随分前から捨てよー捨てよーとは思ってはいたものの、めんどくさくて放置していたスプレー缶類を、ついに重い腰を上げて捨てることにしました。
ものすごーく場所を取るわけではないから、ついつい放置してしまいがちなスプレー缶類ですが、処分してしまうと、スペース以上に気持ちがスッキリ!
今回は、ヘアムース、ヘアスプレー、エアコン洗浄スプレー、ライター用ガスボンベ、カセットコンロ用のガスボンベ、殺虫剤など、あと、スプレーじゃないけどアースレッドW(バルサン的なやつ)も一緒に処分しました。
基本的には中身を出して「燃えるゴミ」として捨てられるようにして、缶は穴を空けて処分していきます。
目次
市原市でのスプレー缶の処分方法
そーが住む千葉県市原市では、スプレー缶やガスボンベは、穴を空けて「不燃ごみ」の「有害ごみ」として出します。自治体によっては缶に穴を空けずに出すところもあるようですが、市原市では穴を空けてから捨てます。
「不燃ごみ」は市の指定のゴミ袋で出しますが「有害ごみ」は透明な袋に入れて、「不燃ごみ」の日に普通の「不燃ごみ」から1mほど離して出します。
スプレー缶のキャップや、口、ボタン部分のプラスチックパーツは、全て「燃えるゴミ」(可燃ごみ)として、緑の市の指定の袋に入れて出します。
今回、処分した中でアースレッドWの缶は普通の「不燃ごみ」として市の指定のゴミ袋で捨てました。
スプレー缶、ガスボンベの処理の準備
スプレー缶やガスボンベのガス抜き処理のために準備しておいたほうが良い道具や準備、注意などをまとめました。
ガス抜き・スプレーパンチ
スプレー缶やガスボンベの中身を抜いた後に缶に穴を空けるための道具が、ガス抜きやスプレーパンチと呼ばれる道具です。
僕はダイソーで見つけた足踏みタイプのガス抜きを使いました。ネットでは似たような商品が見つからなかったのですが、安いし、手で穴を開けるグッズより安全そうだし、おすすめです。
手で空けるタイプにしろ、足で踏むタイプにしろ、簡単に穴を空けられるので、ガス抜きは何かしら1つあったほうが良いです。
新聞紙ビニール袋を作る
ガスボンベ以外のスプレー缶は全て、ビニール袋の中に新聞紙を詰めたものに噴射しました。僕は結構たくさんいっぺんに処分したってこともありますが、大きめのビニール袋を使ったほうが、やりやすいと思います。
手袋・マスク・汚れてもいい服
スプレー缶、カセットボンベの処分は、手が汚れたり、匂いのキツイものが多いので、手袋とマスクは必須です。また、服装も万が一のことを考えて汚れても良い服装で作業をしました。
その他僕が気をつけたこと
- 屋外で作業をする
- 火気に注意する
- 風上でスプレーする
- 近所に迷惑をかけないようにする
スプレー缶やカセットボンベに使われているLPガスは、空気より重いです。つまり室内で換気扇などを回して作業をしてもガスが出ていきません。室内での作業は本当に危険です。
そして、外であってもスプレー缶、カセットボンベにも「火気・高温に注意」と書かれている通り、火の気のないところで作業します。
また、スプレー缶の中身を出すときには、風上で作業をしないと自分が丸かぶりになってしまいます。と同時に風下に全部流れていってご近所さんに迷惑がかからないように、なるべくしっかりとビニール袋の中に吹き付ける、迷惑のかからない風向きの時に作業するのがいいと思います。
スプレー缶・ガスボンベのガス抜き処理と捨て方の動画
動画では、実際にそれぞれのスプレー缶の中身を出し切って、缶に穴を空けて処分する様子をほぼほぼ早送りでお送りしています。動画が何かしらのお役に立てたら、いいね!チャンネル登録をしてもらえるととっても嬉しいです〜!
ブログでは、動画の補助的なことを書いているので合わせてご覧ください〜
ヘアムース缶のガス抜きと捨て方
ヘアムースは、ビニール袋に新聞紙を詰めたものの中によく振って中身を全部出します。
動画では小さめのビニール袋を使ったので、途中で袋をもみもみしてムースの体積を減らしたり、上から新聞紙を足したりしました。大きめの袋のほうがやりやすいです。
全部中身とガスを出し切ってからガス抜きで穴を空けます。
キャップや、口などのプラスチックパーツは「燃えるゴミ」として、穴を空けたスプレー缶は「不燃ごみ」の「有害ごみ」として、透明のビニール袋に入れて出します。中身を出した新聞紙ビニール袋は、口を開けたまま、しばらく放置したのち「燃えるゴミ」としてまとめます。
ヘアスプレー缶のガス抜きと捨て方
ヘアスプレー缶は、空気中に放出していいと書いてあるサイトもあったのですが、結構たくさん本数もあって、中身も残っていたので、最初の一本を放出したあとは新聞紙ビニール袋を作って、その中に噴霧しました。
ヘアスプレーは花王 | 製品Q&A | 【廃棄方法】使いかけのエアゾール製品をごみに出したいけど、どうやって中身やガスを出せばいいの?を参考にしました。
最初の一本のヘアスプレーには、「ガス抜きキャップ」がついていたので、それを使ってガス抜きをしたのですが、めちゃくちゃ時間がかかりました。。。
よく見ると、「ガス抜きキャップ」の下に「残ガス排出用」って書いてあります。なので、普通にスプレーして新聞紙ビニール袋に中身を出したあとに使うものだったんですね。。。すごーく長い時間かけて抜けるのを待っていました。。。
キャップの上側がガス抜きキャップになっています。本体のボタンのパーツを外して、逆さまにしてガス抜きキャップにグッと挿し込むと残りのガスが抜けていきます。(僕は全部のガスを抜いたのだけれど)
その他のヘアスプレーは、新聞紙ビニール袋の中にスプレーして中身を出し切ってから、100均のガス抜きを使って穴を空けました。
ここからは、ヘアムースと同様です。プラスチックパーツは「燃えるゴミ」、穴を空けたスプレー缶は「不燃ごみ」の「有害ごみ」として透明ののビニール袋に入れて出します。中身を出した新聞紙ビニール袋は、口を開けたまま、放置して「燃えるゴミ」としてまとめます。
エアコンの洗浄のスプレーなどのガス抜き処理と捨て方
エアコンの洗浄スプレー、車のエアコンの消臭剤、ガラス掃除の洗剤です。エアコンの洗浄スプレーは買ったものの、あまりエアコンには良くないという意見もあり、、、きっとこのまま使わないだろうということで、まるまる未使用のものを2本処分することにしました。
洗剤ですから、その辺に垂れ流すわけにはいかないので、これまでと同様に新聞紙ビニール袋に噴射して中身を空にしてから、ガス抜きで穴を空けます。
プラスチックパーツは「燃えるゴミ」、穴空けスプレー缶は「有害ごみ」として透明の袋に入れて「不燃ごみ」の日に市原市では出します。中身を出した新聞紙ビニール袋は、口を開けたまま、しばらく放置して「燃えるゴミ」としてあとでまとめます。
ガスボンベのガス抜き処理と捨て方
ライター用のガスボンベとカセットコンロ用のガスボンベです。
ライター用のガスボンベは、逆さにして地面に口を押し付けると中のガスを抜けます。揮発性が高いので、すぐに気化してしまします。
カセットコンロのボンベは、空だと思っていたのですが、振ってみると、少し残っている感じでした。カセットコンロのガスボンベは、使用後のカセットボンベ処理について | イワタニ関東株式会社を参考に地面に押し当ててみたのですが、うまく抜けなかったので、カセットコンロにセットして中のガスが無くなるまで使いました。(イワタニのボンベじゃないからかな?それともやり方が悪かったのか)
きっちり中のガスを抜いてから、ガス抜きで穴を空けます。最初からずっと「ガス抜き」って呼んでるけど「穴空け」の方がいいような気がしてきた。ガスが入ったままのガスボンベを「ガス抜き」で穴あけるって超危険!ですよね。
プラスチックは「可燃ごみ」、穴を空けたガスボンベは「有害ごみ」として透明な袋へ。市原市では「不燃ごみ」の日に、ちょっと離した所に出します。
殺虫剤のガス抜き処理と捨て方
いつからあるのか分からないかなり年季の入った殺虫剤たち。これらも新聞紙ビニール袋に中身を全部出してから、缶に穴を空けて処理していきます。
殺虫剤は、大量に残したエアゾール製品の廃棄方法|フマキラー製品情報サイトを参考にしました。
殺虫剤は、特に匂いのキツイものもあるので、風向きには注意したいですね。まー注意してもビニール袋から漏れる匂いは臭いのですけど。。。
中身をしっかり抜いたら、「ガス抜き」で穴を空けます。
全体的に殺虫剤は、使い切ったあとの残っているガスが多めのように感じました。ガス抜きで穴をあけるとプシューーーーッと長めにガスが抜けます。足踏みのガス抜きで良かった^_^
これまでと同様に、プラスチックパーツは「燃えるゴミ」、穴を空けたスプレー缶は透明のゴミ袋に入れて、「有害ごみ」として「不燃ごみの日」に離した場所に出します。中身を出した新聞紙ビニール袋は、口を開けたまま、しばらく放置したのち「燃えるゴミ」としてまとめます。
未使用アースレッドWの処分、捨て方
バルサン的なアースレッドWも、買ったものの全然使わないうちに10年位経ち、、、処分することにしました。
未使用のアースレッドWの処分は、アースのホームページのやり方の通りにやりました。
アースレッド未使用のものを捨てたいのですが、どのように処分すればいいですか?
アースレッドWを開けて、中の缶を取り出します。
外側のプラスチック容器、紙、ビニール類は「燃えるゴミ」として捨てます。
アルミの袋は「燃えないごみ」です。
「はがさないで、、、」と書いてある赤いとこを開けて、
中の薬剤を新聞紙などに出します。
これはくるんで「燃やすゴミ」で出します。
缶の方は、水を張ったバケツに沈めて蒸散機能ってのをなくします。アースのホームページでは金属のバケツを使っていて、水が少ないとバケツが熱くなることも、と書かれていたので、念の為、新聞を沈めた上から缶を入れました。
ちょっとだけ泡が出て、モワ〜っと缶の周りが熱くなってる?感じになります。バケツの中の水が高温になるほどではありませんが、このときの缶自体はけっこう高温になっています。ので、このまま30分以上放置です。
放置したのち、取り出して捨てます。これは「有害ごみ」じゃなくて「不燃ごみ」でいいのかな?どうなのかな?と思ったので、市原市の環境部、クリーン推進課に電話して訊いてみました。
訪ねた所、「不燃ごみ」ということでした。このアースレッドWの缶とアルミの袋は、市の指定の不燃ごみの袋に入れて捨てます。
【市原市】スプレー缶、ガスボンベのゴミ出しまとめ
スプレー缶やガスボンベは中身をしっかりと抜いて捨てないと、事故につながります。僕の住む市原市では、スプレー缶やガスボンベの中身を抜いたあと穴を空けて捨てることになっていますが、自治体によっては「穴を空けずに」捨てると決められているところもあります。
スプレー缶の中身を噴射した新聞紙ビニール袋は、数時間放置した後に口を閉じて、プラスチックなどと一緒に市が指定する可燃ゴミの袋に入れて「可燃ごみの日」に出します。
アースレッドWの缶とアルミのビニールは、市の指定する不燃ごみの袋に入れて「不燃ゴミの日」に出します。
そして、スプレー缶、ガスボンベ缶は、中身を出し切った後に穴を空けて、透明の袋に入れて「不燃ごみ」の日に普通の不燃ごみから1mほど離して出します。気をつけたいのは缶や瓶を捨てる「資源ごみ」の日ではなく、月に一回の「不燃ごみ」の日です。あ、もちろんこれらのルールは市原市のものです。各自治体のルールに従って出してくださいね。
使わないスプレー缶をムッだに家においておくのは、場所ふさぎなのもありますけど、なんか怖いですよね。ずっと気になっていた、スプレー缶やガスボンベを処分できて良かったです。スッキリ!