ピザ窯の土台作りです。DIYで自作ピザ窯の作り方 土台作り1の続きです。

 先にピザ窯の土台の完成写真を。

ピザ窯土台モルタル37

 一応完成したピザ窯の土台です。この上にのせるモルタルの板も作りました。

 僕がピザ窯の土台を作ったところは写真のようにコンクリートの上なので、工程としましてはこんな感じでピザ窯の土台を作っていきました。

【ブロックの土台】
 コンクリートに穴を開ける
 ⇒鉄筋を立てる
 ⇒モルタルを練る
 ⇒ブロックを積んでいく

【モルタルの板】
 木材でモルタルを流す枠を作る
 ⇒モルタルを練る
 ⇒木枠に流して固める

 ではでは、ブロックの土台作りから。

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ピザ窯作り ブロックで土台を作る

コンクリートに鉄筋を立てる

 コンクリートの地面に鉄筋を立てたい。僕が参考にしているピザ窯・パン窯の作り方 の本にも載っていなかったので、どうするのがいいのか自分なりに調べた方法です。

 コンクリートの地面に穴を開けて、鉄筋アンカーと呼ばれる鉄筋にアンカー?が付いたものを打ち込みます

 これが鉄筋アンカーです。

ピザ窯土台モルタル06
 
 土台作り1でも書いていますが、太さ13mm長さ600mmの鉄筋アンカーです。ブロックを積んだときの縦の幅が190㎜なので、3段積むのに調度良い長さの鉄筋アンカーです。

 太さ13mmの鉄筋アンカーを刺すのに必要な穴の径は18mmです。18mmの径のドリルで穴を開けていきます。

ピザ窯土台購入5

 これを振動ドリルに取り付けて穴を開けていきます。この鉄筋アンカーに必要な穴の深さは60㎜です。なので、ドリルの先っちょから60㎜のところにテープで印をつけておきます。

ピザ窯土台モルタル13

これでいちいち穴の深さを量る手間が省けます。

 土台のブロックを仮置きしました。

ピザ窯土台モルタル04

 幅15cmと12㎝の重量ブロックを使い、両サイドは15cmのブロック(ピンク)で、奥と真ん中は12cmのブロック(オレンジ)です。

ピザ窯土台モルタル05

 ブロックの長さが39cmで、目地を取らないので計算上は、縦も横も39㎝+39㎝+12㎝=90㎝になる予定です。

 手前のブロックの横幅が90㎝になるようにメジャーで測ってブロックを調整しました。

 鉄筋を打つのは、この丸のところ。

ピザ窯土台モルタル05 2

 各ブロックに一箇所づつになるようにしました。これで、一応全部のブロックに鉄筋が入っていることになります。

 丸印の穴からコンクリートの地面に印を付けます。その辺に落ちていた鉄の杭みたいなのをガンガン打ち付けてコンクリの地面に印をつけました。ま、鉛筆とかでもいいんでしょうけど。

 それと、せっかくブロックを仮置きしたので、マスキングテープでブロックの位置に印をつけときました。

 振動ドリルで穴を開けていきます。

ピザ窯土台モルタル09

 もっとパワーのある工具なら違ったのかもしれませんが、けっこう大変。

 最初のうちは力まかせに上から押さえていたのですが、そうすると、ビット(振動ドリルにつけている先っちょのドリル)がすぐ緩んで外れてしまって、力もいるし、ビットも外れるしでなかなかうまくいきません。

 途中からは、加減して押し付けるようにして、時間を掛けて削っていくようなイメージでやるとうまくいきました。

 開けた穴です。ドリルのテープのところまで開けたので60mm、6㎝の深さです。

ピザ窯土台モルタル10

 この穴の中に、コンクリートの粉塵が入り込んでいるので、周りを掃きながら、ドリルを軽く刺して何度か回して中の粉塵をなるべく取り出しました。

ピザ窯土台モルタル07

 ここに鉄筋アンカーのこっち側を刺して、上からハンマーでゴチンゴチンと入らなくなるまで打っていきます。

ピザ窯土台モルタル11

 穴の角度が真っ直ぐでないと、鉄筋が曲がって斜めになってしまいますが、相当ひどくないかぎり、あんまり気にしなくても大丈夫です。

 しっかり鉄筋を打ち込んだあとに、ぐいぐいして、調整できました。一応なんとなく真っ直ぐには調整しておかないと、ブロック2段目、3段目の穴を通らなくなってしまします。

ピザ窯土台モルタル29


 なんとか、無事、鉄筋をコンクリの地面にぶっ刺す事ができました。周りを掃き掃きして、いよいよブロックをモルタルで積んでいきます。


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モルタルを練る

 ピザ窯の土台のブロックを積むモルタルを練ります。モルタルはセメントに砂を混ぜたものを水で練ったものですね。

 土台自体は高温にならないので、普通のモルタルでブロックを積んでいきます。

 モルタルはこのトロ船と呼ばれるプラスチックの箱で練ります。

ピザ窯土台モルタル18

 バケツでも練れますが、ピザ窯位のサイズになると、それなりの量のモルタルを使うので、ある程度の量が練れるトロ舟のようなものが欲しいところではあります。

 ちなみにこのトロ舟は80Lのものです。

 練るのに使うのは、こんなクワや

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 大きなスコップや小さなシャベル(ん?関西では逆か)です。先の角ばった”角スコップ”と呼ばれるものもモルタル練るのにやりやすい、と教えてもらいました。

 このモルタルを練るのってけっこう大変です。なので、練る道具もあんまりでっかくて重い物より、軽くて取り回しのいいもののほうが体の負担が少なくて済むかと。

 砂とセメントです。

ピザ窯土台モルタル20

 砂の袋に書いてありますが、

ピザ窯土台モルタル20

 セメント1袋に、砂3袋、水9Lが基本のようです。この量をいっぺんに練るのは大変だし、どんどん乾いてくると困るので、とりあえずセメント半分で練ります。

 セメント半袋と砂1袋半です。

ピザ窯土台モルタル21

 これをまず、水を入れる前にクワやスコップでしっかりと混ぜあわせます。

ピザ窯土台モルタル35

 トロ舟の角のところは小さなシャベルを使って、セメントの粉の残りがないように混ぜます。

 しっかり混ぜたら、水を入れていきます。4.5Lなのですが、適当に入れちゃいます。固さを見て少しずつ後で調整します。

ピザ窯土台モルタル22

 これまた、クワ、スコップ、シャベルなんかを使ってしっかり練っていきます。全体に水が行き渡るように、バサバサした感じなら水を足します。

 最初はホースにシャワーヘッドをつけたもので全体に水をまわしかけて、あとの調整はジョウロで水を入れました。

 トロ舟でモルタルを練るときにトロ舟の片側に木材とかを挟んでちょっと傾けてやると、一方向に水が流れるのでやりやすいです。

ピザ窯土台モルタル27

 下の方から掻き上げて、混ぜるようにして、トロ舟の角もしっかりと混ぜます。

 モルタルの練り上がりです。

ピザ窯土台モルタル23

 僕がイメージしていたより、固いというか、ぼそっとした感じ。

 水が少ないと接着が悪そうだし、多いとブロックを積んだときに重さですごく沈んでしまいそう、いい感じの水分量にしたいところです。
 が、これまた僕がイメージしてたよりは、アバウトな感じでも大丈夫そう。

モルタルでブロックを積む

 とりあえず、コテで練ったモルタルを置いていきます。

ピザ窯土台モルタル17

 コテです。ピザ窯作りでブロックとレンガを積む用に左の三角のコテを新しく買いました。ブロックゴテと言うそう。
 ホームセンターで751円の値札がついていたのですが、サビサビだったので、300円でいいよ!とおマケしてくれました。

 ブロックゴテ 300円

 ブロックの印にそってモルタルを置いて、

ピザ窯土台モルタル30

 その上にブロックを乗せ、全体を押さえたら

ピザ窯土台モルタル31

 水平と垂直をとります。タオルを当ててハンマーでコンコンしながら、やりました。

ピザ窯土台モルタル32

 水平と垂直をとったら(結構時間がかかりました)、ブロックの穴にモルタルを詰めていきます。

ピザ窯土台モルタル33

 モルタルをれて、シャベルでシャコシャコ突くようにして空気を抜くと結構なモルタルが入っていきます。

 今回は鉄筋の入っているところと、ブロック同士のつなぎ目の穴にだけモルタルを詰めていきました。

 2段目、3段目も同じようにモルタルをのっけた上にブロックを置いて、水平、垂直をとる、を繰り返します。

ピザ窯土台モルタル36

 あ、写真はないのですが、ブロックを1段のせて水平と垂直をとったら、はみ出たモルタルをコテでとって、少ないところに詰めて濡らしたスポンジで目地を拭いて軽く整えました。

 最後の3段目は、上からモルタルの板をのせるので、なるべく接地面を多くするべく全部の穴にモルタルを詰めることにしました。

ピザ窯土台モルタル38

 真ん中の穴4つが残っていますが、練ったモルタルがなくなったので、とりあえずここで終了にしました。

 次にモルタルの板を乗っけるときに一緒に埋めることにします。

 このブロックを積むのに使ったモルタルの量はセメント1袋半、砂4袋半でした。

ピザ窯の土台にのせる天板を作る

 ピザ窯の土台の上にのせる天版は、ピザ窯の本によると”万年塀”(コンクリートの板で鉄筋コンクリートの柱の間にはめ込んで塀にするもの)をカットして使っていたり、”盆栽棚”と呼ばれるコンクリートの板を使っていたのですが、僕が行ったホームセンターでは取り扱いがなく、やむなく自分でモルタルを流して作ることに。

 土台にのせる天版も直接火が当たる部分ではないので、普通のモルタルを使います。

木材で天板用の枠を作る

 土台の大きさは900㎜×900mmなのですが、モルタルで900mm×900mmの板を作ったら、重すぎて運べなさそうだし、強度的にもどうなのかと思いまして、450㎜×900㎜の板を2枚作ることにしました。

 用意したのはイエローコンパネ一枚と、48㎜×24㎜の角材、1×3(ワンバイスリー)の板

ピザ窯土台モルタル14

 ホームセンターで角材は900mmでカットしてもらい、1×3の板は1150mmでカットしてもらいました。

 コンパネは、もっと安いのがあったのですが、イエローコンパネはモルタルが剥がれやすく、焼床の板を作るときに表面がツルッとしていたほうがいいかなと思いイエローコンパネに。

 コンパネは幅が900㎜なので、900㎜の角材を450mmの幅になるように木ねじで止め、その両サイドを1×3の板で押さえるようにして木枠をつくりました。

 ま、要するに内側が900㎜×450mmになるような枠がふたつ出来ればいいわけです。高さは角材の高さ48㎜です。

 こんな感じにできました。

ピザ窯土台モルタル15

 イエローコンパネの残りは焼床の枠を作るときに使います。

 このサイズでも、強度が不安だったので、モルタルの中にワイヤーメッシュを入れることにしました。

ピザ窯土台モルタル16

 ワイヤーメッシュはこんなやつです。

ピザ窯土台モルタル01

 ホームセンターでワイヤーメッシュのカットを頼んだら、これを使って勝手に切ってと言われたので、

ピザ窯土台モルタル03

 こんな感じに900㎜×450mmより一回り小さくなるように850㎜×400㎜くらいの感じでアバウトに勝手に切りました。

ピザ窯土台モルタル02

 イエローコンパネ     1520円
 24×48×3985㎜角材   350円
 ホワイトウッド 1×3 6ft 696円
 ワイヤーメッシュ      350円
 木材カット代  @30円×4 120円

 で、モルタルを練ってこの枠の中に流します。

 実際には、こっちの天板のほうが乾くのに時間がかかりそうだったので、ブロックを積むのより先にこっちの作業をしました。

 上のブロックを積んでいるモルタルを練る要領でモルタルを練って、枠に入れます。

ピザ窯土台モルタル24

 半分の高さ位の量のモルタルを入れたら、角にもしっかり入るようにコテで均して、ワイヤーメッシュを枠に当たらないように入れます。

ピザ窯土台モルタル25

 上からもモルタルを入れて表面を均します。均したら、木枠をコンコン叩いて、中の空気を抜きます。

ピザ窯土台モルタル26

 もう片方も同じようにしてモルタル、ワイヤーメッシュ、モルタルの順に入れていきます。でコンコンします。

ピザ窯土台モルタル28

 最初に木枠に入れた時にはボソッとした感じのモルタルに見えましたが、均していると含んでいる水分が出てきてテロっとした感じになりました。

 ピザ窯の土台の天板用のモルタルは、セメント1袋に砂3袋でちょっと残るくらいでした。

 これであとは乾くまで放置します。2,3日で乾くみたいですが、一週間くらい置いたほうがよりしっかりと固まるみたいです。

 この日から天気が崩れるようだったので、モルタルの表面が乾いたら雨に濡れないようにブルーシートを掛けておきました。

 これで天板の出来上がり!のはず。

 あとは天版をブロックの上に固定すれば土台は完成!のはず。

⇒DIYで自作ピザ窯の作り方 土台作り3
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