築30年のおうちのトイレリフォームもいよいよ佳境に入ってまいりました。ついにトイレ本体の取り付けです。
取り付けるトイレ選びは、僕のようなトイレ初心者にとって結構ハードルが高いと言いますか、意外と複雑でした。間違って取り付けられないトイレを買っちゃうと大変なので、慎重に選びました。
僕が買ったトイレは、組み合わせトイレで、床排水のリモデルタイプ、手洗いありのTOTOピュアレストQRです。この言ってる意味がよくわからない、という方は、僕がトイレ選びのときに迷ったことや分からなかったことなどをまとめた「トイレ(便器・ウォシュレット)を選ぶ」もぜひ見てみてくださいね。
トイレの種類は思っていた以上にたくさんあって、僕は、取り付け方を沢山の方々が解説していることから、大手メーカーから選ぶことにしました。トイレの大手メーカーと言えば、TOTO、LIXIL(INAX)、あとはパナソニック辺りになるかと思います。その中から見た目とお値段を考慮してTOTOのピュアレストQRを選びました。一般的でスタンダードなタイプのトイレなんじゃないかと思います。
ウォシュレットはわりとどのメーカーでも取り付けられるみたいなので、買ったはいいけど取り付けられないっ!ってことは少ないみたいです。僕は、便器との色合いを揃えたかったので、同じメーカーのTOTOから選びました。ただ、こちらも機能の有無で細かく品番が分かれていて、その種類の多さにはじめは圧倒されました。ウォシュレット選びについても「トイレ(便器・ウォシュレット)を選ぶ」で書いています。
今回僕が取り付けていくトイレ(便器&タンク)はこれです。
[CS232BM+SH233BA#NW1]TOTO ピュアレストQR 組合せ便器【ホワイト】 手洗あり リモデル対応 床(旧品番:CS2…
そんで、僕が選んだウォシュレットはこれです。
目次
TOTO ピュアレストQRとウォシュレットの付属品
僕が買った便器、タンク、そしてウォシュレットの付属品を動画で紹介しています。
トイレの便器を買うのが初めてで、何が付いていて、何が付いていないのか僕自信がよく分からなかったので、僕のような方に向けて付属品を紹介する動画を作りました。
で、この便器、タンク、ウォシュレット以外に必要な部品とかをいくつか。
フランジ
排水管とトイレを繋ぐフランジというパーツがあります。コレです。
フランジは、本来ノコギリでカットしたりして外すので再利用できないのですが、僕の場合、トイレを取り外すところの動画、またはブログを見ていただくと分かりますが、スポッと取れたので、そのまま再利用することにしました。ですので、フランジを再利用できない場合は、フランジを別に用意する必要があります。
フランジはもともと付いていたものと同じタイプのものを購入すれば大丈夫なようです。
排管の太さによって、100用と75用があります。また、管の厚み?によってVP用とVU用があります。僕の場合、
VU75とフランジに書かれているので、もし買うならVU75に取り付けられるフランジを購入することになりますね。でも、実際に便器を外してみないと接続部分がどうなっているのか分からないのが悩ましいところです。
僕はわりと家の近所にホームセンターがあるので、あらかじめホームセンターのフランジの取り扱い(品揃え)を確認しておいて、便器を外したあとで、合ったタイプのフランジを買いに行こうと思っていました。結局はフランジを再利用できたので、買わなかったんですけどね。
ちょっと調べていたら、75でも100でもVUでもVPでも取り付けられるフランジもあるみたいです。
もともと付いていいたトイレはINAX(現LIXIL)なので、フランジもINAXのものですが、TOTOの便器を上に取り付けても問題ありませんでした。規格さえあっていればメーカーはどこでもいいみたいです。
塩ビ用接着剤
フランジを取り付けたり、便器から排水管への塩ビ管を接着したりするのに使います。
プロの方は大きな缶に入ったものを使っていますが、一箇所のトイレのリフォームをするだけなら、このサイズで十分です。
給水延長用フレキホース
これは必ず必要なわけではありません。うちの場合、トイレのタンクからのホースがほんの少しだけ届かず、この延長用のホースを購入しました。
近所の数件のホームセンターでは取り扱いがなく、ネットで注文しました。雄ねじと雌ネジの組み合わせのホースってのが売ってなかったんです。便器取り付け完成間近だったので、このホースが届くまでほんと待ち遠しかったです〜。
トイレ取り付けの必要な工具とか
トイレの取り付けに必要な(僕が使った)工具とかをザザッと紹介します。カッコで囲っている道具は、人によっては必要ない、もしくはなくてもなんとかなるものです。
ドライバードリル
ドライバードリルなしでできないこともないけれど、けっこう長いビスを使うので、あったほうがいいです。ホームセンターでレンタルもできます。ちなみにうちの近所のホームセンターでは1泊500円で借りられます。
ドライバードリルは有名なメーカーのものでも大体1万円前後くらいで買えますし、メーカーにこだわらなければ5千円を切るものも。
6mmのドリル
ドライバードリルの取り付けて使う穴をあけるドリル。ウォシュレットのリモコンを壁に取り付けるために、石膏ボードにネジで止めるためのアンカーを打ち込む穴をあけるのに使いました。僕が取り付けたウォシュレットの説明書には6mmの穴をあけるとなっていたので6mm用のドリルを使いましたが、この穴のサイズはもしかしたら選ぶウォシュレットによって違うかもしれません。
プラスドライバー
トイレは陶器でできているので、ドライバードリルも使いつつ、最後の締めはドライバーを使って手で締めます。
モンキーレンチ(六角レンチ)
給水管とタンク、ウォシュレットをつないだりするのに使います。もしこれから購入するのであれば、真ん中の200mmのサイズが使いやすいんじゃないかと思います。2本あると便利です。
シールテープ
給水管とつなぐ時に、水漏れしないようにこのシールテープを巻きます。
(ノコギリ)
僕はカットする必要がなかったので使いませんでしたが、トイレの排水芯の位置によっては塩ビのパイプ(アジャスター)をカットするのにノコギリが必要です。
(コーキング剤)
塩ビ用接着剤で全部くっつけるのであれば、コーキング剤は必要ありません。僕は、フランジの取り付けに塩ビ用接着剤ではなく、コーキング材を使いました。
(下地探し)
下地探しは、壁にぶっ刺して、石膏ボードの奥に柱みたいな硬いものがあるかどうかを調べるための道具です。ウォシュレットのリモコンの取り付けの時に使いました。
シンワ測定(Shinwa Sokutei) 下地探し どこ太 Basic 35mm 石膏ボード用の針式の下地探し マグネット付 79025
(水平器)
これもウォシュレットのリモコンを取り付ける時に水平を見るのに使いました。下地探しと水平器は、トイレットペーパーホルダー、タオル掛けの取り付けの時も使ったので、あると便利は便利です。
フランジの取り付けから便器の取り付けまで
フランジの取り付けから、便器の設置までの様子は動画をご覧ください〜!動画が何かしらのお役に立てたら、いいね!チャンネル登録をよろしくお願いします〜!
先にも言いましたが、僕はフランジがスポッと外れたので再利用することにしました。「トイレをリフォームするタイミングでフランジも交換するのが普通」といった意見も見かけたのですが、ちょっと調べたところ塩ビの寿命は50年以上あるみたいなので、再利用しました。塩ビ管とかは地面に埋めたり、もっと過酷な環境で使われることを考えると、トイレで30年経っていたとしても、まだまだ大丈夫なんじゃないかと。
あと、このフランジを排水管に取り付けるときには塩ビ用接着剤でくっつけるのが一般的みたいですが、僕はコーキング剤を使ってくっつけました。もともとスポッと外れる状態だったので、接着剤よりコーキング剤で厚みを作ったほうが隙間をしっかりと埋められるかなーと。(今のところ匂いが上がってくることもなく、問題ありません)
それに、やり直すことになっても、コーキング剤ならノコギリで切らなくても外せるし。(たぶん)
タンクの取り付けからウォシュレットまで
タンクの取り付けから、ウォシュレットの取り付けまでの動画です。
タンクの取り付け、ウォシュレットの取り付けは、説明書通りに組み立てていくだけなので、特に迷うことなく作業できました。ただ、最後の最後でホースが届かず、延長ホースが必要になったのはちょっと残念でした。
もうここまでくれば、ほぼほぼトイレのリフォームは完成です。あとは、トイレットペーパーホルダーとタオル掛の取り付けです。