築30年のおうちをリフォームしています。1階のトイレの床と壁を貼ったので、床と壁の間の巾木(はばき)と壁と天井の間の廻り縁(まわりぶち)を取り付けました。
もともと付いていた巾木、廻り縁は木でできていて、床と天井と付いているところは違いますが、まったく同じ角材がついていました。書斎のリフォームのときには、もともとの巾木と廻り縁の色を塗り直して、もとに戻したのですが、取り外す時にいくつか割れてしまったこともあって、今回は、床側(巾木)はソフト巾木を貼ることにしました。
天井側(廻り縁)は、書斎と同じように色を塗り直して、もとに戻します。
そんなわけで、トイレの巾木と廻り縁をとりつけました。こんな感じの作業をして取り付けたよ、ってのは動画で、動画の補足をブログに書いています。DIY初心者の施工ではありますが、何かしらの参考になれば幸いです〜。
前回の記事、「トイレの壁紙選びと壁紙貼り」からの続きです。
トイレにソフト巾木、廻り縁を取り付ける動画
ソフト巾木を選ぶ
僕が買ったソフト巾木はコレです。長さ約90cmの、幅6cm、厚み3mmの粘着テープ付きのタイプです。
ぐるぐる巻になった25mとか長いものもありましたが、トイレ一周貼るだけなので、90cmのものを5枚購入しました。
そして、ソフト巾木には粘着テープが付いたシールタイプのものと、接着剤で貼り付けるタイプのものがありました。接着剤で貼り付けるほうが本格的っぽい?ので、やってみたい気持ちもあったのですが、今回はお手軽そうなシールで貼るタイプにしてみました。
接着剤で貼るタイプを使ったことがないので、比較はできませんが、シールで貼るタイプもしっかりと取り付けられて、しかも施工が簡単なので良かったです。簡単と言いつつも、やっぱりきれいに貼るのは技術がいると思います。DIY初心者なりには貼れました^_^
ソフト巾木は、楽天以外にAmazonやYahoo!でも結構な数が出ているので、好みのカラーや柄などを探すのも楽しいですね。
ソフト巾木を貼り付ける道具
壁紙やクッションフロアを貼る道具がアレば、シールタイプのソフト巾木を貼り付けるのに、特別な道具は必要ありません。
カッター…ソフト巾木をカットします
ジョイントローラー…コロコロしてソフト巾木をしっかりと貼り付けます
竹べら…角にソフト巾木をしっかり入れ込むのに使いました
ヒートガン…ソフト巾木を柔らかくして角になじませるために温めます。ドライヤーでも。
散々言っていますが、ヒートガンは、意外と使いどころの多い道具ですね。なければドライヤーでいいんですけど。
ソフト巾木を貼る
ソフト巾木は、片側がRが付いて(反って)います。こんな感じに。
粘着テープ付きタイプのソフト巾木の裏側には、こんな感じにシールになっていて、紙を剥がすと貼れるようになっています。
粘着テープは一度貼ると位置をずらすのが難しいので、Rの付いている方を床側にして、貼りたい位置を決めてから、シールを少しづつ剥がしながら貼っていきます。
貼り付けたら、ジョンとローラーでコロコロしてしっかりと押さえます。
いろんな方のソフト巾木の貼り方の動画を参考にしまして、角っちょはソフト巾木の下のRの付いているところを三角にカットすると収まりがいいよ、ってのを見てカットしたのですが、、、
カットしたら、隙間ができちゃって、素人の壁紙貼りゆえの角の甘さからか、全然カットしなくて大丈夫でした^^;
カットしなかった角がこちら。
で、角はヒートガンで温めつつ竹べらでしっかりと入れ込んで貼っていきます。
ソフト巾木は柔らかいですが、やはりヒートガンなりドライヤーなりでしっかりと温めたほうが、収まりは良かったです。
そして、さっきも言いましたが貼るのは割と簡単ですが、「きれいに貼る」のは難しい。どうしてもつなぎ目が目立ってしまいます。
こーゆーモノなんですかね?それとも、やっぱり上手な人が貼るとつなぎ目は目立たなくなるもんなんですかね?
仕方ないので、つなぎ目をジョイントコークで埋めてみました。が、あまり効果はありませんでした(T_T)
まあ貼っているときは、つなぎ目がわりと気にはなっていたんですけど、トイレのリフォームが全部終わって使っている分には、あまり気にならなくなりました。トイレを使うときにソフト巾木のつなぎ目が目に入らないので。
いつもどおり、遠目から見ればいい感じに貼れたということで。
廻り縁を戻す
壁と天井の間の廻り縁は、もともと付いていたものの色を塗り直して取り付けました。廻り縁の割れちゃった分は、余っている巾木を使いました。
書斎の巾木と廻り縁に塗った塗料の残りを使って色塗りをしました。木にも金属にも濡れる塗料です。
こんな感じに、廻り縁を取り付けた時に見える2面だけに塗りました。
乾いたら、もう一度、2度塗りです。
塗料が完全に乾いたら、ボンドで貼り付けて、
釘で打ち付けます。使った釘は「化粧板止め プリントボード釘 30mm 白」です。もともと廻り縁をとめていた釘と同じサイズの釘です。
で、ハンマーである程度釘を叩いたら、ピンポンチを使ってしっかり釘の頭が飛び出ないように打ち付けました。
仕上げに、白い釘の頭を廻り縁に塗ったのと同じ塗料でちょんちょんと塗っていきます。
これで廻り縁の取り付けも完成です。
ソフト巾木や廻り縁を実際に取り付けている様子は、早送り中心でササッと見られる動画、【DIYリフォーム 1階トイレ 6】ソフト巾木と廻り縁を取り付けるを御覧ください〜!
さて、やっとトイレの壁と床が終わったので、いよいよトイレ本体の取り付けに続きます。