ずっと立ち仕事をしていたのですが、数年前から急にパソコンの前に座ってチコチコすることが本業になってからというもの、立ち上がれないくらいの腰痛になったり、体重が15kgも増えたり、運動不足がたたって恐ろしく体力がなくなったり、、、体の不調に悩まされてきたそーです。
そんなある日、気が付きました。
「立って仕事すればいいんじゃね?」
僕が選んだのはタンスのゲンのガス圧式のスタンディングデスク120cmです。
タンスのゲンのガス圧式のスタンディングデスクを選んだ理由とか、実際に使ってみた感想とか、組み立ての様子をレビューします。
スタンディングデスクの何がいいの?タンスのゲンのスタンディングデスクってどうなの?どのスタンディングデスクにしようかなと悩んでいる方の参考になれば幸いです。
目次
タンスのゲンのガス圧式スタンディングデスクを選んだ理由
「立って仕事すればいいんじゃね?」と僕が気がついた時には、世の中の多くの人はすでに気がついていたみたいで、ものすごくたくさんの種類のスタンディングデスクがいろんなメーカーから出ていました。
いろいろありすぎて悩みましたが、タンスのゲンのガス圧式のスタンディングデスクを選んだポイントはこんな感じです。
※いちいちガス圧式と書いているのはタンスのゲンには電動のスタンディングデスクもあって、仕様が全然違うからです
高さが調節できるスタンディングデスク
高さが固定のスタンディングデスク、カウンターテーブルもたくさんあったのですが、せっかく買うなら自分の体のサイズにあった高さ、しっくり来る高さで作業をしたほうが効率が良さそうと思ったので、高さが調整できるスタンディングデスクにしました。
タンスのゲンのガス圧式のスタンディングデスクは70cm〜108cmの高さで調節できます。120cmを超える高さまで調節できるものもあったのですが、家にある棚の高さを測ってそこで作業をしてみて、180cmの僕にとっては108cmの高さがあれば十分だなーと。
ガス圧式のスタンディングデスク
ガス圧式というのは、オフィスの椅子みたいにシューーっとレバーひとつで高さを調節できるヤツのことです。高さの調節がハンドルぐるぐる回すタイプのものより楽そうだなと。
電動で高さを調節できるスタンディングデスクもたくさんあったのですが、座って仕事をする机は別にあるので、そんなに頻繁に上げ下げしないし、価格が高くなるし、壊れたら動かなくなるし、と僕にとっては電動を選ぶことにメリットをあまり感じられなかったのでガス圧式にしました。
テーブルの面積が広いスタンディングデスク
パソコンだけ置いて作業をするような小さなスタンディングデスクもありますが、僕は机の上に本やら資料やらノートやらごっちゃに置いて作業をするので、天板のサイズはわりと広めのものがいいのです。
タンスのゲンのガス圧式のスタンディングデスクには横幅が90cmのものと120cmのものがありますが、僕は120cmを選びました。奥行きは67.5cmと広々です。
あと、天板が手前の人が立つ位置が少しカーブになって凹んでいるのもいいかなーと。
価格が3万円くらいまでのスタンディングデスク
スタンディングデスクは高さが固定のものなら数千円からありますし、電動になると5万円を超えるものまで様々です。
予算は人それぞれだと思いますが、僕の場合は3万円くらいとしました。
頑丈なスタンディングデスク
僕は頑丈なのが好きです。調理器具とか、工具とか、嫁とか。
タンスのゲンのガス圧式のスタンディングデスクの耐荷重(乗せられる重さ)は100kgです。体重80kgの僕が寄りかかっても安心の耐荷重100kgなのです。
他のスタンディングデスクの耐荷重は30~40kgといったところでした。まあ、それで十分なんですけど、頑丈なのが好きなのです。
ただ頑丈な分、本体自体の重量が結構あります。組み立てのところでも書いていますが、重いので移動や組み立てがちょっと大変です。組み立てちゃえば本体の重さはかえって安定につながります。
タンスのゲンのガス圧式スタンディングデスクの使用感・レビュー
僕は身長が180cmです。で、スタンディングデスクの高さはMAXの108cmにして使っています。僕にとってちょうどいい高さなので、身長が180cm以上ある人はもしかしたら、もうちょっと高いほうがいい場合があるかもしれません。
Amazonのレビューで173cmの人がMAXの108cmで使っていて、もっと身長がある人には低いかもということを書いていたので、「ちょうどよい高さ」自体が人それぞれなんだと思います。
108cmの高さで使うとこんな感じです。
肘の高さがちょうどテーブルの高さになるので、楽ちんです。
MAXの108cm。左端に写っているこれまで使っていた机の高さが75cm。
ちなみに一番低くするとこんな感じです。高さは70cm。
ガス圧式の上げ下げってどうなの?
タンスのゲンのガス圧式のスタンディングテーブルのレビューで「ガス圧式のテーブルの上げ下げが固いとかうまくいかない」というのをよく見かけたので、僕もガス圧式の上げ下げがどんなものなのかが一番気になりました。
「新品時はガス圧が強いため高さを下げる時にやや固く感じる場合があります」 と説明書にも書かれていますが、確かに下げるときは固く、上げる時にはボンッと一気に上がります。
最初はびっくりしたのですが、ちょっと慣れればスムーズに上げ下げができるようになりました。
高さを調節するには、このレバーをグッとしっかりと引きます。
上げる時には上から抑えるようにしながら、レバーを引きます。下げる時には体重を乗せるようにしてレバーを引きます。
ガス圧式の上げ下げをしている動画です。まだ新しいので、上げる時に張り切って上がり過ぎちゃいますが、こんな感じに上げ下げができます。
【28秒の動画です】
天板のコード穴
天板にはコードを通す穴が空いています。
パカっと開けるとこんな感じです。
黒いところは柔らかいブラシのようになっていて、
実際にコードを通すとこんな感じになります。
壁にビッタリつけて使うならこのコードの穴は便利です。
移動は簡単
タンスのゲンのスタンディングデスクにはキャスターが脚の奥側についています。
ので、手前をちょっと持ち上げれば前後の移動は楽ちんです。
タンスのゲンのスタンディングデスクを買って使ってみた感想
このスタンディングデスクを買う前にスタンディングデスクってほんとに必要か?とか高さはどれくらいあればいいの?という疑問を解消するために、家にあるタンスや棚の上にパソコンを置いて立って仕事をしたりしていました。
が、全然違います。この広さ、安定感、ドンピシャの高さ、嫌なことが何一つありません。立って仕事をするのが、全然辛くなく、楽しいです。この記事ももちろん立って書いています。
買う前は使わなかったらどーしよーと自分で自分が心配でしたが、いらぬ心配でした。
ただ立っているだけなのに、座って仕事をしている時と比べるとダラダラした時間も減り、ちょっと片付けるとかちょっと本を取りに行くのも、これまでは「よっこいしょーいち」だったのがスッと動ける。
このまま立って仕事をすることを続けて、筋力もちょっとついて、腰痛や体の調子もいいほうに向かってくれるはず^_^
一つだけデメリットというか、気をつけたいのが、「組み立て」です。女性一人で組み立てるとなると、ちょっと大変かもしれません。下の組み立ての様子を参考にしてみてください。
その他は100点です。どれにしようかいろいろ悩んだけれど、タンスのゲンのスタンディングデスクを選んで正解でした。
タンスのゲンのガス圧式スタンディングデスクの組み立て
タンスのゲンのガス圧式スタンディングデスクの組み立ての様子です。
タンスのゲンのスタンディングデスクは天板とその他のパーツの2つの荷物で届きました。サイズ感的にはこんな感じです。(身長は180cm)
先にも書きましたが、タンスのゲンのガス圧式スタンディングデスク自体の重量は30kgあります。
僕の場合2階が設置場所でしたので、2階に持って上がり、組み立てるのは腰痛持ちの40代半ばのおっさんにとってもなかなか大変でした。ので、女性一人で組み立てるのは無理ではないと思いますが、それなりに大変だとは思います。
梱包を解くと、中にはいっているのはこんな感じです。
パーツもそれほど多いわけではありませんし、組み立て自体の工程は難しくありません。ただ重いんです。
ネジ。
ネジの数はまあまああります。付属の六角レンチを使って組み立てていきます。ガス圧のケーブルを天板に固定するためにはプラスのドライバーが必要になりますが、僕は固定しないことにしたので(後述)、他の工具は必要ありませんでした。
各パーツには番号がふられていて、左右のあるものはそれぞれ違う番号になっています。左右のないものは同じ番号がふられています。
重たいのは、天板と一番大きいデスクの根幹となるパーツです。その重い一番大きなパーツをこんな感じに立てて足のパーツを取り付けます。
この時にガス圧のケーブルを潰さないように穴のところに来るようにしてひっくり返します。僕は思いっきり潰してしまいました、、、最終的には問題なかったのですが(^_^;)
使うネジはBのネジ。Bのネジはリングを一緒にネジにつけて締めていきます。
こんな感じに六角レンチを使ってとめていきます。
いくつかのネジを締める時には、ひとつのネジを一気に最後まで強く締めずに、順番に少しずつ締めていくのがコツです。
足をつけたら、気をつけながらひっくり返します。
ひっくり返したら天板を止めるためのパーツを横に取り付けます。これは左右があるので、説明書の通りに取り付けます。
正面からみて右側に3番、左側に5番のパーツを取り付けます。使うのはAのネジです。
左右2箇所ずつしっかりとめます。取り付けるとこんな感じです。
天板のネジ穴をした、湾曲している方を手前にして、組み立てた脚の上に乗せます。このときもガス圧のケーブルを挟まないように真ん中の穴から出すように乗せます。
使うのは引き続きAのネジです。下に潜り込むようにして左右3箇所ずつの計6箇所をとめます。このときも一気に締めずに、全部のネジをゆる目に入れてから、ちょっとずつ締めていきます。
そして、油圧のレバーをCのネジで固定します。Cのネジはこれ。
穴に合わせて、しっかりと締めます。
残ったネジとプラスチックの部品は、ぷらんとしているガス圧のケーブルを天板の下に固定するためのものです。これだけはプラスドライバーを使って、天板に直接ねじ込む(もともとの穴は空いていない)ようになっています。
ぷらんとしたままでも、特に気にならなかったし、立って使うときはもちろん椅子に座って使っても足にかかることもなかったので、これはこのままにしておくことにしました。もちろん、ぷらぷらが気になる人はとめてください。
組立完成!と思って天板に手をついたら、なんかぐらぐら、、、天板のを止めるネジの締めが甘かったです(^_^;)しっかり締め直して、今度こそ完成!
最初にも書きましたが、それなりに結構大変でした。こういった作業は苦手ではないんですが、なにせ重いのと、あと狭い部屋で組んだのがいけなかった。
でも一度組み立てちゃえば、頑丈でとってもいいスタンディングデスクですよ。