人生で初めて、釣り竿の先端、穂先っていうんですかね?が折れたそーです。
釣り場に竿を持っていて、さて準備をしよーと思ったら折れていました。多分、どっかで竿を倒した時に先っぽが折れたんだと思います。
でも、ダイワやシマノの竿なら純正のパーツを取り寄せることもできるし、竿の修理ができる事は知っていたので、釣り竿を持って近所の釣具屋さんに持っていきました。
「一番先のパーツを買い換えなくちゃいけないから、ちょっとお金かかっちゃうかなー」と思っていたら、釣具屋の親切なおにーちゃんが「これならガイドを替えるだけでいけますよ!」と案内してくれたのが、ごそっと色んなサイズのガイドが置かれているコーナー。
釣り竿の先が折れた時の修理の仕方
釣具屋のおにーちゃんが親切にガイドのサイズと、ガイドの取り付け方を教えてくれたので、その通りに修理しました。
まず買ってきたのは、竿先に付けるトップのガイドと2番めのガイドです。釣具屋に持っていった竿に実際にはめながら選びました。
とトップのガイドを取り付けるホットグルーと呼ばれるライターで炙って使う固形の接着剤。
折れた竿の現状
今回竿先が折れちゃった竿は、初心者が買うべきはじめての竿の選び方でも紹介してるシマノの遠投用磯竿の3号 ランドメイト 3-450という竿です。
竿先のパーツを取り寄せて交換するのであれば、元々のトップガイドを外して使うこともできるみたいです。
が、今回は折れた竿先に、買ってきたトップガイドを取り付けるので、竿先の太さが元々のトップガイドのサイズより若干太いです。
ガイドを仮に取り付けてみる
今回、買ってきたトップガイドを折れた竿先に仮に取り付けてみました。
折れた竿先にそのままトップガイドを取り付けると、2番めのガイドまでの距離がどうしても短くなってしまいます。
ので、2番めガイドをちょっとだけ竿に通す穴が大きいガイドに交換します。
これでトップのガイドと2番めのガイドの間が広くなってバランスが良くなりました。
トップガイドが、折れた竿先に入りづらいようなら竿先を削ったり、ヤスリを掛けたりするようですが、今回はスポッと入ったので、接着するだけです。
トップガイドの接着
接着に使うのは、ホットグルー。実は100円ショップでも工作用のグルーガンで使うグルーが売っています。
100円ショップのものと違いがあるのかどうかは釣具屋のおにーちゃんも分からないと言っていましたが、このホットグルーは釣り具の修理用として売られているものです。
中の説明書には釣り竿の修理の仕方が書いています。
ホットグルーのキャップを開けるとこんな半透明のプラスチック?のようなものが入っています。
この先をライターで炙って溶かします。
溶かしたのを素早く竿先に付けて、
更に素早くトップガイドに差し込みます。
このホットグルーのいいところは、一回でうまく奥まで入らなかったり、向きが間違っていたりしても、炙れば何度でもやり直せるところです。これが瞬間接着剤など強固な接着剤だと失敗したらおしまいです。
今回も、何度か失敗してやり直しました。グルーでよかった^_^
2〜3分でしっかりと固まります。しっかり接着できたら、はみ出た部分を削り取ります。
カッターで、丁寧に削り取りました。竿に傷をつけないように慎重にはみ出たグルーだけを削ります。
完成!
折れた竿先を自分で修理してみて
今回のように、釣り竿の先端の方で折れた場合は、パーツを交換せず、ガイドを交換するだけで修理することができました。
接着剤もやり直しができるグルーを使って良かった!瞬間接着剤だったら、確実に失敗していました。。。
しかも、かかった費用はたった696円!
ホットグルーとライターがあれば、釣り場でも修理ができるので、グルーも釣り道具の中に組み込まれました^_^