日立のふとん乾燥機アッとドライHFK-300がうちに届きました。
今年で、67歳になるそーの母から「布団干すのがもうしんどいけん、布団を干す代わりになるような”なんか”が欲しい」と言われまして。
なんかって何?
アッとドライを選んだ理由
布団を干す代わりのモノと言われて、まず思い浮かんだのが「レイコップ」。
母のうちにはほんとによくお客さんが遊びに来ます。なので、そのたびに来客用の布団を干すのが大変らしい。(自分はベッドで寝ている)
そうなると、やはり人数分の布団にレイコップをかけるのは結局大変になっちゃうかな〜?ということで、楽して布団をカラッと乾燥、ビシっとダニ退治できるようなのを探しました。
ふとん乾燥機って、なんか布団の間にでっかい袋みたいなのを挟んで、それを膨らまして布団を乾燥させたりダニを退治したりするものだと思い込んでいたのですが、今の主流のふとん乾燥機は「袋なし」らしい。
で、その袋なしのふとん乾燥機の中でもスタイリッシュ(主観です)で乾燥に時間がかからないものを選びました。
”スピード乾燥38分!マットいらずで手間いらず簡単セットですばやく乾燥”とうたっている日立の「ふとん乾燥機アッとドライ」です。
アッとドライ HFK-V300 HFK-V500の違いって何?
日立のアッとドライには「HFK-V300」と「HFK-V500」があります。違いは何かって言いますと、
これです。「衣類乾燥カバー」が付いているか否か。この衣類乾燥カバーに布団乾燥機を当てて洋服を乾かすんだそう。
こうやって。
うん、いらない。
説明書にも書いているけれど、”少量の衣類を乾燥させる”もの。一人暮らしで洗濯物が外に干せない、とか明日必要な子供の体操着が乾かない、とか需要のあるケースはあるとは思うけれど、うちはというか母のところは必要ない。
もし、必要なら、後からこの衣類乾燥カバーだけってのも買えるみたいだし。
「HFK-V300」と「HFK-V500」の違いがもう一つ。
HEPAフィルターというものがHFK-V300にはついていません。”花粉とかダニのアレル物質やウイルスを抑制し抗菌防カビ効果があります”と書いています。
うん、これは買う前は知らなかった。どうせならつけといて欲しい。作為的な大人の事情が見え隠れする気が、、、。
あと、「HFK-V300」と「HFK-V500」の違いは色です。「HFK-V300」の方はピンク。「HFK-V500」の方はパープルです。
白はねーのかよっ!と突っ込みたくなりますが、とにかく色も違います。
アッとドライHFK-V300を開けてみた
届いだふとん乾燥機は思っていたより、ずっとコンパクトでした。
アッとドライHFK-V300の箱を開けると、中身は
これだけ。ふとん乾燥機本体と説明書。
とってもスタイリッシュで(主観です)いい感じです。ピンク色も薄いピンクなので、さほどピンクが目につくという感じはしません。しばらくすると、ピンクなのを忘れるくらいのピンクです。
ボタンもこの見えているだけ。とってもシンプルで分かりやすそう。これは母が使う上でけっこう大事。
後ろ姿はこんな感じです。
買う前から「コードがしまえないのが嫌だ」という感想、レビューは見ていたので、あーやっぱりしまえないんだなという感想。
コードがしまえたほうがいいけど、このプラスチックの紐?みたいなので引っ掛けられるようにはなっているので、これがあるうちは一応引っ掛けられる。
なくすまでは。
持ち運び用の取っ手がついています。
コンパクトな取っ手だけど、これ持って出かけたりもしないので十分。重さは3.9kgです。説明書に3.9kgと書いてあるのを見て、改めて持ってみたけど、3.9kgってこんなに軽いっけ?という感じ。部屋から部屋への持ち運びくらいなら67歳の母でも問題なさそう。
さて、上蓋をパカっと開けますと、
ホースらしきものと付属品が入っていました。
付属品その1。
これが、箱にも書いてある”3Dブロー方式 上下、左右、前後に温風が広がりすばやく乾燥”させるアタッチメントらしい。うさぎヘッドにしか見えないが。
うさぎヘッドの横。
正面。
そして、裏。
この穴という穴から温風が噴き出るというわけなんですね。
付属品その2。
くつ乾燥用のアタッチメント。子供の上履きとか洗った時には出番があるかもしれないが、母のところでは出番なしな感じ。
本体から温風が送られてくるホースがこれです。
引っ張ると、びよ~~~んと伸びます。
蛇腹になっています。曲がるストローみたいなやつです。
この蛇腹のホースが「アッとドライ」にした理由のひとつでもあります。
アッとドライを縦置きにして蛇腹のホースを伸ばせば高さのあるベッドでも吹き出し口を奥に入れることができます。
お客さん用は布団ですが、母がいつも寝ているのはベッドなので、布団でもベッドでも使いやすいふとん乾燥機がいいなと思いまして。
アッとドライをダブルベッドでダニ対策を使ってみた
さっそく、アッとドライを使ってみる。ここのところちょっと寒くなってきたので、毛布を出して来ました。いつもなら、外に干してから使うのですが、せっかくなのでふとん乾燥機を使ってダニ退治をしてみようかと。
うちのベッドはこんな感じです。ダブルサイズのマットレスにダブルの毛布とダブルの掛け布団です。
蛇腹のホースにうさぎヘッドを
はめて、
こんな感じに、セットしてみました。
蛇腹ホースなので、布団でもベッドでもない微妙な高さのマットレスでもちゃんとセットできました。
ダニ対策をポチッとして、運転をポチットしたら120分の運転がスタートしました。ダニ対策は120分と長いのです。しかもダニ対策だけはダブルサイズは、下半分と上半分、2回かけなくちゃいけません。
120分と120分。4時間!長い。
まあ、ダニ対策はそうしょっちゅうやるわけでもないし、長いと言っても別段僕が何かするわけでもないので。
音は全くうるさくは感じませんでした。音はしています。温風がけっこうな勢いででているので、そういう音がしています。でも、うるさいかと聞かれると、うるさいというほどじゃないね、と僕は感じました。
どのくらいの温風が出てるのかな?
多少の勢いの違いはありますが、どの穴からも温かい風がちゃんと出ていました。
アッとドライをかけているあいだ部屋の中が乾燥機のいい匂いになって、部屋や廊下も暖かくなりました。
120分後、ベッドの下半分は熱くなっていました。上の方もじんわりは暖かくなっていましたが、ダニ対策ですから、しっかりと熱くなってもらわねばいけません。
上半分は横からふとん乾燥機をセットします。
これでもう120分、ダニ対策でスイッチオン。
またまた2時間放置プレイです。
2時間のダニ対策が終わると、もちろん上半分もしっかり熱くなりました。
アッとドライでダニ対策をかけてから、5時間くらい後に布団に入ったのですが、まだ温かかったです。
真冬ではないので室温もそれほど低くはありませんが、それにしても、けっこう温かいというか、布団が熱を蓄えている感じでじんわーりその熱が伝わってくる感じです。
あーあったかいなーと思っていたらいつの間にか寝てしまいました。もちろん、ダニに刺されることもなく快適に。
ふとん乾燥機って梅雨の雨続きで外に布団が干せない時季に重宝するようなイメージがあったんですが、これからの寒い時季に布団を温めるだけでもかなり使えそうです。
きっと母も喜んでくれるでしょうし、ぶっちゃけ◯イコップより、だいぶお安いですしね。
ふとん乾燥機アットドライHFK-V300は現在は販売が終わってしまいました。ふとん乾燥機アットドライHFK-V300の現行品はこれです。