レトロなかき氷機をちょいとお手入れして、かき氷用の氷を試行錯誤して、あとはかき氷の美味しいシロップを作るだけのそーです。
とゆーわけで、かき氷の美味しいシロップなんかを作ってみました。
かき氷のシロップって、削った氷の状態ですごく感じ方が違うようです。薄くフワッと削った氷では、サラッとしたシロップでも十分甘く感じます。逆にガリガリ氷ならがっつり濃いシロップでないと甘みが感じられませんでした。
目次
シロップベース
ベースとなるシロップです。このままかけてあっさりとした甘さが美味しいシロップです。
ここに小豆とか練乳とかフルーツをのっけても美味しい。
シロップベースの材料
水 400cc
グラニュー糖 200g
水飴 80g
黒糖 5g
板ゼラチン 1g
シロップベースの作り方
1.ゼラチンを冷水で戻す
2.ゼラチン以外を鍋に入れて、混ぜながら沸かす
3.戻したゼラチンを鍋に加え、よく混ぜる
4.冷ます
抹茶シロップ
抹茶は、抹茶入りの粉茶ではなく、お抹茶です。近所のスーパーで売っていた20gで700円くらいの抹茶を使いました。
シロップベースそのままだと、抹茶の苦さを抑えられなかったので、ちょっと甘めのシロップにアレンジしたもので抹茶を伸ばしました。
抹茶シロップとあんこをたっぷりのせた宇治金時は安定の美味しさですね。(宇治の抹茶でも金時豆でもないけど)
抹茶シロップの材料
抹茶 20g
[シロップ]
水 200cc
グラニュー糖 100g
水飴 50g
中双糖(ザラ目) 50g
抹茶シロップの作り方
1.[シロップ]の材料を鍋に入れて、混ぜながら沸かす
2.抹茶に熱々のシロップを加え、茶筅や泡立て器などでよくすり混ぜる
3.ミルサー(ミキサーでも)でしっかり混ぜる
4.冷ます
※手で混ぜ合わせず、直接ミルサーにかけるとダマができきれいに混ざりません
あんこ
抹茶シロップとあんこの組み合わせは最強です。手作りあんこはカンタンで美味しいのです。
あんこを10年以上作っているそーのあんこの作り方です。
あんこの詳しい作り方は料理のサイトの方に詳しく書いています。
リンク先のレシピでは氷砂糖を使っていますが、最近はもっぱらグラニュー糖で作っています。
かき氷用にするために(柔らかい仕上がりに)、最後の砂糖と合わせるところでは煮詰めていません。砂糖が溶けたら完成です。
あんこの材料
小豆 300g
グラニュー糖 200g
中双糖(ザラ目) 100g
塩 少々
あんこの作り方
1.小豆を6時間ほど水で戻す
2.土鍋でゆっくり小豆を煮る
3.小豆が柔らかくなったら、水を加えて混ぜる、しばらく放置、上澄みを捨てるを3回繰り返す
4.小豆の水気を絞る
5.砂糖と小豆を土鍋でゆっくりと煮る
6.仕上げに塩をちょいと感じるくらい入れる
7.冷ます
※小豆は水で戻さねぇ!という人が大半なのですが、僕は経験的に戻したほうの小豆のに上がりが好みなので戻しています。
きな粉
きな粉って簡単に作れるんです。そんで、作ったきな粉は本当に香り高くて、甘みがあって美味しいんです。
かき氷のランクをぐっと上げてくれますし、もちろん、かき氷以外にもいろいろと使えます。
きな粉の材料
大豆 好きなだけ
(写真は100g)
きな粉の作り方
1.大豆を中華鍋に入れて、弱火で煎る
2.10分〜15分かけてじっくり煎る
3.全体にいい色がついてきて、いい香りがしてきたらOK
4.大豆を冷ます
5.ミルサーにかける
6.ふるいにかける
※中華鍋でなく普通の鍋でも問題ありません。が中華鍋だと真ん中に集まってくるのでやりやすい、僕は。
黒蜜シロップ
黒蜜シロップと手作りきな粉のかき氷は僕が一番好きなかき氷です。どっちも材料少ないし、簡単で美味しい。
いわゆる黒蜜、信玄餅やみつ豆にかけるようなドロッとした黒蜜は、黒糖:水=1:1でつくるのですが、これだと甘すぎて、かき氷にはむかなかったので、ちょいとサラッと目の黒蜜シロップにしました。
黒蜜シロップの材料
黒砂糖 100g
グラニュー糖 100g
水 200cc
黒蜜シロップの作り方
1.黒砂糖を鍋に入れる。塊の黒砂糖を使う場合は、削って細かくする
2.グラニュー糖と水を加え、混ぜながら、沸かす
3.冷ます
※粉状の黒砂糖でも問題なく作れます。
かき氷のシロップって簡単に作れると思っていたんですけど、思っていた以上に自分好みのシロップにするのは大変でした。。。
かき氷の美味しいシロップが、またできたらここに追記していきます。
かき氷機はレトロなやつもいいんですけど、正直、メンテとか刃の調整とかゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ回すのとか、、、、けっこう大変です。
お家でふわふわのかき氷を作るなら電動のこれなんかが、Amazonでの評価も高くておすすめです。