ワカサギ釣りって、寒い地域の湖に張った氷に穴を開けて釣るイメージだったんですけど、そーの住んでいるわりとあったか~い千葉県でもワカサギ釣りができることを知り、さっそく行ってみました。
ワカサギ釣りに行ったのは高滝湖という千葉県市原市を流れる養老川に作られたダム湖。
ちょいと調べてみたら、釣りの道具もレンタルできるみたいだったので、手ぶらでワカサギ釣りに出かけました。
目次
高滝湖のワカサギ釣り基本情報
高滝湖の場所
ワカサギが釣れる高滝湖は千葉県の真ん中あたりにあります。圏央道の市原鶴舞ICを降りて車で5分と県外からのアクセスもとってもいいです。
ワカサギが釣れる時期
ワカサギ釣りを楽しめるのは、10月の第2土曜日〜翌年の3月末日までです。それ以外の4月〜10月の第2金曜日は、ワカサギの禁漁期間になるので、ワカサギ釣りをしてはいけません。
ワカサギ釣りの営業時間
ワカサギ釣りの営業時間です。時期によって微妙に少しずつ時間が違います。
ワカサギ釣りの料金
高滝湖では、手漕ぎのボート、エレキモーター(電気)のボートからの釣り、ドームと呼ばれるビニールハウスでの釣り、桟橋からの釣り、オカッパリ(岸から)からの釣りなどが楽しめます。
今回は、初心者でも安心して気軽に楽しめる、そんでもって暖かいドームでのワカサギ釣りをした時の料金です。
手ぶらで高滝湖でワカサギ釣りを楽しむのにかかる料金の合計は3880円でした。
高滝湖の遊漁料
高滝湖の遊漁料は640円です。遊漁料とは高滝湖(養老川)で1日釣りをするのにかかる料金です。遊漁料は川や湖の資源(魚)を守るために使われます。
ドーム使用料
高滝湖のドームで1日釣りをする時の料金は1620円です。
釣り道具レンタル料
1620円で手で巻くタイプの釣り竿のセットを借りました。もちろん、自分で釣り道具を用意すればこの料金はかかりません。
高滝湖の駐車場
高滝湖のワカサギ釣り場には、無料の駐車場があります。
高滝湖のトイレ
駐車場の一角にきれいなトイレもあるので、子供や女性と一緒でも安心して釣りが楽しめます。
高滝湖、手ぶらでワカサギ釣りレポート
この日は2月の半ば、平日の朝8時くらいに高滝湖に着きました。
駐車場に車を止めて、さっそく受付に行って「何にも道具持ってないんですけど、ワカサギ釣りできますか?」と訪ねたところ、管理しているおじさんいわく「釣りはできるけど、大雪の後からあんまり良くないよ」と。
そーは言われても、こっちは釣る気満々で来たので、それでもいいからとワカサギ用の釣り具一式を借りてやってみることに。
レンタルでは、釣り竿だけを借りることもできますし、電動リールの付いた竿もありましたが、普通に手で回して使う竿のセットを借りました。
借りたセットはこんな感じです。
リールの付いた竿と、仕掛け、おもり、エサ、エサケース、ハサミ、バケツ(針外し付き)がセットになっています。
このセットを借りれば、手ぶらで来てもワカサギ釣りができます。
受付から、湖の方へ降りたところにライフジャケットが置いてあるので、ここでライフジャケットを借ります。ライフジャケットは無料で貸してもらえます。
結構新しいライフジャケットから、年季の入ったものまでたくさんありました。
子供用の小さなライフジャケットもあります。(大人用と並べて撮ればよかった。。。大きさが伝わらん)
ライフジャケットを着たら、さっそくドームへ。とここでがちょうがお出迎え。人に慣れているのか結構近くでも全然逃げない。
ワカサギ釣りのドームは左からB、C、Dとなっています。Aのドームはありません。
今回は真ん中のCのドームで釣りをします。桟橋を渡って、ドームの中へ。
好きなところに場所を決めて、釣りをします。ドームの中は、2月でも陽が出ていると暑いくらいに暖かいです。
見ての通り何もないので、一日釣りをするなら、椅子や座布団のような物があったほうが良いです。
車に折りたたみ式の椅子を積んであったので、すぐに取りに行きました。
ドームの両サイドに溝があって、そこに糸を垂らしてワカサギを釣ります。
ワカサギの釣り方
レンタルした釣り竿に仕掛けをセットします。
まず、仕掛けを開けます。これです。
仕掛けを袋から取り出したら、竿の糸についている金具と仕掛けについている金具をつなぎます。仕掛けには上下があるので、仕掛けの台紙に書いてある通りに竿側、オモリ側に気をつけてつなげます。
つないだら、仕掛けの反対側の金具にはオモリをつなげます。
これで、釣り竿の仕掛けは完成です。
今度は、針にエサをつけていきます。まずはエサをエサケースに移します。このエサは、サシと呼ばれます。赤いので紅サシです。
仕掛けには5本の針が付いているのでそれぞれに、餌を付けていきます。
ワカサギ釣りの針は小さいです。この小さい針にエサをチョンとかけます。
チョンとかけるので、チョン掛けと釣りの業界では呼ばれています。ワカサギの喰いが悪い時は、このエサをハサミで半分にして小さくします。釣り具セットに入っているハサミはそのために入っています。
でも、ふつうはこのチョン掛けで大丈夫みたいです。
全部の針に餌を付けたら、さっそく釣り開始!オモリから湖面に入れていきます。
リールのカウンターを“000”にして、
STOPをFREEにカチッとすると、糸が出ていくようになります。
オモリの重さで糸を水の中に落としていきます。この時、親指でちょっとリールの右の所を押さえるというか、ブレーキをかける用な感じで落としていきます。うまく糸が出ていかない時は、手でリールを回して送り出してやります。
オモリが底につくとカウンターが止まります。今回の場所では65でした。
そこから、ちょっとだけリールを巻いて、竿先にオモリの重さがかかってしなるようにしたら、FREEをSTOPにして準備完了です。
ワカサギは基本的には底の方にいるので、まずは底付近で釣るのがセオリーなんだそう。(ま、釣りしながら、ググったんですけど)
竿先にピクピクッと当たりが来たら、ピッと竿を上げて合わせて巻き上げます。
やったー!釣れましたー!
この日は、管理人のおじさんが言っていた通り、ほんとに渋くて全然釣れなかったんですけど、一緒に釣りしていた常連さんが言うには”釣れる時は100匹、200匹釣れるよ”と言っていたので、また釣れてるときにリベンジに行こうと思います。
魚探、電動リールの竿2本使って本格的にワカサギ釣りをしているベテランもいますが、僕のように初めてワカサギ釣りに来た人も、真冬に暖かいドームの中で快適に楽しめる釣りでした。
子供連れでも、カップルでも真冬に気軽にワカサギ釣りを楽しめるんじゃないかと。
毎冬通っちゃうなーこりゃ。
より詳しい高滝湖のワカサギ釣りの基本情報はこちら。