「SONY NEX-6にマウントアダプタつけてオールドレンズ装着したよ」でも書いたけど、僕はデジカメに昔のフィルムカメラのレンズを着けて使っています。
カメラの玄人っていうわけでもなく、たまたま家に父親の古いフィルムカメラのレンズが転がっていたので、なんとなくこれ着けたら、カッチョイイな〜という完全に素人考えでオールドレンズを着けているわけです。
素人なので、オールドレンズを着けることで何がどうなるのかってことはさっぱり分かってない。で、写真に詳しい人(というかプロのカメラマン)に、前々から、疑問に思っていたことを訊いてみたので、忘れないうちに自分用まとめ。
フィルムカメラのレンズは、50mmが標準レンズと呼ばれています。標準レンズっていうのは、目で見た感じに近いからなんだそうですが、、、全然目で見た感じより狭いと思うんですけど。。。
まあ、それは置いといて、50mmより数字が小さいと、「広角レンズ」数字が大きいと「望遠レンズ」となります。
「広角レンズ」はその名の通り、広い画角で撮れるってことで、「望遠レンズ」は言い換えると「狭角レンズ」で、狭い画角で撮れるレンズってことです。
なんですけど、このフイルムカメラのレンズをデジタルカメラに着けると、この画角が大きく変わってくるんです。デジタルカメラのセンサーの大きさが関係してくるらしいんですが、まあ、難しいことは抜きにしまして、僕のカメラNEX−6のセンサーはAPS−Cっていうやつで、オールドレンズを着けますと単純に約1.5倍の数値になります。
僕が普段使ってるレンズです。左から50mmのレンズは75mmに、40mmは60mmに、28mmは42mmになるというわけです。
フィルムカメラでは「標準レンズ」の50mmをNEX6につけると75mmの「望遠レンズ」になるってことなんですね。で、広角レンズを着けると、まあほぼほぼ「標準レンズ」ってことになる。
僕は、お料理ブロガーなので、料理の写真を撮るんですが、料理写真の取り方の本に「望遠レンズ」で撮るのがいいって書いてあって、僕はNEX6にオールドレンズの80mmくらいを着けたんです。
そしたら、まー料理からすんごい離れないと撮れなくて、しかもすっごく画角が狭い。これのどこがいいの?って。
それもそのはず、80mmのレンズってことは、120mmってことですもんね、そりゃー望遠過ぎるでしょ。ってことだったのです。50mmのレンズだと75mmだから、料理を撮るのにはちょうどいい「望遠レンズ」ってことだったんだ!とすごく納得出来ました。
ちなみにオールドレンズを着けるカメラのセンサーが、マイクロフォーサーズ(M4/3)の場合は、倍です。50mmのレンズを着けると、100mmです。けっこうな望遠になっちゃいますね。
逆にセンサーがフルサイズなら、オールドレンズはそのままの数字で使えちゃいます。いいですね〜。
僕がオールドレンズを楽しんでいる理由の一つとして、オールドレンズはオークションで安く手に入るからです。もちろん、物によるんですけどね。僕はコニカのレンズなので、ライカはもちろん、ニコンとかに比べるとかなり安いんです。
こんなサイトも作ってみました。ヤフオクでオールドレンズをいかに安くゲットするか、とかについても書いています。
安いオールドレンズをミラーレスカメラ(NEX)につける