釣り用に手頃な大きさのクーラーボックスが欲しい。クーラーボックスとロッドスタンド(竿を立てるやつ)が欲しい。
せっかく釣りに行くのだから何本か竿を持っていきたいのです。
一本は仕掛けを投げといて、他の竿でサビキやったり、ルアーやったりしたいのです。でも、荷物はなるべく少なくしたい。
というわけで、手頃なサイズのクーラーボックスにロッドスタンドを取り付けようと思ったわけです。
目次
シマノ フィクセル ライト 22Lを選んだ理由
僕が買ったクーラーボックスはこれ。シマノのフィクセル ライトFIXEL Light。
みんな大好きイエローのクーラーボックス。たぶん、ほとんどの人がクーラーボックスは黄色を選ぶと思います。
えっ?違うの?
ま、色のことは置いておいて、僕がこのクーラーボックスを選んだ理由は、、、黄色かったらから。。。
と言うのは、ホントだけど、やっぱり置いといて。。。
クーラーボックスをサイズで選ぶ
クーラーボックスを買いう時に、まず考えるのがどのくらいのサイズのクーラーボックスにするかってことだと思います。
どんな風に、何を釣るのかによってある程度クーラーボックスの大きさは決まってきます。
【10Lくらい】 ラン&ガンといって、どんどん移動しながら釣りをするならこのくらいのクーラーボックスのサイズ
【20Lくらい】 堤防や磯などで置いて釣りをする。小物からある程度のサイズの魚までいけるので、初めてクーラーボックスにこのくらいのサイズのを選ぶ人が多い。船のアジ五目も、このサイズで大丈夫。
【30Lくらい】 けっこうデカイ。キャリーカート(のせてゴロゴロ運ぶやつ)がないと厳しい。この辺から船用なサイズ。
【40~50L】 船で大物を狙う時のクーラーボックスのサイズ。
【60L〜】 船で、シイラとかブリとかマグロとか超大物を狙うクーラーボックスのサイズ。
僕は堤防で釣りをすることが多いので、持ち運びがそれほど大変じゃないサイズで、中に飲み物とか食べ物も入れられるくらいのサイズということで、20Lくらいののサイズを選びました。
フィクセル ライトの20Lくらいのサイズとしては17Lと22Lがあります。クーラーボックスの見た目のサイズとフタを開けた中のサイズは想像していた以上に違います。釣具屋さんで中を覗いて22Lに決めました。
クーラーボックスの保冷力で選ぶ
クーラーボックスを釣具屋さんに見に行くと、同じくらいのサイズでも値段がぜんぜん違うモノがおいてあります。この値段の違いは何なんのかと言うと、クーラーボックスの性能すなわち保冷力です。
僕が買ったシマノのフィクセルというシリーズのクーラーボックスを例にしますと、
【フィクセル プレミアムFIXCEL PREMIUM】
6面真空パネル。クーラーボックス界の最高峰、泊りがけとかの遠征に行くなら。正直、これが必要な釣りをする人は世の中にそう多くはいないと思う。ってくらいのモノ。値段が目ン玉飛び出るほど高い、、、そして、重い。
【フィクセル リミテッドFIXCEL LIMITED】
3面真空パネル。プレミアムと性能的には大きく変わらないらしい。値段的にはプレミアムと比べるとだいぶこなれている感じ。このクラスが一般的なトップのクラス。
【フィクセル ベイシスFIXCEL BASIS】
発泡ウレタン。保冷力、価格ともにバランスの取れたクラス。1日釣りして帰ってくるだけなら十分過ぎる保冷力。
【フィクセル ライトFIXCEL LIGTE】
発泡スチロール。プラスチックのクーラーボックスの中はただの発泡スチロール。なので、保冷力は他のものと比べるとそれほど高くない。
こんな感じです。
僕が買ったのは、一番下のクラスのフィクセルライト。ネットでは”保冷力がない”とこれを褒める人はあまりいないけれど、僕にとってはこれで十分。
9月某日。この日は最高気温28℃のものすごくいい天気でした。
2Lのペットボトルに水を凍らせたものを入れ、早朝3時に家を出て、車で1時間半走って釣り場へ。お昼くらいに家に帰ってきて午後1時のクーラーボックス。行って帰ってきて10時間。
写真ではちょっと分かりづらいですが、8割くらいは氷が残っていました。
釣り場までの移動時間や、どんな釣をするのかにもよるのでしょうが、価格とクーラーボックス自体の重さ(シリーズ中でライトが一番軽い)、必要な性能、色でフィクセルライトを選択しました。
ロッドスタンドの取り付けで選ぶ
ロッドスタンド(竿立て)をクーラボックスに取り付けたい。というのも僕がクーラーボックスを選ぶ時の判断材料のひとつでした。
ロッドスタンドは、こーゆーのを買って、クーラーボックスに直接ネジで止めればいいんですけど、
▶クーラーボックスに穴を開けたくない(もう二度と元には戻せない)
▶プラスチックの板にただネジでとめるのが嫌だ(ネジ穴がバカになりそう、頑丈じゃなさそう)
▶一緒に竿掛けも欲しい(竿立て→使ってない竿を縦においておくところ。竿掛け→海に仕掛けを投げた竿を斜めにかけておくところ)
▶他のクーラーとも共用したい
などなどの理由で、タナハシのロッドスタンドをつけることを選択。
けっこうお値段するので、頭から血が出るくらい悩みました。
シマノのフィクセルシリーズの場合、”クーラーボックスに穴を開けない”というだけなら、クーラーベースというパーツを使えばできるはできるんですけど、他にも必要なパーツを全部買うと結局、同じくらいの金額になってしまいます。
同じくらいの金額になるのに、竿掛けは更に別に買わなくちゃいけないし、他のクーラーとも共有できない。ということで、思い切ってタナハシのロッドスタンドを購入。
前置きが長くなりましたが、タナハシのロッドスタンドはどのクーラーボックスに付くわけではないのです。タナハシのロッドスタンドが取り付けられるシマノのフィクセルのシリーズを選びました。
タナハシ ロッドスタンド クーラー用を取り付け方から徹底解説!
シマノ フィクセル ライト22Lを選んで
クーラーボックスに限らずなんですけど、釣り道具って必要以上にハイスペックな道具ってけっこうたくさんあります。
お金が有り余ってる人は”いっちゃんええやつ”買えばいいし、ほんとにハイスペックな道具が必要な釣りをしてる人はその違いが分かるのかもしれませんが、僕くらいのレベルだど、全くもって必要ありません。
堤防に行って、1日釣りをするのに必要な機能はフィクセル ライト22Lに十分備わっています。
ただ、めちゃくちゃ蜂が寄ってくるんですけど、海なのに。。。_| ̄|○
黄色だからか。。。
ちなみに、黄色のフィクセルライトは数年前の限定カラーなので、ネットでは売っていません。釣具屋さんに行って、売れ残っていればあるかも。