海釣り公園用のクーラーボックスとして、シマノの「フィクセルライト 12L」を買いました。
これまでは、同じくフィクセルライトの22Lのクーラーボックスを愛用していました。
これまで通っていた釣り場では、釣り場まで3歩のところまで車で行けたので、22Lのクーラーボックスをはじめたくさんの荷物を持って釣りに出かけていました。が、その釣り場で釣りができなくなってしまいました。
ので、海釣り公園に通うべくクーラーボックスを新調〜!
先日、海釣り公園になるべく荷物を少なくしてサビキ釣りに行ったときの荷物は、こんな感じです。
22Lのクーラーボックスに竿2本、水くみバケツに吸い込みバケツ、タックルボックス、三脚となかなかの荷物です。
海釣り公園はいい時期の天気のいい日は、かなり並んで待ちます。この量の荷物を1人で持って、えっちらおっちら行くのはできないことはないけれど、ちょっとしんどい。それと、海釣り公園にこんな大きなクーラーボックス持ってきてる人あんまいないな。。。というわけで、海釣り公園仕様にしたクーラーボックスを買いました。
僕が買ったのは、最初にもいいましたが、同じフィクセルライトの12Lです。で、そのフィクセルライトにいくつかのパーツを付けて、海釣り公園で快適に釣りができる仕様に。
こんな感じです。
クーラーボックスと重ねたバケツだけになって、かなりスッキリ!
かなりスッキリしたのですが、ここにたどり着くまでに僕の中で、ああでもないこうでもないとけっこう悩んだので、これから海釣り公園や堤防などで釣りを始める人のクーラーボックス選びの参考になるとうれしーなー^_^
目次
海釣り公園用のクーラーボックスに僕が求めるもの
海釣り公園用のクーラーボックスに僕が求めるものは、次のようなものです。
- コンパクトだけど、しっかり氷や飲み物、釣った魚が入るサイズ
- クーラーボックスをイスとして使える頑丈な作りのもの
- 竿立てをつけられるもの(もしくは付いているもの)
- 仕掛けなどの小物を入れられるもの
釣具屋さんに見に行ってみると、10〜12Lくらいのクーラーボックスが、僕にとって1人で担いで行くのに良さそうで、釣った魚も十分入るくらいのサイズでした。
僕が22Lのフィクセルライトを買った当時は、座っても大丈夫!とは謳ってなかったと思います。が、今のフィクセルライトは堅牢ボディで大人が座っても大丈夫な設計になっているみたいです。
僕の持っているタナハシのロッドスタンドを取り付けるでもいいんですけど、もっと軽い竿立てがあればそのほうがいいなー。
仕掛けやらなんやらを入れているタックルボックスを減らしたかったので、そういった小物が入れられるサイズのクーラーボックス、もしくは小物入れを取り付けられるクーラーボックス。
これらの条件を満たすのが、シマノのフィクセルライト 12Lのクーラーボックスでした。
シマノのフィクセルには、ライトの他にも、ベイシス、リミテッド、プレミアムといくつかのクラス(レベル)のクーラボックスがあって、ライトは一番下のクラスです。
これについては、堤防釣り用のクーラーボックスにシマノ フィクセル ライト 22Lを選んだよに書いていますが、海釣り公園や堤防で、ちょろっと釣りをするくらいであれば、一番下のライトで全然問題ありません。
D和のクーラーボックスも釣具屋さんで撫で回したんですけど、フィクセルライトの12Lと同じサイズ、同じ価格くらいのものでは、蓋がプラスチックでパチンと手で締める仕様だったり(フィクセルライトは手を離せば蓋の重みでガチンッと閉まる)、クーラーボックスの底のゴムが別売りだったり、座って大丈夫と謳っていなかったり、、、
僕が今回のクーラーボックに求めているものが、フィクセルライトの方に多くあったので、シマノを選択しました。デザイン的にはD和のほうがかっちょいいなーとも思ったんですけどね。
シマノ フィクセルライト12Lを選ぶ
シマノのフィクセルライト 12Lを買おうと決めたのですが、調べてみると、フィクセルライト 12Lにはいくつもの種類があることを知りました。
フィクセルライト 12L
シマノ(SHIMANO) クーラーボックス 小型 12L フィクセル ベイシス 120UF-012N 釣り用 ピュアホワイト
今回買ったのはこれです。結局、ベーシックなものに自分の必要なオプションをつけることにしました。
フィクセルライト RS 12L
竿立ても付いているし、お値段も高くないし、最初はこれにしよーと思っていたのですが、竿立てがネジで止めるタイプだったので選択肢から外れました。プラスチックにネジで留めるのは、ネジ穴がバカになるのが怖くて嫌なんです。
フィクセルライト ゲームスペシャルⅡ 12L
ちょっと高いけど、クーラーボックスに穴を開けない竿立ても付いてるし、黒いカラーもかっちょいいし、これを買っちゃおうかなーとも思ったんですけど、次のサーフ キススペシャルを見て考えが変わりました。
フィクセル サーフ キススペシャル 12L
シマノ(SHIMANO) クーラーボックス 小型 12L フィクセル サーフ キススペシャル 120UF-N12N 釣り用 ピュア...
このサーフスペシャルに付いているボックスは何だっ!これがあれば仕掛けとか小物諸々が入れられて、本体のクーラーボックスをいちいち開け閉めしなくてもいいじゃないかっ!
でも投げ釣り仕様なので、竿掛けとか、オモリ置きとかいらんものもついているなー。
そんなわけで、ベーシックなフィクセルライト12Lを買って、「竿立て」と「サイドボックス」、それらを取り付ける「クーラーベース」ってゆーのを買うことにしました。
そんなにバラで買ったら、ゲームスペシャルより高くなるか?とも思ったのですが、楽天のポイントバックなどをうまく使ったら、ゲームスペシャルより安く揃えることができました。(この辺は買うタイミングにもよると思いますが)
フィクセルライト 12Lとオプションパーツの取り付け
今回僕が買ったのはこの4つです。
シマノ(SHIMANO) クーラーボックス 小型 12L フィクセル ベイシス 120UF-012N 釣り用 ピュアホワイト
仕掛けなど小物を入れようとしているオプションのサイドボックスは、クーラーボックス本体のハンドル?持ち手?を外さないと取り付けられない(こともないと書いている人もいますが、干渉するのでイヤだ)ので、ショルダーベルトが必要になります。
僕の場合は、前のフィクセルライト22Lを買ったときに付いてたショルダーベルトを今回取り付けたんですけど、フィクセルライト12Lの本体にはショルダーベルトは付属していないので、サイドボックスを取り付けるのであれば、ショルダーベルトを買う必要があります。
フィクセルライト 12L本体
フィクセルライト12Lの本体です。
17L以上からは、両サイドどちら側にも開けしめできるのですが、12Lは片側にしか開きません。
ですが、釣りをするときのクーラーボックスの位置を決めてしまえば、反対から開けることはないので全く問題なし。
両側から開けられない代わりと言ってはなんですが、フィクセルライトの12Lには、指一本で開けられる投入口がついています。
魚を入れるときにも、ここからちょいちょいっと釣りをしながら入れられるなー。
そんで、クーラーボックスの足元の滑り止めのゴム。
これけっこう大事。これが無いとプラスチックの底がゴリゴリすり減っちゃう。
あとはクラーボックスを持ち上げなくても中の水が抜けるワンタッチ水栓がついています。
フィクセルライト12Lの基本性能はこんな感じです。
30時間の保冷力!と書いていますが、経験上、真夏とかだとそこまでは持たないと思いますが、僕の場合は、10時間も持てば十分です。それ以上長く釣りしないし。そして座っても大丈夫な頑丈設計!です。
シマノ(SHIMANO) クーラーボックス 小型 12L フィクセル ベイシス 120UF-012N 釣り用 ピュアホワイト
ちなみに、22Lと並べてみるとサイズの違いはこんな感じです。
クーラーベース FIXCEL用 12L 取付け方
FIXCEL用のクーラーベースです。クーラーベースは「クーラーボックスに直接ネジで止めたり、穴を開けずにいろいろなオプションパーツを取付けられる」というものです。
クーラーベースにはサイズがあるので12L用を選びます。
竿立てとサイドボックスをクーラーボックスにただ取り付けるだけなら、サイドベースさえあれば取り付けられます。サイドベースってのはこれです。
サイドベースだけというのが一般には売っていない(シマノから取り寄せられるのかな?)のと、クーラーベースの金属の板を取り付けることで、両サイドのサイドベースの補強にもなります。
クーラーベースのセットに入っているのはこんな感じです。
クーラーベースの取付け方です。まずはクーラーボックス側のハンドルの留め具を外します。
爪を押さえながら、留め具を上に引っ張ると、
ハンドルが抜けるようになります。
両サイド、同じようにして抜きます。
留め具を抜いたところに、
サイドベースを同じ用に爪を押さえながら入れて、
ハンドルを穴に入れたら、
サイドベースを下に下ろすとハンドルが固定されます。
金属のバーをアームと呼ばれる白いパーツに差し込んだものを取り付けます。写真では先に入れちゃってますが、順番は先でも後でも大丈夫です。
これを、両サイドのサイドベースの穴に写真の向きでぶっ刺します。
しっかり奥まで差し込んだら、
真ん中を付属のネジで止めます。
ネジです。
ネジは皿バネの向きに気をつけて取り付けます。
ドライバーでねじねじすればOK。
バーの部分には、ポーチなどを取り付けられるホルダーを取り付けられます。これです。
こんな感じに2つのパーツでできていて、バーを挟むように取り付けます。
ホルダーには溝が3本入っていて、高さを微妙に調整できるようになっています。
上からもう一方のパーツをカチッとはめれば固定されます。
これで、クーラーベースの取り付けは完成です。
なのですが、僕は今回サイドボックスを付けたい(ハンドルを外さないと取付けられない)ので、ハンドルを外して、この固定ホルダーを取り付けます。
取付けたときと同じようにサイドベースを引き上げて、ハンドルを抜いて、
固定ホルダーを入れて、
サイドベースを下に下げてカチッとなれば完了。
竿立て ロッドレスとサイド用 取付け方
シマノの竿立て、ロッドレストにはいくつか種類がありますが、僕が買ったのは「ロッドレストサイド用」、品番で言うと「RS-C12P」です。
中に入っているのはこのひとかたまりのパーツのみです。サイドベースなどは付いていないので、これだけ買っても取付けられません。
後ろはこんな感じになっています。
ん?これは何だ?
ペリっとはがすと、マジックテープになっていました。片方がシールになっているので、これをクーラーボックスに貼ります、、、貼ります。。。イヤだ!
確かにクーラーボックスにネジで穴は開けないけど、シールも貼りたくない。
貼るとしたら、この位置に貼ります。
貼ったほうが、断然安定するとは思うのですが、とりあえず貼らずに使ってみることにします。
ロッドレストの取付け自体は簡単です。サイドベースのネジ穴に
ロッドレスト側のネジの向きを合わせて、
はめ込んで、
ネジを縦にカチッとするだけ。
ロッドレストの取り付け完了!
サイドボックス FIXCEL用 取付け方
このサイドボックス FIXCEL用を調べていたときに思ったことがあります。まずは中身を見てください。
サイドボックス本体と中に入れるトレー、サイドベース、固定ホルダーがそれぞれ1個ずつ入っています。
これまで何回も言っていますが、サイドボックスはクーラーボックスのハンドルを取り外して取付けます。固定ホルダー1個?サイドボックスだけを取付けたいと思っても、固定ホルダー1個じゃ反対側はどうするの?
楽天やAmazonでは固定ホルダー単品では売っていないみたいなので、これだけ取付けたい人は気をつけてください。シマノからこれだけ取り寄せられるのかな?
クーラーベースを取り付ける人は、全く問題ありません。固定ホルダーは逆に余ります。
サイドボックス自体は、イメージ通りでした。ガチャがちゃモノが入りそうなサイズです。
あ、サイドボックスも種類あったり、サイドポケットとゆーのもあるので気をつけてください。僕が買ったのは「サイドボックス FIXCEL用」で品番は「CS-778N」です。
これも取り付けは簡単です。
サイドバーの下のところに、引っ掛けるようにして、ネジをねじ穴に合わせます。
ネジをカチッと縦にすれば、
サイドボックスの取付け完成です。
サイドボックスは、水抜きの栓のある方に取り付けたんですけど、サイドボックスをつけたままでも水抜き問題なくできます。
ショルダーベルト
最後にショルダーベルトです。 僕のは前に買った22Lのフィクセルライトに付いてきたやつなんで、ちょっと型番が古いです。
フィクセルライト12Lにつけるショルダーベルトの現行品は「AC-C11Q」です。
まあ、どちらにしても取付けに迷うことはありません。説明書通りに通して、長さを調整するだけです。
この肩パッドの向きは迷うところです。僕は体に当たる側に凹みを向けました。
右肩に賭けるときにはいいのですが、たすき掛けにするときには反対のほうがいいのかな?と思ったり。
海釣り公園仕様クーラーボックス完成
ものすんごく悩んで、色々調べて、自分にとっての海釣り公園仕様のクーラーボックスができました。
もちろん、これはあくまで「僕にとって」ということなので、同じ海釣り公園でも、どんな釣りをするか、どんな竿を使うか、体の大きさなどによっても、クーラーボックスの大きさや選ぶオプションが変わってくると思います。
僕がフィクセルライトの12Lのクーラーボックスを買おうと調べているときに、オプションパーツに何が付いてくるのか、どんな感じで取り付けるのか、といったことが詳しく解説されているサイトを見つけられなかったので、書いてみました。
海釣り公園や堤防での小物釣り用のクーラーボックス選びの参考にどこかしらなれば幸いです〜(^_^)v