて冷蔵庫に6時間以上入れておくだけです。
これなら、冷たい麺に使うときにもわざわざ冷まさなくていいし、朝のお吸い物や味噌汁に使うのも、前の日の夜に冷蔵庫に入れておけば、温めるだけで楽ちんなのです。
あと、今回はやってないけど、電子レンジを使ってチンでも”だし”を取ることもできます。
どの方法でもいいんですけど、はじめて丸三の「ふりだし」を使ってだしをとったら、まずそれだけで飲んでみてください。もうそれだけで美味しく飲めます。おだしの優しいお味がして、、、、とかではなく「美味しい」です。
丸三のだしパック「ふりだし」の原料は、国産のかつおぶし・さばぶし、宮崎県産のえのき、有明海産ののり、大分県産のしいたけ、独自の製法で粉末にした九州産の無農薬野菜など厳選された天然原料を使っているので、自然な旨味がギュッと凝縮されています。
その旨味にプラス、塩、砂糖、粉末醤油で調味もされているので、だしを取った時点ですでに「美味しい」のです。
丸三のふりだしの中身を使う
そんな厳選素材で作られている丸三のふりだしは、お出しを取るだけでなく、その中身をそのまま調味料としても使えます。
この中身を直接入れてご飯を炊いたり、色々なものと合わせたりという使い勝手の良さも「ふりだし」の特徴です。
丸三のだしパック「ふりだし」で定番料理を作ってみた
丸三の「ふりだし」を買うと付いてくるカンタンレシピを参考に「ふりだし」を使った定番中の定番の料理を作ってみました。ほぼ付いてきたレシピ通り、または”だし”をそのまま使っただけなのでレシピは省略。
お吸い物
何も調味料を加えず、ただお麩と人参、水菜といった具材を入れただけ。滋味深い。
お雑煮
鶏のだしも加わって、一年の始まりの「お雑煮」が確実にランクアップします。お雑煮大好きな僕は、めっちゃ嬉しい。
お茶漬け
これも「ふりだし」でとっただしをそのままかけるだけ、叩いた梅干しとわさびと渾然一体となって、、、ご馳走と呼んでいいと思う。
炊き込みご飯
だしパックを破いて中身を入れるだけ。炊き込みご飯の微妙な調味はいりませぬ。好みで仕上がりにちょっと塩をしても。
ここで作った定番中の定番は、塩とか醤油とか調味料は加えていません。「ふりだし」自体の旨味と調味がしっかりしているので、何もしなくても本当に美味しいのです。
ちょっと物足りないな、という時にはひとつまみの塩を加えることで調整もできますし。
顆粒のだしがいくら美味しくなってきたとはいえ、こういった定番の料理に使うだしを丸三の「ふりだし」にかえたら、ほんとにびっくりするくらい変わって美味しくなります。
丸三の「ふりだし」ちょっとアレンジレシピ
上で作った料理やお鍋やら、煮物やら、おでんやらだし巻き卵やらといった定番料理をまるさんの「ふりだし」が美味しくするのは、まあ僕は最初から分かっていました。分かってはいたけど、改めて作るほんとにとうまい。
というわけで、今度はいくつかアレンジメニューをご紹介。
ふりだしペペロンチーノスパゲッティ
ニンニクと唐辛子のスパゲティ、ペペロンチーノにふりだしを加えました。だしの旨味とオリーブオイルって合います。ふりだしの中身をサラサラするだけで、和風ペペロンチーノになりますね。
ふりだしの塩分があるので、スパゲッティを茹でるお湯の塩は控えめに。0.5%の塩分のお湯で茹でます。
《材料》
スパゲッティ 100g
ニンニク 4,5個
唐辛子 1本
オリーブオイル 適量
ふりだしの中身 1/2袋分
塩 お湯の0.5%
1.ニンニクを4mmくらいのスライスにして、オリーブオイルと一緒に弱火にかける
2.ニンニクに火が入ったら、火を消して唐辛子を輪切りにしたものを入れる
3.0.5%の塩のお湯でスパゲティを茹でる
4.途中で茹で汁をニンニクの鍋の方にひとすくい入れ、よく混ぜて、ふりだしの中身1/2袋をいれる
5.茹で上がったスパゲッティと合わせ、水分と塩分を調整して器に盛る
スパゲッティの代わりに生のえのき茸をごっそり入れて、炒めても美味しいおつまみに〜!
ふりだしきのこクリームスパゲッティ
きのこクリームスパゲッティにふりだしを加えました。ガッツリだしの効いたきのこクリームは絶品です。クリームとふりだしの組み合わせもとってもいい。グラタンとかクリーム煮にふりだしで旨味をプラスってのもいいですね。
これも、ふりだしの塩分があるので、スパゲッティを茹でるお湯の塩は控えめに。0.5%の塩分のお湯で茹でます。
《材料》
スパゲッティ 100g
きのこ2,3種類 一掴みほど
ニンニク 2,3個
唐辛子 1本
オリーブオイル 適量
生クリーム 90cc
ふりだしの中身 0.8袋分
塩 お湯の0.5%
1.潰したニンニクとオリーブオイルを鍋に入れ弱火にかける
2.にんにくに火が入ったら、半割にして種を取り除いた唐辛子を入れて、切ったきのこも入れて炒める
3.きのこが炒まったら、生クリームとふりだし0.8袋の中身を入れる
4.生クリームをちょっとだけ煮詰める
5.0.5%の塩のお湯でスパゲティを茹で、茹で上がったスパゲッティと合わせ、水分と塩分を調整して器に盛る
ふりだしトマトご飯
僕が結構好きな、炊き込みご飯?なのかどうかは分からないけど、トマトご飯。普段はコンソメで洋風に作るんですけど、ふりだしにしたら、また違ったホッとするトマトご飯になりました。最近ではトマト鍋とかトマトおでんとか「トマト+だし」ってわりと普通ですしね。
ここでは鍋で炊いていますが、炊飯器でも同じです。
《材料》
米 3合
水 420cc
ふりだしの中身 2袋分
トマト 1個
塩 少々
1.お米を洗って鍋、もしくは炊飯器に米、水、振り出しの中身を入れる
2.ヘタを取ったトマトを真ん中に入れて、米を炊く
3.炊きあがったら、トマトの皮をとって、全体をよく混ぜる
4.味を見て塩で調整する
ふりだしおにぎり
ふりだしを混ぜて握るおにぎりは、簡単で美味しい。長年僕が作っている「オカカだし醤油チーズおにぎり」のおかかだし醤油のところをふりだしに置き換えました。
簡単で、マジで美味しいおにぎりはうちの子供にも大人気なのです。
《材料》
炊いたお米 500g
ふりだしの中身 1袋分
プロセスチーズ 2個
焼海苔 あってもなくても
1.プロセスチーズを小さめに切っておく
2.温かいご飯にふりだしの中身を入れてよく混ぜる
3.切ったプロセスチーズも入れて混ぜる
4.おにぎりを握る。好みで海苔を巻いても
ふりだしオムライス
ふりだしおにぎりを使って、トマトケチャップを使わず、和風なオムライスに仕上げました。ふりだしの旨味がたっぷりであっさりの和風オムライスです。
晩ごはんの後に作った「ふりだしオムライス」、嫁の味見がとまらず”くるしー”と食べ過ぎてしまうくらいの完成度!
《材料》
ふりだしおにぎりのご飯 200g
卵 M2個
塩 ひとつまみ
砂糖 小さじ1
生クリーム 大さじ1
サラダ油 適量
ふりだしのだし汁 300cc
キノコ 適量
片栗粉 適量
砂糖 ひとつまみ
1.ふりだしのだし汁に切ったきのこを入れ火にかける
2.きのこに火が入ったら、砂糖を入れ、同量の水で溶いた片栗粉でだしにしっかり目のとろみを付ける
3.器にふりだしおにぎりのご飯を盛り付ける
4.卵を割って、塩、砂糖、生クリームを合わせてよく混ぜる
5.テフロンのフライパンに油をしき、卵を半熟に火を入れ、御飯の上にのせる
6.上から温めたふりだしキノコあんをかける
丸三のだしパック「ふりだし」はやっぱり美味しかった
丸三の振り出しを以前使っていた時にはなんの気なしに使っていたのですが、今回、この記事を書くにあたって、洋っぽいものにも使ったりしてみて、まだまだ色々な使い方ができるなーと思いました。
顆粒のだしや濃縮タイプの白だしやら麺つゆやらを日常的に使っていて、”だし”の味を口にすることは多いですが、丸三のふりだしは自然な風味でかつしっかりとした味わいで旨味が口の中に広がります。
そんな本格的な味が楽しめるのに、難しいことは何もないし手間もかからない、使い方はいたって簡単。なので、頑張って美味しいものをとゆー負担もないのも良いところ。
しばらく離れていましたが、また、まるさんの「ふりだし」生活が始まります^_^