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 前回の個人でネットショップを開業するならBASE一択!で書いたような理由でBASEでネットショップを始めることにしたそーです。

 僕がBASEでネットショップをはじめることにした大きな理由の一つに”BASEは独自ドメインで運用できる”というのがあります。

 僕はネットのショップで使う独自ドメインを取得して、BASEにも登録して、さて、独自ドメインの設定をしようと、、、、、、

 えっ?!

 独自ドメイン使えるって、、、?こーゆーこと?、、、、サブドメインつきじゃないと使えないの?



BASEでの独自ドメイン設定の衝撃の事実

 BASEで独自ドメインを設定しようとしたら、衝撃の事実が、、、

 Base

 ”サブドメインのないドメインについてはご利用いただけません(wwwについてはご利用いただけます)”だって。

 どういうことかって言いますと、例えばitiho.comというドメインを取ってネットショップを始めようと思ったんだけど、○○○.itiho.comじゃないと設定できないよ、ということです。

www.itiho.com
shop.itiho.com
base.itiho.com

などなど、○○○のとこは好きにしていいけど、○○○のつかない「itiho.com」だけというのは設定できないよ、と。

 マジで?せっかく無い頭で、引っ越してもドメインを引き継げるように考えたのに。。。

 ここで、どうするか悩みました。サブドメインでしか運用できないなら、BASEはきっぱりやめてitiho.comで運用できるところでネットショップを開設するか、それともこのままBASEでサブドメインで運用するか。

と悩んでいたら、あるサイトで解決策のようなものを見つけました。

BASEでちゃんと独自ドメインで運用する

 まず、BASEではせっかく取得した独自ドメインitiho.com(例)も、www.itiho.comとかshop.itiho.comとかサブドメインでしか運用ができません。

 で、itiho.comでアクセスしようとすると”そのページは存在しません”ということになってしまいます。

 URLを直接入れることはそんなに無いとは思うけど、やっぱりitiho.comでも自分のショップにアクセスできるようにしておきたい。

で、解決策として見つけたのが、
【BASEを独自ドメインで運用】メールも使っちゃいましょう with Xserver(エックスサーバー)編

 このサイトでは、BASEでネットショップをやる時に

自分のオリジナルのドメイン(独自ドメイン.com)で運用する
 itiho.comからwww.itiho.comにリダイレクトすることで、itiho.comにアクセスするとBASEのショップページにたどり着くようにする

ということについて書かれています。(オリジナルドメインのメールアドレスの設定についても書かれていますが、ここではスルーします)

 そうそう!これこれっ!これで問題が解決する!と興奮気味に作業に取り掛かりました。

 結果、、、あれっ?おっかしーなー?できない。。。

 もう一度サイトを良く読むと、https://itiho.comからhttps://www.itiho.comへのリダイレクトでした。。。

 “http””https”は”s”が付いてるか付いてないかだけだけど、違うみたいです。

httpsとhttpの違い、SSLとは

ssl

 httpsって何?よく分かんなかったので、調べてざっくりまとめました。

 まず、SSLとは何かってところから。SSLというのは、クレジットカードをはじめとする個人情報を暗号化して送受信する仕組みです。

で次に、httpsとは何ぞやということに。

 BASEのサイトはhttpsで運用されています。

Base1

 ”https”で始まるURLで運用されているサイトはSSL化されている。つまり、個人情報を暗号化してやりとりができる安全なサイトですよ、ということです。

 これに対して、このブログ(いち歩)のようにhttpで運営されているサイトは、

Base2

 SSL化されていないということです。

 このサイトは特に個人情報のやりとりをすることもありません。誰に見られても困ることのない内容のコメントのやり取りくらいです。

 ネットショップなど、個人情報をやり取りするようなサイトは、SSL化して、httpsにしなくちゃいけないんだよ、ということらしい。

 僕が取ったドメインはSSL化していないので、参考にしたサイトのコードそのままじゃ、リダイレクトされなかったのです。

SSL化してリダイレクト、しないでリダイレクト

 ここで、ふたつの選択肢ができました。

独自ドメインをSSL化して、https://itiho.comからhttps://itiho.comにリダイレクトする

SSL化しないで、http://itiho.comからhttp://www.itiho.comにリダイレクトして、更にhttp://www.itiho.comからhttps://www.itiho.comにリダイレクトする。

 うん、自分でも書いててよく分かんない。

 SSL化して、一回リダイレクトするか、SSL化せずに二回リダイレクトするか。

 さて、どうするか。。。

 とりあえず、②を選択することにしました。SSL化は必要に迫られた時にすることにすることに。

 httpからhttpsにすることでURLの評価が下がったりするのかな、と心配していたことも大丈夫そうだし。

HTTPS移行でPageRank喪失は起こらない、たとえ302リダイレクトであっても

独自ドメインからBASEのサブドメインにリダイレクトする

 さて、独自ドメインのURL、http://itiho.comからhttps://www.itiho.comへリダイレクトします。

 【今回の僕の環境、条件】

ムームードメインで独自ドメインを取得
エックスサーバーでサーバーをレンタルしている
BASEに登録して、ショップページを作っている

ムームードメインでネームサーバの設定を変更する

独自ドメインでBASEを運用しようと決めたなら、何はなくとも独自ドメインを取って、ネームサーバの設定をしてください。

 ネームサーバの設定が反映されるまでに時間がかかることがあるからです。数時間ですぐ反映される時もありますが、1日2日かかる時もあるので。

 ムームードメインにログイン⇒取得した独自ドメインを選択⇒ネームサーバ設定変更⇒取得したドメインで使用する※上級者向けを選択⇒ネームサーバーを書き換える⇒ネームサーバ設定変更
 
BASE3

 ネームサーバー1から5までを”ns1.xserver.jp“それぞれ数字を1〜5にして書いたら、ネームサーバ設定変更をクリック。

 これで、ドメインの方の設定は終了。

BASEで独自ドメインを設定する

 BASEで使う独自ドメインを取ったら、さっそくBASEに設定します。

 BASEにログインして、Appsをクリック。

BASE4

 BASE Appsのページから、独自ドメインのアプリを選択します。

BASE5

 インストール

BASE6

 インストールが終わったら、サブドメイン付きのドメインを入力します。www.独自ドメイン.com

BASE7

 保存するをクリックしたら、これでショップのURLがwwwつきの独自ドメインになりました。

BASE8

 右上のマイショップへからチェック。

エックスサーバーでリダイレクトの設定

 まずは、取得したドメインを設定します。

 エックスサーバーにログイン⇒ドメイン設定⇒ドメインの追加設定⇒ドメインを入力⇒ドメインの追加(確認)
ドメイン設定 – マニュアル

 ドメインを設定したら、今度はリダイレクトの設定をします。

 左下の設定対象ドメインから、ネットショップに使うドメインを選択して設定するをクリック。

BASE9

 そのドメインの管理画面のトップページから.htaccess編集をクリック

BASE10

 .htaccess編集をクリック

BASE11

 .htaccessの編集画面になるので、そこに以下のコードを足します。

BASE12

 今回はサンプルとしてitiho.comで書いているので、その部分は自分のドメインに書き換えます。2箇所です。

[php]
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^itiho\.com
RewriteCond %{SERVER_PORT} 80
RewriteRule ^(.*)$ http://www.itiho.com/$1 [R=301,L]
RewriteCond %{SERVER_PORT} 80
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
[/php]

 例えば独自ドメインが、abcdefg.netだとしたら、2行目はのところは^abcdefg\.netに置き換えます。
 4行目はwww.abcdefg.netのように書き換えます。

 入れたら.htaccessを編集する(確認)をクリック。

BASE13

 .htaccessを編集する(確定)をクリック。

BASE14

 これで、.htaccessの編集は終了。リダイレクトできるようになったはず。

 BASE15

DNSレコード設定をする

 DNSレコードを設定して、www.独自ドメイン.comをBASEのページに割り当てます。

 エックスサーバーの管理画面からDNSレコードを設定をクリック。

BASE16

 DNSレコードの一覧をクリック。

BASE17

 www.独自ドメイン.comのところの変更をクリック。

BASE18

 種別CNAMEを選択して、内容をそれまでの数字からcname.thebase.inに書き換えて、DNSレコードの変更(確認)をクリック。

BASE19

DNSレコードの変更(確定)をクリック。

BASE20

 DNSレコードの変更ができました。これで、オリジナルの独自ドメインでもBASEのショップが表示されるようになるはずです。

 表示されない時はブラウザのキャッシュを削除してみてください。

 BASEのショップのURLはhttps://www.独自ドメイン.comですけど、やっぱり、サブドメインなしの独自ドメイン.comでもショップが表示されたほうがいいですよね。

 どーでもいーっちゃ、どーでもいいのかもしれないけれど、気になったので調べて、なんとか思っていたような感じの設定ができました。

BASE

ムームードメイン

エックスサーバー