「ふるさと納税」がなんとなくお得らしいということは、うすぼんやり知ってはいるけれど、まだしたことがない。という人がそーの周りには結構います。
普通に働いて税金を納めている多くの人がふるさと納税をすることで、お得にいろいろなものがもらえるのに、やらないのは本当にもったいない!
何だかめんどくさそーという人でも、「楽天ふるさと納税」を使えば、いつもの楽天での買い物と何ら変わりありません。
というわけで、今更ですが「ふるさと納税」って何がどうお得なの?ってことについてFP2級のそーが簡単にまとめてみました。
目次
ふるさと納税をすると何がお得なの?
ふるさと納税の仕組みとか、本来の目的とかをすっ飛ばして、「ふるさと納税をするとどんなふうにお得なの?」かと言いますと、
2000円ポッキリで、超美味しいお米が15kgもらえて、黒毛和牛の切り落としが2kgどんと届いて、極上のうなぎが3尾食べられて、めっちゃうまい高級マンゴーが2個も、、、みたいなことになっちゃうくらいお得!
なのです。普通じゃありえないですよね。そもそも2000円じゃお米15kgだけでも買えません。
ふるさと納税した自治体からお礼として送られてくる品物を返礼品と呼びますが、その返礼品には食べ物で言えば米、肉、魚、海老、カニ、野菜、ケーキにアイスなどなど、食べ物以外にはビールやワインといったお酒やボックスティッシュ、トイレットペーパーといった日用雑貨、花、子供用品に温泉にゴルフ、、、挙げればキリがないほどの種類から好きなものを選ぶことができるのです。
もちろん、どのくらいの返礼品が2000円ポッキリでもらえるのかは、その人の所得によって変わってきます。
ふるさと納税の自分の上限額を知る
ふるさと納税は、いくらでも自分の好きな金額だけできちゃいます。
「納税」という名前がついていますが、本当は日本全国の自治体への「寄付」なので、いくらでも寄付しようと思えば寄付できちゃいますよね。
がしかし、ふるさと納税をすることで受けられる住民税・所得税の還付(お金が戻ってくるということ)や控除(その分は税金かかりませんよということ)される金額には上限があります。
その上限の金額を超えてふるさと納税をした場合、オーバーした分はただの寄付ということになります。寄付しようとしてした純粋な寄付はとっても素晴らしいことですが、お得かという視点で見るとお得ではありません。
ふるさと納税をすると具体的にお金はどう動くの?
ふるさと納税をすると具体的には、お金がどのように動くのかを簡単に解説します。
楽天のふるさと納税なら、楽天で普通に買い物をするような感じで、ほしい返礼品の自治体に寄付をします。あ、楽天ふるさと納税じゃなくてももちろんOKです。
こんな感じです。
画面はパソコンの画面ですが、もちろんスマホからでもできます。
楽天で買物をするときにサイズやカラーを選ぶのと同じように、
●注文者情報を住民者情報とみなす⇒理解した
●寄付金の用途を選択する⇒選択する(好きに使ってというのもあります)
●ワンストップ特例申請書の送付⇒サラリーマンで確定申告をしたくない人は「要望する」を選択します(あとで解説しています)
●この自治体に住んでる人はこの返礼品は選べないよ⇒理解した
を選択して、いつもの「買い物かごに入れる」の代わりに「寄付を申し込む」をポチッとします。
楽天にクレジットカードを登録してあれば、そのクレジットカードでふるさと納税ができます。とにかくいつもの買い物と一緒です。
例えばふるさと納税の上限が5万円だったとして、
・1万円を北海道の〇〇市にふるさと納税して、美味しいお米を15kgもらう
・1万円を静岡県の〇〇市にふるさと納税して、生ズワイガニ1kgもらう
・1万円を大阪府の〇〇市にふるさと納税して、第3のビールを2ケースもらう
・1万円を北海道の〇〇町にふるさと納税して、アイスクリームを14個もらう
・1万円を宮崎県の〇〇郡にふるさと納税して、鰻の蒲焼を2尾もらう
というように合計5万円分のふるさと納税をすると、一旦は5万円を自分で払うことになります。
が、翌年支払う所得税と住民税から上限額の5万円から2000円を引いた4万8千円分が減額されます。
結果、2000円ポッキリで「特Aの美味しいお米を15kg」と「生ズワイガニ1kg」、「第3のビールを2ケース」、「アイスクリームを14個」、「鰻の蒲焼を2尾」が家に送られてくることになります。
上限額が10万円の人が、10万円分ふるさと納税をすると、9万8千円が減税されます。
サラリーマンの人は、普段あまり税金を意識しないと思いますが、所得税、住民税は毎年結構な額を納めていると思いますので、「ふるさと納税」を活用しない手はありません。
で、その上限ってどうやったら分かるの?はふるさと納税シュミレーターを使えば簡単に計算することができます。
ふるさと納税の上限額シュミレーター
【年収と家族構成、扶養家族だけでざっくりと計算するシュミレーター】
かんたんシュミレーター
【源泉徴収票(サラリーマン)を見ながら計算する詳細シュミレーター】
詳細版シュミレーター
【確定申告書を見ながら計算する個人事業主用シュミレーター】
[個人事業主]ふるさと納税 控除限度額シミュレーション
ふるさと納税で気をつけたいこと
ギリギリを攻めない
ふるさと納税のシュミレーターで計算される上限額は、きちんと項目を入力すれば大きくハズレるというものではありませんが、かと言ってきっちり正確な金額が算出されるというものでもありません。
ふるさと納税の上限額ギリギリを攻めると、もしかしたら一部自己負担になってしまうかもしれません。ので、ちょっと余裕を持った金額をふるさと納税するのがいいと思われます。
僕のような毎年の所得が安定していない個人事業主なんかは、きちんと確定申告書を作るまで、今年の所得がいくらなのか分かりません。なので、かなり余裕を持ってふるさと納税をしています。あーもっと攻められたなーとか、うわぎりじゃん!みたいなことは来年の3月頃にならないと分かりません。
確定申告をしなくていいようにする
個人事業主は毎年確定申告をするので関係ないのですが、サラリーマンの人が気をつけたいのは、確定申告をしなくていいようにふるさと納税をすることです。
サラリーマンの人は「ワンストップ特例制度」を使うことで、確定申告をしなくてもふるさと納税の寄付金控除を受けられます。
「ワンストップ特例制度」の特例を受けるには、「ふるさと納税する自治体が5箇所以内にする」のと「ふるさと納税した自治体に申請書を送る」事が必要です。
楽天ふるさと納税の場合、ふるさと納税の返礼品を選ぶところに、「ワンストップの特例制度の申請書について」という項目があるので、「要望する」を選んでおけば申請書が送られてきます。
申請書といっても、簡単な書類を書いてハンコをポンと押すだけです。
楽天ふるさと納税が超絶お得で楽ちんな理由
楽天のふるさと納税がものすごくお得で楽ちんかどうかは、もしかしたら人によるかもしれません。
が、普段から楽天で買物をしている、楽天を割とよく使っているという人にとってはとってもお得なのです。
そもそも「ふるさと納税」自体がお得なので、どこでふるさと納税をしてもお得なことには変わりないんですが、更に楽天でふるさと納税すると何がいいのかって言うと、
- いちいち住所とか名前とかカード情報を入力しなくていい
- サイトが使いやすい
- ポイントでふるさと納税ができる
- ポイントが貯まる
楽天で買物をしたことがある人なら、楽天にすでに登録しているので面倒な入力がない。
他のふるさと納税のサイトが使いにくいってことではないのですが、楽天のふるさと納税は、普段楽天で買い物するのと同じ「買い物かごに入れる」が「寄付する」になっているだけなのでとってもわかりやすい。
持っている楽天ポイントでふるさと納税をすることができます。楽天ポイントで税金が納められるってことです。これってすごい!
楽天でふるさと納税をするとポイントが貯まります。
楽天のクレジットカードを使っている、楽天銀行を使っている、楽天証券に口座を開いているなど、楽天のサービスをたくさん使っている人はポイントの倍率も高くなります。
楽天のポイントの倍率が5倍なら10000円のふるさと納税をしたら5%の500ポイントが返ってくることになります。倍率5倍で4万円分のふるさと納税をしたら2000ポイント返ってきます。自己負担の2000円分さえ戻ってきてしまうのです。
ポイントでふるさと納税をして、またポイントが返ってくるって、もうわけがわからないけど、とにかく他のサイトからふるさと納税するよりは僕にとってはかなりお得です。
ふるさと納税をまだしていない人は、ぜひぜひやってみてください。ほんとにあっけないほど簡単です^_^