僕が”おやき”を知ったのは嫁と結婚して、嫁の実家のある長野に度々行くようになってからです。
おやきって言うと、地方によっては米の粉を練ってあんこを包んだ和菓子みたいなのや、今川焼き、大判焼きのことをおやきと呼んだりするみたいですが、長野のおやきはお菓子ではありません。(ま、あんこの入ってるのもありますが)
で、僕が最初のころ、口にしていたおやきは、まさに”小さな肉まん”でした。中身こそ色々種類はあるけれど、これって肉まんの皮とおんなじだよね。なんで、それがこんなに有名になってんの?
それから数年経って、嫁の実家のわりと近くにあるお店のおやきを食べました。
!!!!おおっ!これがおやきかっ!おいしいっ!!!
軽い衝撃を受けました。
そんなおやきを今回も買いに行きました。
和洋菓子 あさひ屋さんです。
あさひ屋の手作りおやきには「野沢菜」「なす」「切り干し大根」「かぼちゃ」「あん」があって、僕が好きなのは「なす」と「切り干し大根」。
あさひ屋のおやきです。
ね。全然肉まんじゃないでしょ。厚めの餃子の皮っぽいというか、小籠包の皮というのがわりと近いかな。
切るとこんな感じ。
めちゃくちゃ中身の多いおやきもあるんですけど、この皮と中身のバランスがいいんです。この日も茄子、野沢菜、切り干し大根を2個ずつとあん、かぼちゃを一個ずつ買いました。
足りない。。。あと同じくらい食べられる。。。
今でも観光地や、サービスエリアのおみやげ売り場では、小さな肉まん風おやきが結構はびこっています。それもそれで”おやき”なのかもしれませんが、僕にとっては薄い皮のもっちりした薄皮のものが”おやき”なのです。
あーーーまたあさひ屋のおやきが食べたいっ!!!