初めてのぎっくり腰、腰痛に襲われたのは、忘れもしない26歳の大晦日でした。
寝っ転がって紅白歌合戦を見ていて、トイレに行こうと立ち上がろうとした時”うっ、、、!!!!”という突然の腰の痛み。
初めてのことだったので、この痛みが何なのかも分からない。とにかく痛すぎて立ち上がることすらできない。でもトイレに行きたい。痛みを堪えてなんとか立ち上がって、部屋のあっちこっちに掴まりながら、少しづつトイレに近づき、なんとか用をたすことができました。
ほんの数メートルなのに汗びっしょりになりながら、トイレにたどり着くまでに10分くらい(体感です)掛かった気がします。
かなり痛くてひどかったんですけど、この時は若さでなんとか乗り切りました。若さでというか体が丈夫だったので”そのうち治るでしょ”と思っていたし、そのうち治ったのです。
今ほどネットが発達していなかったので、当時は自分で調べたりもしませんでしたが、今思うとぎっくり腰でした。
目次
42歳、ぎっくり腰で腰が痛くて立てなくなった
26歳のぎっくり腰以来、疲れがたまると腰に痛みが出るようになりました。ですが、立てなくなるほどの痛みにはならず、腰ベルトをしてしばらくすると治る、を繰り返していました。
ここ1年ほどは、座って仕事をするデスクワークが多くなったせいか、腰が痛くて左足に痺れが出ていました。いわゆる坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)と言うやつです。
坐骨神経痛は症状であって、病名ではありません。腹痛と一緒です。腹痛は”お腹が痛い”ということを表す言葉で、その原因は様々です。
坐骨神経に痛みを感じる状態のことを坐骨神経痛と言います。
この坐骨神経痛が、仕事に支障をきたすくらいひどくなってきたところに、26歳のときに襲われたあいつが突然やってきました。
ぎっくり腰って、効果音を入れるとすると”グキッ”とか”ゴリッ”とかのイメージですが、僕の場合はまったく音はありません。”うっ、、、、、!!!、、、これはヤバイやつだ!!!”という感覚だけが瞬時にやってくる感じです。
今度は、前回以上に立てませんでした。数メートル先のトイレにいくのに20分(体感です)。トイレに座ったら、座ったで立てないし、痛いし、、、嫁を呼んで、脇を抱えてなんとか立たせてもらい、ベッドに横になる。横になってても痛い。
とにかく何もできない。トイレに向かっていても、ただ寝ているだけでも、痛みで体に力が入って全身から汗がじわっと出る。
こんな状態が数日続きました。
ぎっくり腰で立てないときの対処
ネットで腰の痛みを少しでも和らげる方法はないかと調べました。調べたところ、
1 痛いところを温めない
温めないというのは、お風呂につかったり、温湿布を貼ったりということです。痛みが出てすぐは、患部を温めると血流が良くなって更に痛みが増す可能性があるので、温めない。お風呂は入れる状態なじゃないので入りません。冷湿布を気休めに貼りました。
2 病院、専門家に診てもらう
そもそも、立てないので、これも痛みがなくなってからの話
3 ストレッチ体操をする
論外、動かせない。
というわけで、僕にできることといえば、頑張ってトイレにいくことと、寝る前に痛み止めを飲むことくらいでした。痛み止めが効いている間だけ、ちょっと眠れる。
とにかく、痛みが引いたら、”本気で腰を治そう”と心に誓ったのでした。
ぎっくり腰で立てなくなったので病院に行った
トイレ以外はベッドに横たわっていた数日間を過ごしたあと、ゆっくり気をつけながらなら歩けるようになり、車も運転できそうなくらいになったので、僕の住んでいるところの近くの腰痛の専門の医者がいる病院に行きました。
病院ではレントゲンを撮られ”骨には異常はないみたいですね”と言われ、腰に巻く白いベルトをもらって帰ってきました。
動けない数日間のうちに、いろいろスマホで調べていたので、想定内の答えでした。
実は腰痛の8割が原因不明で病名すらつかないものらしいのです。
なので、原因が不明のものに何かしらの治療をすることもありません。電気くらいは当てるところもあるかもしれませんが。
ぎっくり腰で立てなくなったので整骨院に行った
病院で何の治療もしてくれなかったからと言って、このまま放置しておくわけにも行きません。
あの痛みが、また出たり、慢性化してしまったりしたら、、、と考えるだけで汗が出ます。
今度は近所の整骨院に行きました。
そこでは、全身に電気をあてて、マッサージをしてくれました。それはそれで気持ちよかったし、施術してくれたお姉さんも可愛らしかったし、、、いいんですけど、施術を受けたすぐ後も、受ける前より良くなった感が全然しなかったので、次回の予約をゴリゴリ勧められましたが、お断りしました。
それと、ここはたくさんの若いスタッフがいる整骨院で、スタッフひとりひとりはいい子たちだと思うですけど、働かされてる感が出ていて、バタバタでコミュニケーションが取れない。
本気で腰を治そうと思っているので、コミュニケーションが取れないところに自分の体を預けるのは不安。
ぎっくり腰で立てなくなったので個人の整体院に行った
今度は、個人で経営されている整体院に行きました。
この整体院は、「なるべく1回の施術で、多くても2,3回の施術で治す」というのが売りの整体院でした。治療法に特徴があるので、ここで書いてしまうと特定できてしまうかもしれないので書きません。
施術してもらって「どうですか?だいぶ楽になったんじゃないですか?」と訊かれても、全く良くなった感じも痛みが和らいだ感じもしませんでした。
それどころか、次の日に足の付根も痛くなってしまいました。
この整体院がダメだというのではなく、僕には合いませんでした。
この「合う」「合わない」というのはすごくあると思います。ひとくちに『整体』と言ってもいろんなやり方があるし、その人の持っている技術や知識も様々ですから、整体がいいとも、整体が悪いとも僕は思っていません。
ただただ、僕の腰を治してくれるところ、僕に合った治療をしてくれるところに当たるまで、いろいろと行くだけです。
ぎっくり腰で立てなくなったので整体院の星に行った
これまでは、通うことになるなら近いほうがいいなーと思って市内で探していたのですが、それをやめて今度はちょっと範囲を広げて探してみました。
千葉のいくつかの整体院の中から、ホームページに書いていることが、僕に向いていそうと思った整体院を見つけました。
です。
どうしてここを選んだかという理由はいくつかあるんですけど、最終的に決めたのは勘です。結局のところ受けてみないと分からないので。
これまで受けた整体院の料金は大体一回で、5千円〜6千円くらいでしたが、「整体院の星」の一回の施術料金は1万5千円!
施術の金額を高く設定しているところが必ずしも良い施術をしてくれるとも限りませんが、金額を高くして、全く効果がなかったら、このネット社会、あっという間にお客は来なくなるんじゃないかと。
少なくとも、金額に見合った技術、知識が有るという自信がないと高い金額は設定できないんじゃないかと考えました。
それに、これまで何箇所か行ってみて、全く僕の腰は良くならなかったし、この人に診てもらいたいという人にも出会わなかったので、ちょっと高いけど、思い切って行ってみようと。
僕は、ここで出会いました。僕の腰を治してくれる、自分の体を預けてもいいと思える人に。
整体院の星での施術
「整体院の星」
正直、これはすごい名前をつけたなー、背負うものがデカイなーとツッコミをいれたくなる名前の整体院ですが、予約の電話をすると
「はい、整体院の星の星です」と。
あ、なるほど、星さんの整体院なのね。もちろんかけてるんでしょうけど。
予約の電話の時から、決して流暢な喋りではないけれど、そこがまた人の良さそうな感じがしました。実際にお会いした第一印象は”柔らかい雰囲気のニコニコお兄ちゃん”。
個人の整体院は多くの場合、その空間で一対一で施術をしてもらうので、技術や知識の前にその人といて居心地が悪くないというのは、僕にとっては大事でかなりウェイトの高いポイントです。
整体院の星の内装
整体院の星の施術するところはとってもシンプルです。施術する台が2台おいてあるだけの簡素で清潔感のある内装です。
初めて整体院の星に入ったときの正直な感想は「、、、、んんっ?」。
というのも、一回1万5千円する整体院なのだから、きっとゴージャスな感じなんじゃなかろーかという勝手な思い込みがあったからです。
でも、今はその金額は技術と知識の金額なのだと納得していますし、実際には初回はもっと安い料金で受けることができます。
いきなり施術に入らない
整体院の星でさっそく施術してもらうんですけど、いきなり施術には入りません。
どういう経緯で腰が痛くなったのか、今はどのような状態なのか、どんなときに痛いのか、どんな姿勢ができて、どんな姿勢ができないのかということをしっかりヒアリングします。
そしていよいよ施術。かと思いきや、”整体院の星のお約束”のようなことの説明をファイルを見ながら受けます。
当院はどのような施術をしているかということや、治療にならないただ気持ちいいだけのマッサージはやらないとか、セクハラはしませんとか、あと料金についてもちゃんとした説明を受けます。
初めて訪れる整体院なのだから、こういうことを最初にちゃんと説明してくれるのは、やっぱり安心できます。
そして、いよいよ施術です。
こんどは実際に体を動かしながら、どこが痛むのか、どのくらい体が動かせるのかという今の状態を確認してから、施術が始まりました。
僕は坐骨神経痛持ちのぎっくり腰で、とにかく体を前傾にしても後傾にしても痛いし、寝て起きた朝は、何をしてても痛い。
最初にされたのは、忘れもしません。足の指グリグリ。
「痛いっ!!!イタイっ!イタイっ!イタイっ!イタイ〜っ!」と声に出すほど足の指が痛い。
「痛いですよね」とニコニコしている星さん。
エライところに来てしまった、、、と思った。
ぎっくり腰の場合、最初は強い刺激を入れてあげないといけない。というのが星さんの説明でした。
それにしても痛い。
この他にも、ふくらはぎのグリグリや、アキレス腱のグリグリ、足の裏のグリグリ、膝の裏のグリグリといった様々な痛いグリグリをされました。一番痛いのは足の指グリグリ。
とにかく初めての日の僕の施術は痛かった。こんなに痛い思いをしてちっとも良くならなかったら、二度と来ないところですが、これが効きました。
実際には2回目を受けたあとにその効果は顕著に現れました。
2回目は初回を受けた日の二日後。最初のうちは詰めて通わないと、すぐに身体が戻ってしまうという話でした。
最初の頃は半信半疑というか、腰に一切触らない施術なので、こんなんで効果あるの?と思ったのですが、整体院の星に通いはじめて、明らかに朝ベッドから起きるのがどんどん楽になっていきました。
痛みがしなくなり、腰の違和感もだんだん取れてきたら、整体院でしてもらう施術も痛くなくなりました。
ほんとに、同じ指グリグリでも、腰がモーレツにいたい時は、足の指をグリグリというかほんのちょっと触られるくらいでも痛いのですが、腰が治ってくると、だんだん痛くなくなってくるのです。
星さんが腰に一切触らない施術のわかりやすい説明をしてくれました。
このグッと引っ張られた服のシワシワになっているところが腰(患部)で、痛いところです。痛いところだけをいくらマッサージしても、その時は多少良くても根本的な解決にはならない。
痛いところの原因となっている手のところをしっかり直してあげる(ここが僕の場合は足の指グリグリとかになります)ことで、引っ張られなくなって、痛みも無くなって良くなってくる。
というような説明でした。
腰痛を完全に治す、もう二度と起こらないようにするというのは、年々筋力が衰えていくなか、デスクワークを続けていくなら、なかなか難しいことです。
実際、僕も整体院に通い、腰の痛みはとれてきて、本調子に戻りつつあるある日、子供を抱っこしてブンブンしてたら”あっ、、、!”とまた、痛みが再発してしまいました。
そんな時でも、整体院で教えてくれたグリグリの方法で、家に居ながらにして痛みを抑えることができ、その後、整体院に行って体を整えてもらっています。
施術の仕方を教えてくれる
整体院の星では、星さんがやってくれる施術のやり方を教えてくれます。
足の指グリグリにしても、手の指のこことここで、足の指の第一関節のところを挟んでこうやってグリグリやるんです。とか、丁寧にやり方を教えてくれます。
教えてもらった方法で、家で毎日、自分でも、あっちこっちをグリグリします。
星さんは、治療家向けのセミナーも数多くやっていて、若くしてお弟子さん(星さんより年上の人が大半)がたくさんいるほどの技術と知識を持っているのです。
その技術を正直、こっちが覚えられないくらいたくさん惜しげもなく教えてくれます。
整体院で体のメンテナンス
今は月に一回のペースで体のメンテナンスに行っています。
腰の痛みが無くなって、動けるようになって、走れるほどに回復したことはもちろん嬉しいのですが、ずっと付き合っていくことになるであろう腰痛、年々衰えてくる体の相談ができる人に出会えたことも、すごく良かったと思っています。
立てなくなってから、整体院の星にたどり着くまでにひと月ちょっとかかっています。その一ヶ月ちょっとは、デスクワークの仕事ですらもできないくらいくたばっていました。
腰痛でひと月も何もできないことを考えたら、体のメンテナンスに一回1万5千円(実際には回数券などでもっと割安に受けられます)は全然高くないと今は思っています。
たとえ一回の施術が安くても治らない(自分に合わない)ところに、何回も通いながら、体に不安を抱えてるくらいなら、どんどん、色んな所に行って自分に合ったところ、自分に合う人がいるところを見つける方が断然いい。
よく言われることですが「お金は取り戻せるけど、時間は取り戻せない」のです。健康で体が動く時間に投資すると思えば安いものです。
あ、高い料金のところが必ずしもいいよ、というわけではありません。自分に合った病院なり整体院なりを見つけられると、いいですね!ということです。
僕が通っている整体院の星はこちら。千葉らへんにお住まいの方は一度行ってみてもいいかも。