Kindleオーナーライブラリーを利用して、無料で読んだ初めての本。千円以上する本がタダで読めちゃうんだからすごい。恐るべしAmazonプライム。
あ、「ソース」は料理本ではありません。
「ソース」は言ってしまえば成功原則の本です。「ソース」の成功原則は”ワクワクすることをやれ。全部やれ”です。
ソースとは「ワクワクする源」のことで、ワクワクする事をすれば、無理にやる気を起こさせる必要なんて全くないですし、無理矢理にヤル気を出す必要があるのは、したくないことをしなければならないときだけだと著者のマイクさんは言っています。
そして、必死にヤル気を出してしたくないことをしている人は
”骨の髄まで疲れた体を毎日職場に運びながら、自己正当化を繰り返す”
のです。
いやいやいや、好きなことだけやってて飯が食えていけたら、苦労はしないよ。
そう言って、人は重い足を引きずりながら退屈な仕事に向かうのです。人は自分に能力があるかどうかをと心配しすぎています。好きなことをしていたら、十分な収入が得られないのではないかと、始める前から心配しています。
そんなこと言ったって、自分には家族もいるし、仕事で手一杯で時間がもないし、体力的にも金銭的にもそんなことをしてる余裕はないんだよ。
人生には問題はつきものだ。問題をなくす努力をするのは大切なことだが、問題が全部なくなることはない。だから、問題を解決してから自分の生きたいように生きようと考えていても、そんな日は永遠にやってこない。それよりも問題や障害物があろうが、自分の生きたいように生きるという態度(決意)が必要なのだ。問題があることを言い訳にして、やりたいことをしないまま生きるようなこをとするな
と書いちゃうと、けっこう無理なこと言ってるなーマイクさん、と思われちゃうかもしれません。が、内容的には実践しやすいです。
”起きている時間の九割は、仕事をすることと、仕事のストレスから回復することについやす”ことから抜けだして”大好きなことを仕事にしているので、仕事と遊びの区別がつかないほど仕事が楽しい”状態に向かうための一歩を踏み出す方法、思考について書かれています。
仕事がモーレツに楽しくない人はもちろん、なんか違うんだよなーと常々思っている人、自分の好きなコトやってるよ、でも、こっちに向かい続けて大丈夫かな〜という人(そー)向きの本。
”朝元気に目覚め、仕事が仕事と感じられないほど楽しく、一日があっという間に過ぎて、夜、満たされた気持ちで床につくこと”
を目指して、小さな一歩を踏み出させてくれるに違いない本。